ジュンペイブログ

2010年、職業訓練を経て転職したばかりだった当時26歳の俺が、
何となく始めた自己満足ブログ。

高千穂神社と天岩戸神社

2011-05-22 21:46:00 | 旅行
高千穂峡を見た後は、
高千穂八十八社の総社でパワースポットでも有名な高千穂神社に来ました。



これまでの俺はパワースポットなんて言われてもピンときていなかったけれど、
緑深い境内に入ると奥から不思議な力が感じられるような気が!



雰囲気のある階段を上がると本殿が。



古事記や日本書紀などで天孫降臨の地とされている高千穂で、
平安時代から1200年以上の歴史を持つ神社なだけあり、
荘厳さと奥ゆかしさが感じられました!



周りには夫婦杉や秩父杉などの巨木が何本も生えていて存在感がありました。



ここでもおみくじを引いてみたけれど、
正月の大吉から太宰府の吉ときて、
今度は末吉だったので無かったことに…。

お土産に御神木で作ったというお守りを買ったので、
運気が上がることに期待します。

高千穂神社を出たところでタクシーのオジさんに迎えに来てもらい、
高千穂で最後に行っておきたかった天岩戸神社へ向かいました。

天岩戸神社の駐車場も混んでいたけれど、
俺達はタクシーのオジさんのおかげで先に降りて見に行くことが出来ました!



天岩戸伝説でアマテラスが隠れたという天岩戸が祀られた神社で、
俺達が来たのは西本宮の方だったみたい。



西本宮にある神楽殿は雰囲気があったな。



しかし、俺達がここに来て見たかったのは、
神社を出て先へ進んだ場所にある天安河原でした。



ここでも渓谷の川沿いを歩いて行くことに。



しばらく川の上流へ向かって歩くと、
河原に石が積まれている場所に出ました。



そして、大きな洞窟の中に鳥居と社がある光景が広がっていたのだけど、
ここが凄かった!



天岩戸伝説で隠れたアマテラスを何とかしようと八百万の神々が相談した場所で、
神秘的な雰囲気がビンビン感じられて本当に感動した!!



おびただしい数の石積みがあり、
不気味で怖いくらいでした。



まさにパワースポットだったな~。



結果的に高千穂は、
今回の旅行で来て良かったと一番思えた場所でした!

高千穂峡

2011-05-20 22:24:00 | 旅行
貸し切り状態のタクシーで熊本から阿蘇を抜けて高千穂まで来ると、
傘が必要なくらいの雨になっていました…。

しかし、高千穂は神話や伝説にまつわる場所が多い神秘的な里なので、
雨が降っていても雰囲気が出て悪くはありませんでした。

この頃にはもうお昼を過ぎていたので、
食事が出来る場所を探すことにしました。

道の駅と間違えて寄ったのは、
トンネルの駅という場所でした。



旧国鉄時代に未完成だったトンネルで、
今は焼酎の貯蔵庫として利用していました。



トンネルの駅では食事が出来る場所は無くなっていたけれど、
焼酎などの試飲が出来るコーナーがありました!



レンタカーが運転手付きのタクシーになって本当に良かった~。

高千穂には思っていた以上に観光客が来ていたようで、
道の駅も駐車場がいっぱいで入れなかったので、
先に名勝・天然記念物の高千穂峡へ行くことにしました。

しかし、俺達は高千穂のことは全く下調べをしていなくて、
カーナビを使いこなせていないタクシーのオジさんも道を迷い出したので、
途中で降りてバスに乗ってみることに。

何とか高千穂峡に辿り着いたけれど、
そのまま高千穂神社にも歩いて行った方が良さそうなので、
タクシーのオジさんにはどこかで時間を潰してもらうことにして、
俺達はとりあえず食事にしました。



高千穂牛というのがブランドになっているようなので、
食堂に入って高千穂牛定食(1,600円)を注文してみました。



ところが、定食を運んできた店員のババァが
俺のお肉を目の前で一切れ落としやがった!

そのババァは謝りもせずにそのまま行ってしまい、
その後は何のフォローも無し…。

W会は同じ定食を一切れ多く食べているし、
値段も高いのに俺はいくら損をしているんだよ!?

会計時に文句を言って値引かせようかと思ったけれど、
せっかくの旅行に汚点を残したくはなかったので、
大人な俺は我慢することに…。

全く美味しくなかった食事を終えて、
俺は機嫌が悪いまま高千穂峡を見て歩くことになりました。

本当はボートに乗って下から見てみたかったのだけど、
待ち時間が長かったので諦めました。



それでも、日本の滝百選に選ばれている真名井の滝もあり、
上から見てもかなり良かった!



真名井の滝はおのころ池から流れ落ちているようで、
池の中にある小さなおのころ島は神話にも出ているのだとか。



おのころ池の上の岩肌には、
スサノオノミコトが残したという月形が。



高千穂峡を流れる五ヶ瀬川に沿って遊歩道があり、
ここを進んで上に行くと高千穂神社へ行けました。



高千穂峡は、太古の昔に阿蘇山から噴出した溶岩が五ヶ瀬川に沿って流れ出し、
急激に冷却された後に侵食されて出来た渓谷なんだそうです。



自然が長い年月をかけて生んだ絶景に感動!

伝説になっている鬼八の力石などを見ながら先へ進み、
高千穂峡で一番狭い場所にある槍飛橋を渡ると、
大正の石の橋・昭和の鉄の橋・
平成のコンクリートの橋の3つが渓谷に架かっている光景が広がっていました。



歩いて鉄の橋の高千穂大橋の上まで来たけれど、
先にちゃんと下調べをしていたら高千穂神社から下っていたのに…。



高千穂のスピリチュアルなパワーのおかげか、
俺の高千穂牛定食での怒りもいつの間にか消えていました。

阿蘇

2011-05-19 13:18:24 | 旅行
九州旅行の4日目はW会と一緒に熊本へ行き、
レンタカーで阿蘇と高千穂を見て回ることになっていました。

本当は俺は、阿蘇の後は九重と別府・湯布院辺りに行きたかったのだけど、
W会が行きたがっていた高千穂も良さそうだったので譲ることにしました。

この日も結構厳しいスケジュールになりそうだったので早朝に出発することになり、
前日までの疲れがかなり溜まっていた俺は起きられるかどうか不安だったけれど、
W会の地鳴りのようなイビキのおかげで苦労せずに起きることが出来ました。

俺が一番晴れて欲しかったこの日の天気は、
晴れた前日からまた下り坂になるようで、
朝から怪しい雲行き…。

熊本までは、博多駅から今年の3月に全線開業したばかりの九州新幹線に乗って移動!



この日の朝食の駅弁は、
西郷丼(1,050円)というのを買ってみました。



甘い味付けの角煮がのっていて美味しかったけれど、
どの辺りが西郷隆盛に関係あるのだろう?

そして、1時間も経たない内に熊本駅に到着し、
W会が予約してくれた街中のレンタカー屋に向かいました。



熊本市内の移動も路面電車が便利でした。



レンタカー屋に来ると何やらゴタゴタした様子なのが気になり、
話を聞くと連休中の利用客に対しての車の数が用意出来なかったのだとか!

俺達にも代わりに用意したタクシーを使ってもらえないかと聞いてきたので、
自分で運転したかった俺は最初は嫌だったけれど、
よくよく話を聞いたら燃料代を払わずに済むようで、
基本料金だけで運転手も付いてかなりお得だったので快諾しました。

運転手のオジさんもとても良い人で熊本のことをいろいろと教えてくれたので、
運転をする必要が無くなった俺達は後ろでお酒を飲みながら聞いていました。

しかし、阿蘇に近付いても霧がかかっていて全く山が見えず、
しまいには小雨が降ったり止んだりも…。

俺のテンションが完全に下がったまま、
一気に火口まで行ってしまいました。

中岳第一火口は、
ガスや風向きの状態が悪ければ見れないことも多いらしいのだけど、
この日は一番安全な青ランプが点灯していて一安心。



白い噴煙が上がる活動中の火口は、
思っていた以上に近付けたので迫力があって感動!



火口の中は、イメージと違って温泉のようになっていました。



火口の周りには非常時の避難壕が。



活動している第一火口を含めて7つの火口があるようで、
ダイナミックで荒涼とした景観が広がっていました。



とりあえず火口が見れただけでも良かったかな~。



火口を見た後は、
雄大な風景に期待していた草千里ヶ浜でも車を停めてもらいました。



しかし、写真で見た美しい草原の風景は無く、
どうやら今が一番汚く見える時季らしい…。



この後は、宮崎県の北端にある高千穂へ向かい、
途中でタクシーのオジさんがオススメしていた白川水源に寄ることになりました。

南阿蘇にある白川水源の湧水は日本名水百選に選ばれていて、
過去に「日本一おいしい水」として紹介されたこともあるらしく、
九州各地からたくさんの人がわざわざ水を汲みに来ているのだとか。

白川吉見神社の境内を進むと水源がありました。



入るのに100円を取られ、
少しだけ飲んでみたけれどぬるくて美味しくなかった…。



毎分60トンもの水が湧いているらしく、
砂を吹き上げる様子が分かるとのことだったけれど、
雨が降り出していたのでよく分からなかったな。



ここはイマイチだったけれど、
教えてくれたタクシーのオジさんには良かったと言っておきました。

浦上と夜の中洲

2011-05-17 22:32:00 | 旅行
17時を過ぎた頃、
長崎の原爆の爆心地となった浦上に着きました。

広島と比べると印象が薄いけれど、
長崎も原爆の被災地なんだよな。

まずは閉館時間になる前に、
急いで長崎原爆資料館へ。



ここに入る直前にデジカメのレンズが急に動かなくなり、
じっくりと展示を見るどころではなくなってしまったけれど、
原爆が投下された1945年8月9日11時2分で壊れて止まった時計など、
印象に残る展示が数多くありました。

見るのが辛くなるような遺品や写真もあり、
現在の世界の核兵器の保有数を知って改めて恐ろしくなってしまった…。

長崎原爆資料館の後は、
静寂で幻想的な祈りの空間だった追悼平和祈念館を見て行きました。

デジカメは壁に叩きつけたら直りました!

長崎原爆資料館を出てすぐの場所に、
原爆落下中心地碑がありました。



ここの上空約500メートルで炸裂したのだということです。

そして、有名な平和祈念像がある平和公園へ。



入口の階段を上ると、
平和の泉の噴水の向こうに平和祈念像が見えました!



平和の泉は、水を求めながら亡くなった犠牲者への追悼の為に造られたのだそうです。

他にも平和を願うモニュメントが多数ありました。



平和祈念像は、右手が原爆で左手が平和を表わしているらしい。



かつて原爆に被災した浦上天主堂は、
この日はもう遅いので平和公園の横の丘から眺めて終了。



今回は結構無理矢理だったけれど、
これで長崎市内は大体見ることが出来て満足!

本当はもっとゆっくり見て回れれば良いんだけどな~。

長崎駅まで戻ってお土産に文明堂総本店のカステラ巻を買い、
JRの特急のかもめに乗って博多へ。

21時頃に博多駅に着き、
仕事終わりのW会との夕食の為に歩いて中洲へ向かいました。

福岡といえば屋台!



川沿いにたくさんの屋台が並び、
翌日に博多どんたくがあったせいか普段よりも人が多かったみたい。



しかし、屋台は当たり外れが大きいらしいので、
結局は無難な居酒屋でもつ鍋に。



この日のもつ鍋はイマイチだったかな~。

屋台で一口餃子でも食べたいところだったけれど、
かなりの疲労の上に酔いが回ってしまったので諦めることに…。

福岡の歓楽街で、札幌でのすすきのに当たる中洲の風景。



とても密度の濃い一日でした。

風頭・亀山

2011-05-16 22:34:14 | 旅行
長崎といえば坂本龍馬のゆかりの地としても有名なので、
全然知識が無い俺も坂本龍馬之像は一応見ておきたいと思いました。

坂本龍馬之像がある風頭公園は山の上にあり、
亀山社中などを見ながら龍馬通りを上って行くことになるのだけど、
バスで頂上まで行ってから下った方が良いとの助言を受けていたのでそうすることに。

適当に路面電車で正覚寺下駅まで行き、
風頭山行きのバスで坂にゴチャゴチャと家が建ち並ぶ風景を楽しみながら上へ。

終点の風頭山で降り、
そこから少し歩いたら風頭公園がありました。



前日の夜に生誕地の碑を見ていた、
坂本龍馬の写真を撮った上野彦馬の墓が…。



そして、墓からすぐの見晴らしの良い場所に坂本龍馬之像があったぜよ!



結構来るのが大変な場所なので感動があったがね~。

龍馬が見つめる長崎の風景もやっぱり黄砂で霞んでいた…。



くそー中国めッ!

風頭公園を出て龍馬通りへ向かうと、
手作りの龍馬の看板がいくつも見られました。



普通に来たらこの長い階段を上っていたので、
バスで頂上まで行って正解だったな~。



坂を下って行くと、若宮稲荷神社が見えてきました。



境内にある小さな坂本龍馬之像は、
風頭公園の像の原型になったのだとか。



近くには市民グループが運営している亀山社中資料展示場があったので、
少しだけ覗いてみました。



龍馬グッズは何か欲しかったのだけど、
ちょうど良いのが見つからなかった…。

亀山社中のすぐ近くまで来ると、
記念撮影の行列が出来ていた龍馬のぶーつ像を発見。



靴を履いたままでも足が入るようになっていました。

そして、坂本龍馬が設立した日本初の会社である亀山社中の跡に来ました。



しかし、記念館は結構な行列が出来ていたので、
そんなに興味がある訳でもない俺は面倒になり先へ。

若宮稲荷神社の70近くの鳥居が並ぶ石段を下ってみました。



下まで来ると、いくつもの寺院が並ぶ場所に龍馬通りの上り口がありました。



この後は、もう夕方になっていたけれど路面電車の公会堂前駅まで行き、
平和公園がある浦上方面へ向かいました。