ジュンペイブログ

2010年、職業訓練を経て転職したばかりだった当時26歳の俺が、
何となく始めた自己満足ブログ。

高千穂峡

2011-05-20 22:24:00 | 旅行
貸し切り状態のタクシーで熊本から阿蘇を抜けて高千穂まで来ると、
傘が必要なくらいの雨になっていました…。

しかし、高千穂は神話や伝説にまつわる場所が多い神秘的な里なので、
雨が降っていても雰囲気が出て悪くはありませんでした。

この頃にはもうお昼を過ぎていたので、
食事が出来る場所を探すことにしました。

道の駅と間違えて寄ったのは、
トンネルの駅という場所でした。



旧国鉄時代に未完成だったトンネルで、
今は焼酎の貯蔵庫として利用していました。



トンネルの駅では食事が出来る場所は無くなっていたけれど、
焼酎などの試飲が出来るコーナーがありました!



レンタカーが運転手付きのタクシーになって本当に良かった~。

高千穂には思っていた以上に観光客が来ていたようで、
道の駅も駐車場がいっぱいで入れなかったので、
先に名勝・天然記念物の高千穂峡へ行くことにしました。

しかし、俺達は高千穂のことは全く下調べをしていなくて、
カーナビを使いこなせていないタクシーのオジさんも道を迷い出したので、
途中で降りてバスに乗ってみることに。

何とか高千穂峡に辿り着いたけれど、
そのまま高千穂神社にも歩いて行った方が良さそうなので、
タクシーのオジさんにはどこかで時間を潰してもらうことにして、
俺達はとりあえず食事にしました。



高千穂牛というのがブランドになっているようなので、
食堂に入って高千穂牛定食(1,600円)を注文してみました。



ところが、定食を運んできた店員のババァが
俺のお肉を目の前で一切れ落としやがった!

そのババァは謝りもせずにそのまま行ってしまい、
その後は何のフォローも無し…。

W会は同じ定食を一切れ多く食べているし、
値段も高いのに俺はいくら損をしているんだよ!?

会計時に文句を言って値引かせようかと思ったけれど、
せっかくの旅行に汚点を残したくはなかったので、
大人な俺は我慢することに…。

全く美味しくなかった食事を終えて、
俺は機嫌が悪いまま高千穂峡を見て歩くことになりました。

本当はボートに乗って下から見てみたかったのだけど、
待ち時間が長かったので諦めました。



それでも、日本の滝百選に選ばれている真名井の滝もあり、
上から見てもかなり良かった!



真名井の滝はおのころ池から流れ落ちているようで、
池の中にある小さなおのころ島は神話にも出ているのだとか。



おのころ池の上の岩肌には、
スサノオノミコトが残したという月形が。



高千穂峡を流れる五ヶ瀬川に沿って遊歩道があり、
ここを進んで上に行くと高千穂神社へ行けました。



高千穂峡は、太古の昔に阿蘇山から噴出した溶岩が五ヶ瀬川に沿って流れ出し、
急激に冷却された後に侵食されて出来た渓谷なんだそうです。



自然が長い年月をかけて生んだ絶景に感動!

伝説になっている鬼八の力石などを見ながら先へ進み、
高千穂峡で一番狭い場所にある槍飛橋を渡ると、
大正の石の橋・昭和の鉄の橋・
平成のコンクリートの橋の3つが渓谷に架かっている光景が広がっていました。



歩いて鉄の橋の高千穂大橋の上まで来たけれど、
先にちゃんと下調べをしていたら高千穂神社から下っていたのに…。



高千穂のスピリチュアルなパワーのおかげか、
俺の高千穂牛定食での怒りもいつの間にか消えていました。