オランダ坂

坂の街である長崎の中でも、
最も有名なオランダ坂に来ました。

昔はここを巡礼で通る西洋人を全てオランダさんと呼んでいたので、
そういう雑な理由で名付けられたのだとか。

風情がある石畳の坂道だったけれど、
当然ながらオランダっぽさは全く無かったな。

上り口には東山手甲十三番館という洋館があったけれど、
入ろうとすると石柱の前で記念撮影をする人達の写真に写ってしまいそうだったので、
気が小さい俺は諦めて先へ…。

少し進むと領事館として使われていた東山手十二番館があったので、
そちらは見て行きました。



オランダ坂通りは思っていたよりも短くて緩やかだったけれど、
すでに疲れていた俺は息が荒くなってしまっていたな。



下り坂の途中からは東山手洋風住宅群の瓦屋根が見えてきました。



7棟の洋館が密集している場所で、
その中の1棟がカフェになっているみたい。



坂を下った場所にもオランダ坂の石柱がありました。



俺が学生の頃とかに来ても、
こんな場所は疲れるだけで楽しむことは出来なかっただろうな～。

坂を下ってすぐの場所には長崎孔子廟・中国歴代博物館というのもあるので、
あまり興味は無かったけれど覗いてみることにしました。



孔子を祀る為に建てられた場所で、
日本での本格的な孔子廟はここだけなのだとか。



同じ頃に弟は本当に中国に行っていたというのに、
ニセモノっぽく見えてしまって感動は全くありませんでした…。

大成殿という建物の奥には博物館があったけれど、
時間も無いので展示はほとんど見ずに出てしまいました。



ここでは入場料の600円の元は取れなかったな～。

ここで電話が鳴ったので見てみると、
事前に行こうかと思って予約していた、
廃墟都市の軍艦島上陸クルーズの出発時間の連絡でした。

結局、他に見たい場所がたくさんあるから行かないことにしたのだけど、
キャンセルするのを忘れてしまっていて悪いことをしたな…。