どうして自分は平凡な人生が歩めないのだろうかと不思議に思う。
平凡で、普通の人生。
今でも普通かもしれないけど、自分からしたら絶対普通じゃない。
普通の人間が、自分の人生を捨てて(やりたくもない)在宅介護なんてしないさ。
学生時代からそうだったけど、辛いことばかりだった。
社会人になり、世界が少し広がって楽しいことや幸せと感じることもあったけど、
それらも結末的にはハッピーなエンディングにはならなかった。
むしろバッドエンド、またはそれに近いものばかりだった。
先日、自宅に訪問した母のケアマネさん。
左手薬指に指輪をはめていた。どうやら入籍したらしい。
おめでとうございます。
自分は他人の幸せをやっかむようなケチな野郎ではない。
でも、ふと思うのさ。
どうして自分には幸せがやって来ないのだろうか、と。
40も半ばになれば、幸せなんてやって来ないことは覚悟しているけど、
それでも一個ぐらいは幸せなことがあってもいいじゃん。
それとも自分が感じないだけで、すでに幸せの恩恵に預かっているのか。。。。
明日はまたやってくる。
でも、明るくない明日へ向かうのはかなり骨の折れる作業だ。