ジュンペイブログ

2010年、職業訓練を経て転職したばかりだった当時26歳の俺が、
何となく始めた自己満足ブログ。

首里城

2016-06-28 03:40:12 | 旅行
沖縄本島の中部をドライブしていた俺は、
この日の内に首里城を見ておきたかったので、
国道329号線を走って那覇市まで戻りました。

17時頃に首里城公園に到着。

首里城公園の地下にある大きな駐車場に車を停めて、
まずは入場締切が17時半までになっている隣の玉陵(たまうどぅん)を見に行きました。

ここも世界遺産で、
観覧料の300円を払って入りました。



琉球王国最大の墓で、
歴代の国王が眠っているとのこと。

異国の遺跡っぽい!



岩山をくり抜いて造られたのだとか。

首里城のシンボルで、
二千円札にも描かれていた守礼門。



中国の牌楼(ぱいろう)という形式を取り入れているらしい。

周りに中国人観光客しかいなかったので、
まるで中国に来ているような気分に。



世界遺産の園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)は素通りしてしまった…。

奉神門から先は有料区域になっていたので、
入館料の820円を払って正殿へ。



楳図かずおみたいな紅白のストライプになっている御庭(うなー)と、
なぜか斜めになっているのが気になる中央の赤い浮道(うきみち)。

日本と中国の要素が取り入れられた琉球独特の建築と、
龍の彫刻などの個性的な装飾を見ることが出来ました。



東アジアの中継貿易の拠点として繁栄した450年の歴史を持つ琉球王国の象徴なのだが、
実は正殿内の床のガラス張りから見える遺構が世界遺産で、
沖縄戦で焼失して復元された建物は該当しないようだ。

正殿の2階には大庫理(うふぐい)と呼ばれる王妃や身分の高い女官が使用した空間と、
御差床(うさすか)という国王の玉座がありました。



1階は下庫理(しちゃぐい)と呼ばれる国王が政治や儀式を執り行っていた場でした。

個人的に首里城の鮮やかな朱色の建物や派手な装飾は品が無く見えてしまい、
イマイチ楽しめなかった…。

首里城を見た後は首里金城町石畳道を歩いてみました。



石畳の坂道は絵になるが、
すでにクソ暑い中を散々歩いてきていたので、
最早苦行でしかなかった…。

坂道の途中にある金城大樋川(かなぐすくうふひーじゃー)。



かつて城下町での生活を支えていた共同井戸とのこと。

ガジュマルの木は絵になるな~。



ここには古民家風の休憩所があるのだが、
俺が来た時に限って改装工事中(?)だった…。

この後は金城町の大アカギを見てから首里城公園の駐車場まで戻り、
この日の宿がある辻へ向かいました。

辻はまさかの風俗・ラブホテル街だった!



ホテルがかなり安かった理由が分かった…。

夕食は米軍統治時代からの老舗という『ジョージレストラン』に行き、
ニューヨークステーキの300g(1,600円)を注文。



沖縄は遅い時間まで営業しているステーキのお店がとても多く、
飲んだ後のシメに食べられているのだとか。

寂れている為に風俗店の前を歩くと必ずキャッチに声を掛けられてしまうので、
かなり遠回りしてホテルに帰っていると、
琉球八社の1つである波上宮(なみのうえぐう)がありました。



琉球王国で特別な扱いを受けた8つの神社の中でも最高位で、
ビーチの横の崖の上に建っているらしいが、
暗くてよく分からなかった…。

この日だけでも充分に沖縄を満喫出来た!

海中道路

2016-06-24 23:56:00 | 旅行
沖縄本島の中部をドライブしていた俺は、
うるま市の勝連半島と平安座島(へんざじま)を結ぶ海中道路に来ました。

太平洋の上を爽快にドライブ!

ここはどうしても晴れている時に来たかったので、
この日は予定を変更したのでした。

約4.7キロの中間地点には海の駅がありました。



この日のドライブは超楽しかった!

ここにはビーチもありました。



この日もクソ暑かったので、
醜い体なのも忘れて飛び込んでしまいたくなった!

海中道路の先には4つの島があり、
一番大きな宮城島にはシヌグ堂バンタという展望スポットが。



サトウキビ畑が広がるのどかな島だった!

ここは縄文時代の遺跡が発見された場所で、
バンタとは崖という意味の言葉なのだとか。



一番端の伊計島にも行ってみました。

伊計島では昔ながらの集落を見ることが出来ました。



これぞ沖縄の原風景!

サトウキビ畑の向こうに見える青い海。



これぞ沖縄で見たかった風景!

平安座島まで戻り、
浜比嘉大橋を渡って浜比嘉島(はまひがじま)へ。



ガイドブックに載っていた古民家の食堂に行くつもりだったのだが、
なぜか休みになっていた…。

浜比嘉島ではシルミチューというパワースポットに寄っておきました。



小さな天然のビーチの横に車を停めて、
森の中を進むと鳥居が見えてきました。

階段の上の洞窟には、
琉球開びゃくの祖神であるアマミキヨとシネリキヨが住んでいたと伝えられているらしい。



思っていたよりも人が多くて残念だった…。

この後は那覇市まで戻り、
沖縄を代表する観光スポットである首里城へ向かいました。

中城城跡と勝連城跡

2016-06-22 03:36:52 | 旅行
5月29日、11時頃にレンタカーで出発して、
本格的に沖縄本島の観光を始めました。

この日は沖縄本島の南部を回り、
順番に北上していくつもりだったのだけど、
5日間で一番天気が良い日になりそうだったので、
中部と首里城を見る予定に変更。

天気が悪くても楽しめそうな場所が多い南部は翌日に回ることにしました。

国道330号線を走り、
まずは北中城村にある中城城跡(なかぐすくじょうあと)を目指しました。



途中には米軍の普天間飛行場もありました。

俺が来る直前に事件を起こしていたので、
米兵は外出禁止になっていたようだ。

11時半頃に中城城跡に到着。

世界遺産なのにガイドブックでの扱いがかなり小さかったので、
あまり期待しないで観覧料の400円を払いました。



かつて訪れたペリー探検隊一行がエジプト式と評したという、
美しいアーチの裏門から入ることに。

異国の遺跡っぽくてテンションが上がった!



順路を間違えていたがそのまま先へ。

古琉球時代の14世紀後半に築かれた山城とのこと。



沖縄の御城(グスク)の中で最も遺構の保存状態が良いらしい。

二の郭の石垣の上に立つと素晴らしい景色が広がっていた!



ガイドブックの扱いが小さい場所でこのクオリティとは、
沖縄のポテンシャルの高さを感じた…。

太平洋側の中城湾。



海の色を見て沖縄に来たという実感が初めて湧いたな~。

南の郭には琉球の信仰における聖域である御嶽(うたき)などがありました。



今でも琉球の信仰は地域に根付いているのだとか。

正門から出ると、
カンジャーガマと呼ばれる鍛冶屋跡がありました。



ここの眺めが良い広場の先には不穏な空気が漂う謎の廃墟が…。

裏門まで戻る途中に、
北の郭にあるウフガーと呼ばれる大井戸も見ておきました。



この人達は何をやっていたんだろう?

続いてうるま市にある勝連城跡(かつれんじょうあと)へ向かいました。

12時45分頃に勝連城跡に到着。

こちらも世界遺産で、
勝連半島の高台にそびえていました。



こちらは入場無料でした。

四の曲輪(くるわ)から一の曲輪までの区画に分かれていて、
海を見ながら階段を上ります。



中城城跡よりもガイドブックでの扱いが大きく、
観光客も多かったな~。

13世紀頃に築城された最も古いグスクと言われているらしい。



勝連城の最後の城主だった阿麻和利(あまわり)は、
中城城の護佐丸(ごさまる)を攻め落とした後に首里城を攻略しようと目論むが、
逆に琉球王府に滅ぼされたのだとか。

鮮やかなブルーの海!



規模も眺めも中城城跡の方が上だったけれど、
寄っておいて損は無い場所でした。

一の曲輪からの眺め。



下に見えるのは二の曲輪の殿舎跡。

この後に向かう海中道路も望むことが出来ました。



北海道には無い景色だな~。

個人的に中城城跡と勝連城跡は首里城よりも楽しめた!

沖縄初上陸

2016-06-14 23:58:58 | 旅行
5月28日~6月1日、4泊5日で沖縄を旅行してきました。

俺の人生33年目にして初めての沖縄旅行!

沖縄はちょうど梅雨の時季ということで、
LCCを使えば往復3万円程度で、
レンタカーやホテルも安く済ませられました。

そんな初めての沖縄旅行は、
2週間前に急に決めたので、
あまり気持ちが高まらないまま出発することになりました。

5月28日、午前中におばあちゃんの家に寄り、
餞別を貰ってから新千歳空港へ向かいました。



那覇空港への直行便が無いので、
まずは13時55分発の成田国際空港行きの便に乗ることに。

乗り継ぎに3時間以上も空いていたので、
成田山新勝寺の観光やうなぎを食べて過ごそうかと考えていたが、
飛行機が遅れたせいもあって全然余裕が無かった…。

成田国際空港の第3旅客ターミナルはLCC専用で大したお店も無く、
フードコートで時間を潰すしかありませんでした。



そして、18時55分発の那覇空港行きの便に乗り、
約3時間後の22時頃に到着。

さすがに疲れた…。

那覇空港駅と首里駅を結ぶゆいレール。



このモノレールに乗り、
この日の宿がある旭橋駅へ。

初めて降り立った沖縄は、
俺が想像していた以上にとんでもない暑さだった!



外に出た途端にメガネが曇り、
来たことを後悔しそうになった…。

予約するのが遅かった為にこの日は安いホテルが見つからず、
国際通りから徒歩数分の場所にある東横インに泊まることになりました。

チェックインしてシャワーを浴びると日付が変わっていたけれど、
とりあえず沖縄っぽい食事がしたかったので、
24時間営業の『みかど』という食堂に行ってみました。



那覇では有名な老舗の食堂らしい。

俺はあまり好きではないのだけど、
沖縄といえばということでゴーヤーちゃんぷるー(650円)を注文。



普通に食が進む味付けになっていたが、
やっぱりゴーヤーは美味しくはなかった…。

沖縄は自動販売機の飲み物のラインナップが独特でした。



一番最初に目に付いたのが霧の紅茶で、
ほとんどの自動販売機にさんぴん茶がありました。

そして、100円くらいの安い自動販売機が多く、
今回の旅行中にかなりお世話になった!

コンビニはほとんどがファミリーマートでセブンイレブンは見かけませんでした。

5月29日は快晴!



朝食は『みかど』のすぐ近くにあった『三笠』の松山店に行ってみました。

こちらも24時間営業の食堂で、
沖縄では定番だというちゃんぽん(550円)を注文。



沖縄のちゃんぽんは麺料理ではなく、
ご飯に卵でとじた野菜や肉をのせたもののようで、
この三笠風では玉ねぎと挽肉が使われていました。

目を引くデザインの那覇市役所。



翌日に見た糸満市や名護市の庁舎も凝ったデザインだったな~。

沖縄県庁の前から伸びる国際通り。



土産物屋や飲食店が並ぶ沖縄で最大の繁華街なのだけど、
朝はあまり人がいませんでした。

個性が強いお店が多かったな~。



俺はレンタカーを借りる為に美栄橋駅付近へ向かいました。

ヤシの木などの街路樹が南国っぽい!



牧志駅まで約1.6キロあり、
戦後にいち早く復興を遂げたことから「奇跡の1マイル」とも呼ばれているのだとか。

沖縄ローカルのファーストフードチェーンである『A&W』の国際通り牧志店。



沖縄の人達には「エンダー」という愛称で親しまれているとのこと。

ちゃんぽんを食べたばかりだったけれど、
俺はモッツァバーガー(490円)とカーリーフライとルートビアのコンボ(400円)を注文。



おかわり自由のルートビアは噂通り湿布みたいな味(?)がしたものの、
結構美味しく飲めてしまった!

沖縄は来るまではもっと異国の雰囲気を想像していたのだが、
意外とそうでもなかったな~。