今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

ロゴス腹話術研究会加西 創立20周年記念フェスティバル

2012-02-24 | Weblog


▲写真がぼけてすみません・・・

先日 2/19に南部公民館で開催されました。

約3時間にわたり、腹話術をメインにゲストのマジックや

ハーモニカ演奏、落語まで。

たっぷり楽しませてもらいました。

腹話術をしながら、だじゃれをやったり、

はたまた、ジャンベという太鼓をたたきながらと・・・

まあ、みなさんお見事!


会場も満席で、少し寒かったのですが、



ご覧の通り、受付ではプログラムと一緒にカイロをいただきました。

心遣いがうれしいです。(ホントに寒かったので)


眉間にしわをよせているだけじゃなくて、

ユーモアも大事ですね。

人形がしゃべるので、結構きつい風刺もあっさり受け入れてしまう

のが魅力の一つと以前にも聞きました。




私も人形使った方がいいか・・




取り戻せ!ふるさと加西の未来

実現する県政へ!


井上ちあき

家計に例えたら・・加西市の行財政改革プラン

2012-02-21 | Weblog
決して、市政批判をしたいわけではないが、先日のタウンミーティング。

残念ながら「取り繕った」と言わざるを得ない。



しかし、行政側は自覚しているかどうかは、分からない。(問題はここなんだよな)


何億の話をしても実感がわかないので、簡単に言い換えれば、次のようなことだろうか?

実際の財政見通しは、前回のブログでアップしてますから、ご覧ください。


例えば、平成26年(2年後ですね)をみてみると・・・

それを2000万分の1にしてみると・・・・



みなさん、ある家庭(加西家)の奥さんになったつもりになってください。




ながらく、加西家は家のローンに苦しんでいて、

やっと2年くらい前から、ローンの返済額が減ってきました。


旦那さんは、すこし余裕がでてきたから、ここで

旦那さんは、家の修繕もしたいし、傷んだ家具や電化製品、

ボロボロの車も買い換えたいと考えます。


実際近所と比べても、見劣りしてきています。

子供たちも、買って欲しいとせがみます。

このまま放っておけば、手をつけられない傷みになってしまう。

と考えた旦那さん。

いざ、加西家リフレッシュ計画を家族会議で発表です。



【まず、収入】

旦那さんは、一年の家計の収入を625万円あるといいはりますが、

実は、自分の稼ぎは318万円

旦那の実家から仕送りをもらっているのです。

その仕送り額は252万円

その他に、利息や賃料なんだかの収入が54万あって、合計625万円


【そして支出】

旦那さんの小遣いや生活費 135万円

幼い子供のための保育料や同居の父母のための費用が 62万円

まだ残っているローンが 91万円

お手伝いさんを雇っているお金と、文具代や消耗品だいなどで 76万円

実はこの旦那さんちょっとした副業をやっていて、その副業が赤字なもんだから

家計から持ち出している、その額が 117万円

その他にもろもろ、諸費用が 142万円


そして、いよいよリフレッシュ予算です。その額 45万円

実は、ローンに苦しんでいた6年前あたりは 15万~20万に

押さえてましたから、2~3倍の出費です。


【ここで収支差し引きすると】

年間で43万円の赤字になってしまいます。


実は、リフレッシュ計画は3年前から実行にうつりつつあって、

毎年貯金を食いつぶしています。

今手元にある貯金は、43万円


これでは、貯金すら無くなってしまいます。


こんな家計ではやっていけないと詰め寄る奥さんに

旦那さんは、何と言うか・・・

 大丈夫!僕の小遣いも減らすし、とにかく生活費を15万減らそう。
 あまった、パソコンをオークションで売って5万ほどうかせるから

 とりあえず、20万節約できるよ

だから、貯金は19万残るからいいよね!





実は、旦那さん、こう言ってはみたものの・・・内心は・・・

 ①勤め先の景気もよくないので、318万円の稼ぎもどうなるか不安

 ②あれだけ仕送りしてくれていた実家も破産寸前で、どれだけ送ってくれるか?

   最近は、ちゃんと埋め合わせするから、銀行から借りといてと

   加西家の名前で借金をしている始末。
 ③父母の介護にまだまだお金が必要かもしれない・・・
 ④子供たちも出ていって、家計にお金をいれてくれないかもしれない。
 ⑤実は、来年には貯金が9万円になってしまう。
 ⑥これには入れてないけど、納屋も直さないとな・・・・

 



でも!大丈夫。

このまま上手くやっていけば、H32年(6年後)には

加西家も立派にリフレッシュできて、

貯金も80万まで貯まるはず!と強く主張します。


その理由は何か?

①ちゃんと会社から給料もらってくるよ
②副業もなんとかするよ
③小遣いは減らしたままでいいよ。生活費も我慢しよう。
④仕送りは少しへるかもしれないけど、大丈夫
⑤家族みんなで、節約がんばろうね。アイデア出してね。


リフレッシュ計画をやらないと、
子供達も、この家でていくって言ってるし、仕方ないのでしょうか?



茶化しているわけではありません。真剣です。

正確とはいわないまでも、こうしたダウンサイジングした数字でなければ

実感できないのではないでしょうか?



あたなが、加西家の奥さんならこのリフレッシュ計画にGOを出しますか?




私が、奥さんならこういいます。

もちろん、リフレッシュ計画はやりたい。

でもその前に、

ちゃんと会社は給料をちゃんとくれると、なぜ言えるの?景気わるいって聞いてるわよ。

実家の仕送りは、本当にこれだけくれるの?やばいんでしょ?

一度にあれこれリフレッシュしなくても、順番を考えたらどう?

根本的にやり方をかえたらどう?車はリースにするとか、お隣さんとシェアするとか。

持ってる畑を更地にして高く売るとか、はやりの太陽光発電をやって、電気を売るとか。

今の住んでいる家は直さずに引っ越して、土地を賃貸にだすとか。

休日には畑をやって、産物を売るとか、畑を町の人に貸すとか・・・




収入に確証が欲しい。

あれも、これもと赤字を重ねてまでやるのか?

生活費や小遣いを減らす「だけ」でなく、「やり方」を変える必要があるのでは?

また、子供達に借金を背負わせることにはならないか?

きちんと詰めた具体的な話をもらえないと、心配でしかたがない。



ちなみに、先日あるセミナーで実家の父(総務省の参事官)はなんと言っていたか。

実家(国)の財政がいかに厳しいか!

立て替えで借金をしていたのは、余分に出すつもりではなく、これからの仕送りの前渡し。。。




もっと、きっちり詰めた話をしていきましょう。

そうしてこそ、本当に家族揃って協力ができるというものです。





取り戻せ!ふるさと加西の未来

実現する県政へ!


井上ちあき



今回は、財政規模をダウンサイジングすることを主にしましたが、
最も重要な点は、これだけの投資をして、4年後にどんな加西市に
なっているのか?

加西市という商品が支持されない現状で、近隣市と同程度のことでは
何も解決しない。

では、他市よりも限られた財源をこれだけ使うならば、
どの投資でどれだけの効果を見込むのかを明確にしなければならない。

加西市をもり立てようという目標は同意できる

それぞれやろうとしている具体施策は、個々には悪ではない。

問題は、個々の施策をやると、目標が達成されるのかが全く見えないことなのです。






本当に、これでやるのか?加西市の財政計画

2012-02-17 | Weblog
今日の大阪のバスの中で、読んでみると、ここまでとは思わなかった。

今、この夜中に議会の行財政改革特別委員会を見てみても、Twitterで

つぶやいた、金曜サスペンスのような・・・などと言えるような気軽さは消え失せた。

全文を通して、「?」は盛りだくさんだが、




▲これが、今後10年間の財政計画


①第5次総合計画(議会可決済み)で、27年には基金(貯金)は21億、32年には25億としていたものが、すでにこ
の計画では、27年で1.73億、32年には16億。

→ あれだけ、総合計画と財政をきちんと連動させていくという議論があったにもかかわらず、数ヶ月で無視されてしまっている。はたしてそれでよいのか?市民参加であれだけの議論を繰り返し作り、議会を通したにもかかわらず、その時の財政見通しが不十分だったとして計画をやり直す?それは許されない。最初から総合計画の議論をやり直すべきだろう。総合計画にかかわった方々はどう考えるだろうか?


②最も、注目しなければならないのは、下部に下線を引いたもの、人件費を3億近く削っても、毎年毎年これだけの赤字がでている。それにはどう対応しているか?つまり、貯金をくいつぶし、借金をしますということ。
あれだけ、近隣でも突出した借金に苦労したにもかかわらず、まだこれから借金をくりかえすのか?

③ちなみに○をいれた、H23の人件費が、H22よりも下がっているのは、消防職員の人件費が広域組織に移ったためで、その分が、同じH23の下の「その他」で増えている。約5億円分

④人件費についていうなら、現政権になったH23の人件費26.38億→H26人件費26.97億とベースが増えているのはなぜだろう?20%の人件費をカットするというはずだったなら約21億にするのではないだろうか?
さらに、一般の人が人件費と考えるのは、正社員もアルバイトも含めた額だが、行政は違う。
物件費というところに、非正規職員の方々の人件費が入っている。そこが1億増えているではないか。
また、人件費だけをどうやって3億から3.5億も削減するのか?その方法を明示しなければならないだろう。
H17からH22にかけて職員数が▲68人で人件費約▲5億。物件費も▲1億。
H23からH27にかけて職員数が▲24人でどこまでできるのか?


⑤H26の最下段 財調・減債基金とあるが、ここが自由に使える市のお金。それが、1.73億になってしまっている。これはもう、貯金がありません。ということと同じ。そんなことが家計で許されるか?
さらに、おなじところの最上部、H27年の市税収入が急に増えている。
貯金がなくなったところに、翌年は収入が増える見込み。それは本当だろうか?勘ぐってしまう。


増え続ける、高齢者等への福祉関連費はどれだけの増加をみこんでいるのか?
加西市土地開発公社を生産するには、また借金をしなければならないはず。

根本的に!給料を下げることが行財政改革ではない。
仕事のやり方を変えて、効率を上げることが求められているのではないのか?
職員の方々も、そう思うのではないだろうか?

概要版にもあるが、補助金をくばり、無料化するという、ことを精査し、
掲げてあるように、予算の選択と集中。
子育て世代を呼び戻す(他市に大きく優る)政策に集中されてはどうか?


お金を使うことが、積極財政とは言わない。それは、きちんとしたプランがあってのこと。
歳入見通しの正確さ、投資がどのように効果を及ぼすかのシュミレーションなど明確な根拠と数字があってのこと。

そうでないとするなら、それは残念ながら「放漫経営」と言わざるを得ない。



まだまだあるが、20Pになんとあるか。
「歳入に見合った歳出構造への転換が喫緊の課題」と明記。本当にそう願いたい。



そうでなければ、子や孫達に顔向けができるだろうか?



是非、多くの方が行財政改革プランを読まれ、特に若い世代こそ
自分たちの税金がどのようになっていくのか?

私たちが、払っている税金は、そんなに軽々しいものではないはず。

将来、どれだけの負担をしなければならないのか注視していきましょう!


取り戻せ!ふるさと加西の未来

実現する県政へ

井上ちあき