２００８年４回東京３週の重賞短評

今週はさっぱり、難しいレースでしたね。

菊花賞
今回は予想すればするほどレベルの低いレースのように見えて、底力のある馬が上位に来るレースでオウケンブルースリ以外に有力な馬がいない状況でした。
例えば、ダービー上位のスマイルジャック、マイネルチャールズは秋初戦がイマイチな上に関東馬の遠征の不利があって、力は見せてもそこまで。
結果神戸新聞杯組が来たけど、３着、１２着、６着でオウケン以外は読めない感じ。
更にシンボリクリスエス産駒は長距離向き、という可能性にすがった意見も多かったけど、ロベルト系はリアルシャダイこそ長距離血統だったけど、ブライアンズタイムは底力のある馬以外は菊で上位には来てなかったように必ずしも長距離血統とは限らない。
それはタニノギムレットにも言えること。
結局Ｍペースで先行勢は失速、ナムラクレセントだけが先行から抜け出して、この馬はもしかしたらかなりの器かも知れない。
フローテーションは追い込み一手で経済コースで好騎乗、直線に坂の無いコースで強いタイプなのかも。
スマートギアは血統的に距離は良さそうで順当な感じ。
ただ、本当に強かった馬はオウケンブルースリくらい、やっぱり神戸新聞杯１，２着が出ていたらこうあっさりは行かなかったでしょう。
自分も傾向に振り回されて、そこが良くなかった。
ここまでレベルが低いと傾向も生きないということでしょうし、Ｍペースも予想できず。
難しいレースでした。
とにかく今年の３歳世代はレベルがそう高くはなさそうなので、天皇賞のディープスカイも過信は禁物。

富士Ｓ
傾向で選んだ８頭で６着までが埋まったけど、そこでの自分の予想が的外れ、予想しない方が良いのかも、、、。
結構良いペースで進んだのに前残り、休み明けを軽く見たけど、休み明け巧者なサイレントプライドは素晴らしいレース。
更に夏場使って、最近好調なリザーブカードが違う脚で２着、３着も好調なバトルバニアンでした。
後方の馬はいらない感じでしたね。
出遅れただけで圏外なレースでした。
とはいえタイムは１分３３秒切って好時計、上昇馬もいて、マイルＣＳも面白そう。
サイレンスプライドは既存の上位馬で、リザーブカード、バトルバニアンはこれを経験して上昇するだろうし、エイシンドーバーも休み明けを叩いて良いはず。
ショウナンアルバも上がり最速でやっぱりウォーエンブレム産駒は侮れません。
マイルＣＳはスワンよりこっちの組かも知れないですね。
実際スワンＳは１４００巧者が多いような。
今週も一応は傾向書きますが、、、。

今週のレースも昔から意外と荒れるレースだからしっかり当てに行かないと。