ジュンペイブログ

2010年、職業訓練を経て転職したばかりだった当時26歳の俺が、
何となく始めた自己満足ブログ。

美浜アメリカンビレッジと万座毛

2016-07-30 01:20:20 | 旅行
今回の投稿でブログの記事が1,000件、
掲載した画像が4,340枚になりました。

ブログを始めてから6年5ヶ月、
だいぶ更新のペースは落ちたがよく続いたな~。

そんな1,000件目の記事は、
5月30日の沖縄本島の観光の続き!

沖縄本島の南部を回った後、
俺は中部と西海岸の観光スポットを見ながら名護市を目指しました。

時間が無いのと曇り空だとイマイチな気がしたので、
読谷村(よみたんそん)にある座喜味城跡や残波岬などは予定から外すことにしました。

レンタカーで国道58号線を北上していると、
『ブルーシール』の牧港本店がありました。



アメリカ生まれ、沖縄育ちのアイスクリーム専門店とのこと。

俺はジュニアトリプル(600円)で、
シークワーサーシャーベットとマンゴタンゴと琉球ロイヤルミルクティーを注文。



アイスはもちろん、
一緒に頼んだブルーシールバーガー(600円)が『A&W』以上に美味しかった!

店内はレトロなアメリカのレストランみたいになっていて、
米兵のマネキン人形が笑いながらカウンターに座っていたのだが、
直前に事件があったせいかどこか居心地が悪そうに見えた…。

中部の北谷町(ちゃたんちょう)にある美浜アメリカンビレッジ。



ショップやレストランなどが建ち並ぶ、
アメリカ西海岸をイメージした都市型リゾートということで、
買い物に興味は無いが見てみることにしました。

いくつかのエリアに分かれていて、
デポアイランドは時計台がランドマークになっていました。



他にもイオンなどの商業施設に映画館やホテル、
ビーチもありました。

テーマパークのような街並みは、
歩いているだけでまぁまぁ楽しめた!



夜の方が雰囲気が出て良さそうだな~。

せっかくなのでデポアイランドに入っている『きじむなぁ』というお店に行き、
沖縄のご当地グルメの1つであるタコライスを食べることにしました。

俺はオムタコ&ベーコン&モツァレラチーズ(1,040円)を甘口ミートで注文。



美味しいが少し物足りなかったので、
店員がオススメしていたカレー味ミートにすれば良かったな~。

またしばらく国道58号線を北上していると、
18時頃に西海岸の恩納村(おんなそん)にある万座毛(まんざもう)に着きました。

ここは沖縄を代表する景勝地で、
さらに夕日の名所らしいので、
日没を待ってみることにしました。

西海岸にはリゾートホテルが点在していました。



俺も一日くらいはリゾートホテルで贅沢しても良かったかも…。

すでに多くの人が夕日を見ようと集まっていました。



ちょうど空も晴れてきて良い感じ!

象の鼻のような形をした岩。



約20メートルの高さの断崖絶壁でした。

19時頃に東シナ海に沈む夕日を見ることが出来ました。



1,000件目の記事に相応しい光景!

この後は華やかなリゾートホテルを横目にひたすらレンタカーを走らせて、
20時頃に21世紀の森公園の向かいにある小さなホテルに到着。

名護市の中心部のはずが、
周りにコンビニすら無かった…。

夕食は地元で人気の居酒屋を調べて『ゆきの』に行ってきました。



目の前の名護市営球場がキャンプ地のファイターズの選手がよく来ていたようだ。

ここで海ぶどう(500円)やラフテー(500円)などの沖縄料理を堪能!



安くて美味しい当たりのお店だったな~。

しかし、ヤギ汁(1,000円)は臭過ぎて無理だった!



この日は後半にいろいろ食べ過ぎたので、
ホテルで吐きそうになってしまった…。

ハードなスケジュールや曇り空でどうなることかと思っていたが、
見たかった場所は大体回れたので、
この日も充分に沖縄を満喫出来た!

ひめゆりの塔と旧海軍司令部壕

2016-07-20 00:00:30 | 旅行
沖縄本島の南部をドライブしていた俺は、
広くて時間がかかりそうな平和祈念公園はスルーして、
映画や小説で有名なひめゆりの塔に来ました。

沖縄戦で看護要員として従軍させられて亡くなった、
ひめゆり学徒隊の鎮魂の為の慰霊碑なのだが、
大きな駐車場に土産物屋やレストランまであり、
周りは思っていたよりも賑やかだった…。

ひめゆりとは花のことではなく、
沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校の校誌名を組み合わせた言葉なのだとか。

ひめゆり学徒隊240名(女子生徒222名、教師18名)の内、
226名が戦争で亡くなったそうで、
最後に訪れて一番多くの犠牲を出したという伊原第三外科壕跡に建てられていました。



壕として使われていたこのような自然の洞窟をガマと呼ぶらしい。

こんな劣悪な環境で重傷者や死体と一緒にいるなんて、
俺には耐えられないだろう…。

実はガマの手前右側の小さな石碑がひめゆりの塔なのだが、
建てられた当時は米軍統治下で、
物資の調達が困難だったという背景があるようだ。

310円を払ってひめゆり平和祈念資料館も見学することにしました。



俺は映画などで少しは知っていたので、
最初はすぐに出るつもりだったのだが、
実際に見てみると物凄く引き込まれてしまった!

現実にあったとは信じられないような悲惨な状況が生々しい記録で残されていて、
亡くなった女子生徒と教師の遺影で埋め尽くされた部屋は本当に辛くなった…。

突然の解散命令で戦場に放り出され、
敵の攻撃や自らの手で命を失っていった少女達のことを想うと、
帰りに慰霊碑の前で黙祷を捧げずにはいられませんでした。

想像以上に良かったので、
ここのガイドブックを購入して親父へのお土産にしました。

沖縄本島の最南端で、
太平洋と東シナ海を分けるポイントになっている喜屋武岬(きゃんみさき)。



ここにも平和の塔という慰霊碑が建っていて、
ひめゆりの塔の後に来るととても悲しい風景に見えた…。

この日もガイドブックに載っていた古民家の食堂に行くつもりだったのだけど、
14時になり時間に余裕が無くなってきたので、
諦めて豊見城市にある旧海軍司令部壕へ向かいました。

14時半頃に海軍壕公園に到着。

旧海軍司令部壕の入口があるビジターセンターは、
見晴らしが良い小高い丘の上にありました。



ここも沖縄戦の歴史を伝える戦跡でした。

那覇市方面を見ると漫湖(まんこ)がありました。



沖縄に卑猥な名前の湖が存在することは知っていたが、
こんな街中にあったとは…。

漫湖はマングローブが生い茂っていて、
さらに公園のクジラが潮を吹くらしい!

440円を払って入口の長い階段を下りていくと、
再び重い空気に…。



全長450メートルの壕で、
現在は300メートルが公開されているとのこと。

迷路のように張り巡らされた壕内の通路。



カマボコ型に掘り抜いた横穴をコンクリートと杭木で固めていました。

幕僚室の壁には司令官を補佐していた幹部が手榴弾で最期を遂げた時の破片の跡が…。



俺の前を歩いていたアメリカ人の親子はどんな気持ちで見ていたのだろうか?

壕内に3ヶ所ある発電室。



ジメジメしていてカビ臭かった…。

下士官室や兵員室では横になるスペースが無かった為、
兵士達は立ったまま睡眠を取っていたのだとか。



こんな息苦しい場所に約4,000名の兵士が収容されていたなんて、
俺なら頭がおかしくなるだろう…。

大田司令官ら6名が自決した時のままの司令官室。



壁には大田司令官の辞世の句が残されていました。

沖縄は明るい観光地のイメージの方が強いけれど、
こういう悲しい歴史について学ぶ場所も悪くありませんでした。

二度と繰り返さない為にも、
戦争の悲惨さと平和の尊さを次世代に伝えていくことは本当に大切だと思った!

もう15時を過ぎていたので、
この後は急いで名護市を目指しました。

おきなわワールド

2016-07-12 23:56:04 | 旅行
沖縄本島の南部をドライブしていた俺は、
玉泉洞を見る為におきなわワールドに来ました。

玉泉洞・王国村のチケットは1,240円でした。

周りは中国人観光客ばかりだった…。

入場するとすぐに玉泉洞の入口があり、
ここを抜けてから他の施設を回るコースになっていました。



全長5キロの鍾乳洞で、
現在は890メートルが公開されているとのこと。

階段を下りると東洋一洞という巨大な空間が広がっていた!



鍾乳石の数は国内最多で、
天然記念物に指定されているのだとか。

約2万本のつらら石が垂れ下がっている槍天井。



やっぱり洞窟はテンションが上がる!

幻想的な青の泉。



洞窟内は涼しいかと思っていたが、
ジメジメしているせいでそうでもなかった…。

板状の鍾乳石が重なり合って出来た絞り幕。



怪獣の背びれみたいでカッコ良い!

白銀のオーロラ方面へ続く通路。



まるで異世界のよう!

最初に洞窟を探検する人は本当に勇気があるよな~。



水路に沿って進むと出口がありました。

熱帯フルーツ園に出てソフトクリームを食べた後は、
築100年以上の古民家を移築して再現された琉球王国城下町へ。



ここの下にさっきまでの洞窟があるのだろうか?

ハブ酒を製造・販売している南都酒造所。



ハブをお酒に漬け込むという発想が凄い!

エイサー広場ではちょうどスーパーエイサーが公演されていました。



エイサーとは沖縄でお盆に踊られる伝統芸能のことらしい。

ハブとマングースの死闘を見ることが出来なくなったハブ博物公園はスルー。



現在はウミヘビとマングースの水泳競争が行われているようだ。

観光客にお土産を買わせようとする施設が多かった印象。

俺は玉泉洞以外はあまり興味が無かったので、
ほとんど素通りして何も買いませんでした。

すぐ近くのガンガラーの谷も見たかったのだけど、
時間が決まっているツアーを事前に予約する必要があったので、
諦めて糸満市にあるひめゆりの塔へ向かいました。

斎場御嶽

2016-07-08 08:46:08 | 旅行
5月30日、7時頃にレンタカーで出発して、
午前中は沖縄本島の南部を回りました。

翌日に美ら海水族館周辺を回る為、
この日は名護市のホテルを予約していたので、
5日間で一番移動距離が長いハードなスケジュールになりました。

南城市にある斎場御嶽(せーふぁうたき)を目指す前に、
泊ふ頭旅客ターミナルビルの近くの『ハイウェイ食堂』で朝食にしました。



ここも24時間営業の食堂で、
店内は薄暗くて水槽が置いてある妖しげな雰囲気でした。

沖縄の食堂にはいつでも注文出来るA~Cランチというメニューがあるらしく、
俺はAランチ(880円)の食券を購入してみました。



ハンバーグにベーコンエッグ、
白身魚とエビのフライに天ぷらなど、
俺が好きなおかずがてんこ盛りでスープまで付いていた!

沖縄の食堂は本当に充実しているな~。

県道86号線を走って太平洋沿いに出ると、
大きくカーブしながら下るニライ橋・カナイ橋がありました。



この日の天気は曇り時々晴れで、
この時は少し雨がパラついていた…。

9時過ぎに南城市地域物産館に到着。

ここで入場料の300円を払い、
歩いて斎場御嶽へ。



世界遺産になっている琉球王国最高の聖地とのことで、
まずは入口の建物でマナーを確認。

御門口(うじょうぐち)には内部の拝所の数を示す6つの香炉が置かれていました。



平日の早い時間に来たおかげで観光客はほとんどいなかった!

静かな空気の森の中を少し進むと、
最初の拝所である大庫理(うふぐーい)が。



首里城の正殿の2階と同じ、
大広間という意味を持つ名前で、
聞得大君(きこえおおきみ)という琉球最高位の神女の就任儀式が行われた場所なのだとか。

途中の池は沖縄戦で砲弾が撃ち込まれて出来た穴でした。



こんな所まで攻撃されていたんだな…。

2番目の拝所である寄満(ゆいんち)。



台所という意味を持つ名前で、
豊穣を祈願した場所のようだ。

3つの拝所が集中している最奥部の三庫理(さんぐーい)。



御嶽には社が無く岩や木があるだけなので、
これまでに見たものはあまりピンと来なかったが、
ここは厳かな雰囲気が確かに感じられた!

2つの巨大な岩で出来た三角形の空間の突き当たりには、
最も格が高い拝所であるチョウノハナと久高島遥拝所がありました。



久高島は琉球を創世したアマミキヨが最初に降り立った神の島と言われているらしい。

パワースポットで霊力を高めた俺は、
南城市地域物産館の近くの知念岬公園に寄ってみました。



曇り空だとイマイチ…。

知り合いの友人が開いている『沖縄まんまるカフェ』が近かったのだけど、
営業時間を待つのが勿体無かったので、
諦めて次の目的地のおきなわワールドへ向かいました。

途中、名水百選に選ばれている垣花樋川(かきのはなひーじゃー)と、
天然の新原(みーばる)ビーチにも寄ってみたけれど、
こちらも天気が良くないとイマイチでした。