ドラマCD 仮面ライダー剣 -切り札の行方-

先月にアニメイトで特典の為に予約までして購入していた、
『仮面ライダー剣』のドラマCDをやっと聴きました。

『剣』は意外とファンが多いようなのだけど、
俺はギャレンがピーコックアンデッドを倒すまでの序盤がつまらな過ぎたのと、
設定や演出がしっかり定まっていない感じが嫌だったので、
そんなに好きな作品ではありませんでした。

キングフォームが登場してからの終盤は面白くてかなり巻き返していたのだが…。

剣崎が去って綺麗に終わった最終回の10年後を描くというのは興味があったけれど、
映像作品ではなくてドラマCDということだったので、
二次創作のようなものだと思って期待はしていませんでした。

しかし、実際に聴いてみると、
61分の中で最終回の余韻を壊さずに剣崎達のその後の姿を描いてくれていて、
正当な後日談として申し分ない内容だった!

中の人達はオンドゥル語が生まれてしまうくらい滑舌が悪いことで有名だったのだが、
この10年で成長したのか今回は普通でした。

逆に過去の台詞の滑舌が良いのに違和感があった!

次は『剣』とは逆で後半が酷かった『響鬼』をドラマCDで補完して欲しいな～。

仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル

先週、サッポロファクトリーで仮面ライダーの『MOVIE大戦』の最新作を観てきました。

今回は『鎧武』の後日談と『ドライブ』の9話と10話の間の出来事になっていました。

鎧武編はメロンとブドウの呉島兄弟が話の中心になっていて、
特にメロンの貴虎兄さんが活躍して強キャラっぷりを見せてくれたのが良かった!

貴虎兄さんはTVシリーズでも、
初登場の鎧武 カチドキアームズを相手にかませになるどころか撤退させたり、
最初から最後まで安定して強かったからお気に入りでした。

今回もメカ戦極凌馬がゲネシスドライバーで変身した格上のデュークの新アームズを、
戦極ドライバーの斬月で倒してしまうところに痺れた!

初見で失笑した始まりの男の姿の絋汰にもすっかり慣れてしまった…。

『鎧武』の映画はこれまでハズレばかりだったけれど、
今回は満足出来たな～。

ドライブ編は観る前は仮面ライダールパンがなんだかなぁって感じだったのだけど、
意外と設定がしっかりしていて良かった!

しかし、ピースの綾部は小物っぽくてやっぱりダメだった…。

『ドライブ』は劣化した『W』のような地味な印象だったのだが、
霧子は可愛いし進ノ介もカッコ良くなってきて、
最近は普通に面白くなってきたな～。

ドライブと鎧武が合流しての最終決戦では、
バナナの戒斗のブレない登場シーンにニヤリとさせられて、
TVシリーズでは見ることが出来なかった4人の共闘に感動!

ドライブ タイプフルーツと鎧武 ドライブアームズは武器を交換したら済む気がした…。

自分を復活させたメガヘクスが倒されて機能停止してしまうバロンの最期は、
少し寂しかったがこれで良かったと思う。

絋汰と舞は簡単に地球に帰り過ぎなので、
仲間達と再会するラストシーンで全く感動出来なかった…。

公開から2週間くらい経っていたけれど、
入場者特典の0話のDVDも無事に貰うことが出来ました。

こちらに出てきたネオシェードは、
稲垣吾郎の『仮面ライダーG』の敵組織が元ネタなんだろうな～。

俺は今の会社の研修で平成ライダーが好きな新卒の女の子と仲良くなっていたので、
今回は一緒に観に行ってもらいました。

平成ライダーの映画が公開されるようになって14年、
ようやく女の子と観に行くことが出来て感無量…。

ブドウのミッチの仕草を細かく観察していたり、
ゴリゴリのオタクの女の子ならではの感想が面白かった!

そういえば、昨年の今頃は同じサッポロファクトリーで、
同じルパンが出てくる『ルパコナ』を一人で観ていたな～。

今年のクリスマスにイライラしなかったのはこの映画があったおかげ、
ありがとうドライブ&鎧武!

平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊

昨日、公開初日の『仮面ライダー大戦』をサッポロファクトリーで観てきました。

平成ライダーと昭和ライダーのどちらが勝つかが公開前の投票で決まるということで、
1号とBLACKが好きな俺は昭和ライダーに票を入れていました。

ネットでの投票では俺みたいな大人達に支持される昭和ライダーが優勢だったのだが、
劇場での投票で今の子供達に支持される平成ライダーが逆転したとのこと…。

総投票数はAKB48の総選挙よりも多かったらしい!

不安はありつつもかなり楽しみにして鑑賞したのだけど、
ポイントで料金をタダにして良かったと感じる内容だった…。

昨年までの『スーパーヒーロー大戦』と比べるとマシだったけれど、
相変わらず脚本が滅茶苦茶!

お祭り映画だと割り切って観ても目に余るものがあるな～。

今回は変身前のオリジナルキャストが多かったのと演出が悪くなかったので、
それなりに盛り上がれる部分もあったが…。

せっかく藤岡弘、の本郷猛が38年ぶりに復活して、
地味な扱いだったXの神敬介や映像作品が1本だけだったZXの村雨良まで出たのに、
平成ライダーと昭和ライダーが対立する理由が酷過ぎる!

本郷猛がただの老害になってしまい、
昭和ライダーが悪役にしか見えなかった…。

パラレルではあるものの、
ファイズの乾巧やWの左翔太郎のその後の姿を見ることが出来たのは良かった!

仮面ライダー同士の戦いはそれぞれに短いながらも見せ場があって楽しめたけれど、
間違いなく最強候補であるはずのRXの扱いが悪かったな～。

ライダーマンはオーズを倒したり初映像化のマシンガンアームを使ったりと、
かなり強くなっていた印象。

オリジナルキャストの仮面ライダー以外は声が全然似ていなくて違和感が凄かった…。

板尾創路が演じるフィフティーンは頭の十五がカッコ悪くて受け付けないし、
最後まで出自がよく分からなくて出す必要が無かったと思うな～。

地下帝国バダンが死者の国だったという設定は、
原典のバダン帝国の総統が悪霊のエネルギーと言われていたので納得。

バダンの構成員の中にさりげなく剣聖ビルゲニアがいたのが気になってしまった!

今回は完全に仮面ライダーの話だったので、
終盤にいきなりスーパー戦隊が出てきたのは浮いていたな～。

仮面ライダーの敵の大ボスをスーパー戦隊が倒してしまうのはどうなんだろう…。

トッキュウジャーは3号が可愛いくて気に入っているのだけど、
この映画には出て欲しくなかったな～。

今日の合体スペシャルで鎧武と共演していたのが映画の前日譚みたいなので、
これを観た後なら唐突感は減ったのかもしれないが…。

まさかのライダーシンドロームを使う展開には感心したけれど、
平成ライダーと昭和ライダーの決着の付け方が最悪だった!

鎧武が花を庇って1号のキックを避けなかったから平成ライダーの勝ちだなんて、
陳腐というか茶番にも程がある…。

昭和ライダーが勝つバージョンは一体どんな茶番になっていたんだろう?

今回の最後で鳴滝はディケイドと和解した感じになっていたが、
これまでの行動に筋が通った理由付けをするのはもう無理だろうな～。

少しガッカリしながら帰ろうとしたところ、
駐車場に停めていた車のライトが付けっぱなしでバッテリーが上がっていた…。

真夜中に友人の助けで取りに来るも、
駐車料金がかさんで映画をタダで観た甲斐が無くなってしまった!

何をやっているんだろう俺は…。

本当にヤバいな～。

仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム

先日、仮面ライダーの『MOVIE大戦』の最新作を観てきました。

『フォーゼ』の夏の劇場版の宇宙鉄人キョーダインと大鉄人17に続き、
石ノ森章太郎の原作からアクマイザーとイナズマンに
美少女仮面ポワトリンまで出るということで、
ちゃんとまとまっているのか不安だったけれど、
それぞれが話に上手くハマっていて面白かった!

今回もアクションが頑張っていたな～。

フォーゼ編の弦太朗が生徒を追いかけるシーンからアクションが凄かった!

フォーゼ編は最終回からいきなり5年後で、
弦太朗の両親やダークネビュラに飛ばされたホロスコープス達の
フォローが無かったのが不満だったけれど、
教師になった弦太朗が生徒に友情を教える側に回ったという設定が良かった。

ベルトを溶鉱炉に捨ててしまったのはどうかと思ったが…。

原作版に近いイメージのイナズマンは昔との差別化が出来ていて、
フォーゼの世界の新しいヒーローとして成立していたな。

敵のヘラクレス・ゾディアーツはよく分からない人物だったのが残念…。

黄道上にあるへびつかい座のゾディアーツにして欲しかったな～。

なでしこやインガまで出ていて、
『フォーゼ』の締め括りとしては悪くなかったと思う。

俺は『ウィザード』はあまり楽しめていないのだけど、
TVシリーズと違う雰囲気のウィザード編は意外と面白かったな～。

何より新しいポワトリンが可愛くて萌えた!

俺は変身前よりも変身後の方が良かった。

アクマイザーとの最終決戦では『オーズ』の映司が貫録を付けて登場していたが、
変身シーンが無いせいかそこまでテンションが上がらなかった…。

フォーゼのリングは晴人から弦太朗に渡されていたのが分かったけれど、
オーズやWのライダーリングは何だったんだ?

デーモン閣下のアクマイザーの声がカッコ良くてビックリした!

今回の目玉の装甲車VSバイクと安っぽいCGバトルはイマイチだったな～。

フォーゼのメテオなでしこフュージョンステイツは
スキーを履いているみたいでカッコ悪過ぎだし、
ウィザードのスペシャルラッシュは
フレイムドラゴンにゴチャゴチャとパーツがくっ付いただけでガッカリ…。

最後のオチは途中から怪しいと思っていても笑えた!

『ウィザード』でのKABA.ちゃんはこれが一番の見せ場になりそうだな。

今回の『MOVIE大戦』も楽しめたけれど、
ギャバンまで出るという来年の『スーパーヒーロー大戦2』はかなり不安だな～。

宇宙刑事ギャバン THE MOVIE

メンズデーを利用して『宇宙刑事ギャバン』の映画を観てきました。

『宇宙刑事ギャバン』は俺が生まれる直前に放送していたので、
小学生の頃に再放送をチラッと観ていたくらいだったけれど、
主題歌が大好きで大学のゼミの飲み会で歌って周りを引かせたこともありました…。

1月の『ゴーカイジャーVSギャバン』が最高に良かったので期待していたのだけど、
この映画はいろいろと残念な出来だったな～。

ギャバンの世代交代という内容は悪くなかったものの、
2代目ギャバンの幼馴染同士の三角関係がメインになってしまっているのがダメだった!

幼馴染の一人が敵のボスなのはすぐに分かったし、
この映画に薄い恋愛要素なんて求めているファンはいないだろう…。

復活したマクーはスケールが小さくてショボかったし、
幹部もあまり活躍していなかったので印象に残らなかったな～。

一度倒されたザン・バルドの角が大きくなったのは結局何だったんだ?

魔空空間は『ゴーバスターズ』のコラボ回の方が良く再現出来ていたと思う…。

初代ギャバンとのダブル蒸着やシャリバンとシャイダーが参戦する場面は、
本当は鳥肌が立つくらい燃えるはずなのに、
そうならなかったのは監督の演出が下手だとしか言えないよな～。

初代ギャバンは大葉健二のアクションも健在でカッコ良かった!

シャリバンとシャイダーは役者がハマっていなかった…。

今回は文句ばかりになってしまったけれど、
シンケンイエローのシェリーは可愛かったし、
2代目ギャバンで続きがあれば期待したいと思う!