今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

神風を期待してはならない。

2012-06-30 | Weblog
今日は校区のタウンミーティングに参加・・・その感想。



1部は子育て世代向け・・・でも午後6時から?

最初からの参加者は、わずか6名。



開催に意義があるのか、多くの意見を聞くことに意義があるのか

よく整理してもらいたい。

行政と市民のコミュニケーションは重要なのだから。

しかし、一部では残念ながら、意見に対してできない理由の列挙が多い。

クラブ活動が、中学に入っても十分にできないことなど。


課題を共有する → 価値ある意見なら、やるか、代替案を考える。

やる必要がないなら、やらない理由を。

前からやりたいけれど、やれないんだと言う理由の列挙が聞きたいのではない。





2部は、各町の役員さんとの意見交換会。



この校区にもシカの獣害が表れてきた話。

地域の住民の絆が大事だという話など。

少しひっかかったのは、北条高校を地域でもりたてないといけないというくだり。

それはそうなのだが、北条高校に1年生から国公立進学を目指すクラスを新設

を評価する市。

これは、進学にも力をいれていこうということなのだろう。

市からはとにかく、中学生の保護者に北条高校を理解してもらいたいと。

この理解は、応援という意味。

これもどうかと思う。子どもの人生と北条高校を天秤にかけるわけにはいかない。

北条高校側はそれでよいのだろうか?

根本的に北条高校だけの問題ではない。交通網などの社会インフラもそうだし。

小中学校とも連携をして体制を作っていくことが不可欠なはず。



今日もニュースで、有効求人倍率の話がでていた。

実際に大学にいっても就職が厳しい。

いわゆる人生の岐路で子どもたちは苦しんでいる。

すでに、その「はじまり」は小中学校という義務教育期間の、市教委の体制と

地域の学習環境にあるという「現実に蓋」をしてはならない。

すこし、本題から話がそれてしまった。





他の校区ではどうだったかわからないが、

どうも、テーマがなく、とにかく言いたいことがあったら言ってくれ

というのは「御用聞き」のためにあつまってもらった感じがした。

発言できるのも5人くらいの方だけ。

区長さんは皆、言いたいことが山ほどあるはず。

当然そんな時間が1時間でとれるはずがない。きっとフラストレーションがたまったのではないだろうか?

国や県と連携して、こんなプランを立ち上げますよ!ということがないまま

特別指定区域のことも、教員配置のことも、市でできることは。。。という話。

その壁をぶち壊さないと何にも変わらないはず。

また脱線。。。。




本題のタイトルは何か?

市長の「一つ一つやるべきことをやれば、気持ちを一つにしていけば大丈夫」

という締めくくりの話。

はたしてそうか?



人事を尽くせば、きっと神風が吹くということと同じに聞こえる。

5万人口をめざすのならば、人口増が「神風頼み」であってはならない。


人口増を目指すならば、それにむけてブロックを「積み上げる」安心感のあるプランを是非やっていってもらいたい。

例えば、○○町は、こうした施策を実施するので、これくらいの人口増になる。

だから全部の町の目標値を積み上げると5万人を超えますね。くらいのシュミレーションが必要なのでは。





ちと気になったのは、職員の説明するデータの説明や「成熟社会」のイメージは

どうも、5万人の人口を達成し、その後の地域をどうしていくのか?

というような意識の話には聞こえなかった。コンセンサスがとれているのだろうか?




取り戻せ!ふるさと加西の未来

実現する県政へ


井上ちあき

韓中FTAと加西ブランド

2012-06-29 | Weblog
昨日、昼に喫茶店・・失礼かなカフェでランチを食べながら

送られてきた政経週報を読む。

内容は、北朝鮮問題もあって、韓国が日中韓FTA志向から

韓中FTA先行に志向がかわった、

そしてそれが、実現すると日本への影響額は約80億ドル

のマイナス影響がでると推計されるという話。




先日、半身浴をしながら読んでいたのは

人口1000人のある村の「地域ブランド戦略」



FTAやEPAやTPPがなんだかんだはさておいて、

好むと好まざるとにかかわらず、どうあがいても鎖国にでもしない限り

加西市はこれからさらなるグローバル化の荒波に揉まれることになる。

それでも内需で経済を支えることができた時代はとうの昔に終わってしまった。



7月からは神戸ビーフが香港にむけて出荷される。


岡山の新庄村という1000人の村は自主自立をかかがる村。

ヒメノモチというもち米を前面に出して、その加工品も手掛ける。

広島のスーパーとも提携。


広島といえば、おしい広島キャンペーンで「広島」のブランド化の気配がする。


加西市ににはブランド協議会があるが、数年前に立ちあがったがどうなのだろう?




「地域再生のブランド戦略」の筆者はいう。

①地域特性の再評価 ②付加価値をつけること が重要。



新庄村ヒメノモチがうれることによって、ヒメノモチという素材を通して

「新庄村」自体がブランドになっていく。ことを強調されている。




グローバル化を反対すると、いかにも地域農業をまもっていますと

いわんばかりだが、はたしてそうだろうか?

積極的にブランド化をはかったところから、高収益で国内に、そして海外に売れてく。



そんなブランド農業をやってみるべきではないか?

やっているよと声が聞こえそうだが、米・ブドウ・イチゴなど

個人でがんばっていらっしゃる、突き抜けた農家の方は加西にも

いらっしゃる。

でもいくら個別にうれても、「加西」がブランド化するにはいたっていない。
一点突破できるものを何に絞るのか?



農業だけではないが、少し見回してみると、違った可能性を

見つけることができるのではないだろうか?






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井上ちあき

続々・・・環境配慮都市への実験

2012-06-28 | Weblog
「環境配慮都市実験相次ぐ」

先日の火曜日の日経の記事。




けいはんな学研都市に続いて

大阪の咲洲で電気自動車(EV)をつかった実験。

つまり複数EVをカーシェアリングする。

学校などの拠点に急速充電設備を設置して

EVの電気消費や天候や走行距離などをデータ化する。

モニターの人にはスマートフォンを無償貸与。

大阪は昨年から環境配慮都市(スマートコミュニティ)にむけた特区をスタート。


2013年には東芝が茨木市の自社工場跡を中心に

太陽発電システムをもつ住宅や商業施設などを整備。


パナホームでは堺と芦屋でスマートシティ開発

大和ハウスでも堺の小学校跡地を利用して開発を進めている。



われ先にとリスク覚悟で実証実験から付加価値をもった商品への先鞭を

つけようとしている。


何も、日経新聞の説明をしようということではなく、

余った土地。広い空、パナのグリーンエナジーパークという絶好の施設が

あるにも関わらず、なんら市域が先駆的な役割をになうことがない。


先駆的な役割を担うこと・・・それは、「地域ブランド」に直結する。

エコでクリーンな洗練されたイメージ

そこで産出する農産物、加工品へのブランドイメージの波及。



リフォームするともらえる商品券も、なんでもいいからではなく、

こんな内容にそったものに絞ってもよかったのではなかろうか?



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井上ちあき

町ごとに色を塗ってみる。

2012-06-26 | Weblog


町ごとに色塗りをしてみれば、きっとわかる。

10年後、15年後、20年後

一体、どの家に、誰が住んでいるだろうか?


人口減少の話になると、グラフや表の数字の話になるが

現実は違う。

隣に誰がいるのか?

町内に誰と誰が住んでいるのか?

それが、何人になるかということ。



以前に山崎亮氏の講演をお聞きしたあと、

絶対にやるべきだと思っている。

(ホントは県内すべてでやった方がいいと思う)



町の自治会を軸に、各戸を色塗りしてみることで

これからの町の本当の姿が見えてくるはず。

空き家・高齢者だけの家。。。

はたして、地域が今と同じように運営できるか?

これだけの田畑をどうやって維持管理していくか?

消防団はいつまで存在するのか?

隣保はいつまで今の区割りで保てるのか?



6/19の神戸新聞の朝刊に 人口減前提の社会に

というタイトルで藻谷浩介氏の寄稿が掲載されていた。

日本人が失敗する時のパターンを、

蒙古襲来を例に、「人事を尽くせば神風が吹く」と考える

ことと評している。




藻谷氏は「ファクト・ベースド・ポリシー」

事実を基にした政策の重要性を訴えられている。





冒頭の作業を、全市的にやれたならば、

危機感とともに、価値観も変わってくるかもしれない。

子供たちのために、住む町の未来を

一つのテーブルを囲んで、色塗りをみるところから

はじめてはどうだろう。





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井上ちあき

無駄の典型例。

2012-06-25 | Weblog
中小企業庁が、中小企業の実態調査をしてくださる。


きっと、良い政策になっていくのだろう。

それは、さておき・・今日届いたのが、コレ↓



何かというと、後日に調査票をおくりますというご丁寧なご案内。




その他の中身は、

なぜ、このような調査が必要か。

調査の概要

調査がどのように使われるかなど。


表紙をあわせて10P、オールカラー印刷


内容がいらないとは言わないが、

なんで、事前に送ってくる必要がある??


調査票と一緒にモノクロ印刷したのをいれておけば十分

この印刷代、送料 いったい何百万、何千万かかったのか?


この代金は、中小企業庁の長官を筆頭にバイトでもして

稼いでいただいた金か??


こういうことからして、価値基準の軸が官僚はズレていると

庁内では誰一人思わないのだろうか?


そして、明日には消費税増税!

よくできた話。



実は、こうした類の事象は県・市でもよく見ているとある。

有名人の載ったPRティッシュ。

無駄にカラーのPRチラシなどなど。

FAXやメールですみそうなものをわざわざ郵便。





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井上ちあき

公務員の心に改革の火は灯るのか?

2012-06-24 | Weblog
今日は、2年ぶりくらいにリクルート時代の先輩

樫野さんに会ってきた。

いわゆる、前回の神戸市長選に立候補されて僅差で惜敗された方。


今は広島県の広報も担当され、「おしい広島」の仕掛人としても知られる。




今日は朝から、神戸の西区でタイトルの

「公務員の心に改革の火は灯るのか?」をテーマにミニ集会を開かれたで参加。


県の行政の中で感じたことと、私が市議をやっていたころに感じたことと

何が同じで、何が違うのかを聞いてみたかった。


すべてを樫野さんが意図したようには表現できないのはご勘弁いただいて。



公務員の皆さんは、能力的には優秀であること

しかしその得意な分野は、課題提起、論点整理、調整能力などで

政策を実現するということは得手としない。(特に前例のないこと)


民間委託がなんでも解決するわけではない、なぜなら民間企業がすべて善ではないから。

しかし、民間委託してもチェックできない行政がまたそこにある。

モニタリングとインセンティブの仕組みが必要。


人事異動が頻繁にあることで、ノウハウが蓄積されない。


政策実現には外人部隊(リスクを取れる実践専門家)が内部に必要。


こうしたお話はその通りだと思いながら聞いていた。(まだまだあるが)




難しいのは、公正公平にとらわれすぎて、しゃくし定規で融通がきかずに

本来市民の福利のために少しでも、利便性を向上させることが本来的な

目的にもかかわらず、むしろ本来の目的を邪魔することもある。。。。

そんな「価値基準の軸のズレ」を修正しなければならないこと。


質疑応答ででていた、公務員給与についても、一律○%カットという

「やり方」には否定的。 私もそう思う。

がんばって、成果をあげる者は評価されなければならない。

しかし。。。そのためには、評価を受けることを受け入れるのか?が問題。



県にいる立場から、県と市の首長いわゆる良い首長で、ともに課題を共有して

やっていければ統合せずとも2重行政にはならない。という話もあったが、

ここだけは、どうかなと思う。

神戸市のような政令市、その他中核市、また自主財源の豊富な基礎自治体と、

そのた一般市ではかなり、状況は異なる。

それぞれの首長はどの顔ぶれも一筋縄ではいかない。

県の中で画一的なルールで、市町をしばっているおかげで一般市では

自立していくことに大きな障害になっている。

土地や福祉、さらに教育、その他ひも付き補助金(国のせいでもあるけど)などで顕著。


明治以来の国・県・市町村という統治システムのままでは一般市の多くは立ち直れない。

県の中にいるもの、県議会が、自治体への財源と権限委譲を前提に

守備範囲の整理をしてもらわないと。



こんなことを思いながら、懐かしい、昔から無茶ぶりをする先輩の話を聞いていた。

本当に昔から突き抜けている人で、流石の感は今も変わらない。



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井上ちあき

大学の競争から・・・

2012-06-24 | Weblog
東大が世界標準ともいえる秋入学を目指すことを提起して話題になっていた

昨日の日経には、横浜国立大学が新一年生には2015年度をめどに

留学を義務づけるという記事(ちなみに1割程度の学生)

今日の日経には、シンガポールで行われた国際留学フェアで

東大、早稲田をはじめ日本を代表する11大学のブースの

人気がない話題が1面にでかでかと。


アジアを中心に各国で留学をつうじた人的ネットワークが構築

されるなかで、このままでは日本は取り残されると明大教授の話。


そんな記事を読みながら・・・



人材を育てることをグローバルな視点で取り組まなければならないのではないだろうか?

それは、この地域でも実現可能だろうか?

都市部の一部の子どもたちの特権ではないはず。

平成22年度の教育委員会評価で厳しい評価を受けた加西市の教育委員会。

平成24年度「教育の重点」を見なおしてみるが、はたしてどうかわるのだろう?

グローバル化は、大企業や有名大学の特別な話ではないのは世間の当たり前。

通用する人材を、勝ち残る人材を、輩出していけるのか?




昨日もある文具店で小3のお子さんをつれた知人の奥さんと立ち話。

お互い北条高校の出身。

4クラスに減り、・・・私のころで家政科と普通科で8クラス。

果たして学区再編の中で、生き残っていけるだろうか?




大学でさえ、独自性を発揮することで競争に勝ち残ろうと必死になっている

人口5万人を目指す加西市は(いつなる目標なのかよくわからないが)

たとえば、2015年だと人口推計では加西市は45000人

(もうすでに日本人だけだと46000人台なので、45000人の推計も危ういが)

あとの5000人を兵庫県も、近隣市も減少する(減少率は小さい)中で

他市町村から「奪って」これる「独自性」とは何か?

・・・・・環境産業・教育水準・農業ブランドとベースとなる公共交通だと思うのだが・・

それを実現するために、高いレベルの自治体の独立性




こんなことを思いながら、今日も半身浴。。。





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井上ちあき

ディーン・元気君の母上様

2012-06-23 | Weblog
昨日の早朝には、ディーン元気くんの・・・

そう、あの槍投げでオリンピック出場を決めた「男前」の彼です。

彼の母上様のお話をたっぷりお伺いする機会に恵まれました。



学びはマネからでよいこと

良い師との出会いの大切さのお話がありましたが、

特に大切なことは、彼の素直さであるとのこと


自分の考えと違うことであっても、

まずは教えられたことをやってみる、受け入れてみること

だからこそ、師やコーチがこぞって

彼のよさはその吸収力の高さという評価につながっているのだということ



最後に、是非おすすめされていたことは

5年後のビジョン・理想を

 明確に!肯定的に!

 一見無理だと思えることでも!

 自分や周りの人がどうなっているかを
 
 「ワクワク」しながら書いてみること


 書くことで、その夢は叶うとおっしゃっていました



強く想いを確認すること、そのために一つ一つ何をするのかを

具体的にきちんとやっていくこと、夢は夢でなくなるんですね。



大変早朝から、まさに元気をいただける良いお話に恵まれました。





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井上ちあき

命の感動をもう一度!映画【生まれる】

2012-06-10 | Weblog
以前に私も見に行った、映画「生まれる」がまた加西にやってきます。

というか、無理やりにでも引っ張ってきているということかも

なぜなら、儲けのためではなく、命の感動を伝えたいから なのでしょう。






6月22日(金) 上映

10:00 / 13:00 /15:00 3回

アスティア加西 3F

前売り1000円  当日1500円



私は残念ながら、自分で産んだことはありませんが、

出産に立会い、その壮絶な光景を目の当たりにしたことがあります。


子供が生まれたとき、うれしい!という感覚よりも、

人生は大変なことのほうが多いし、いつか死をむかえなければ

ならないのに、そんな目にあわせたくないと、そのときは思ったことを覚えています。



この映画を半年ほど前に見せていただいて、(一番後ろの席で泣きながら

掛け値なしに、命の不思議さと、生きるということの感動が今でも焼きついています。



私の事務所でもチケットを何枚かお預かりしていますが、

下の各所でも扱っているようです。 

 今回は、赤ちゃん同伴OKだけでなく、ゆっくり見たい方は

      ボランティア保育の準備もあります 


本当は、小学校の高学年あたりから、中高生に見てほしいな。。。

学校での授業の題材にも十分できると思います。


まだ、ご覧になっていない方は、是非!

特に!ご夫婦でみると 旦那さんが奥様にやさしくなること間違いなし!!


■チケット取り扱い■
 
  総合ブライダル館いのうえ   ええもん王国     カネコメガネ 

  華道光風流本部教室      カフェフラット    森川住宅

  カラオケファイン       レディスチャーリー  癒しサロンohana

  ベビーマッサージ教室baby sion



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