今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

新年の到来に想う。

2010-12-31 | Weblog
大きく変化のあった2010年だったのではないでしょうか?

また、政治に対して批判とともに関心も高まった1年でした。


市議会では2年かけて取り組んだ加西市議会基本条例が

6月に制定施行されました。

条例ができたから、中身が変ったのではありません。

ただ言えることは、中身が圧倒的に見えやすくなりました。

本会議はもとより、委員会もネット中継・録画配信しているところは

日本でもそうありません。

一問一答方式もそうですが、議員の力量が問われます。


まさに、議員は批判の対象から、市民の責任の名のもとに

選ぶ対象へと変らなければならないと考えます。



加西市を長く引っ張ってこられた前会頭・元議長・前国会議員が

相次いでご逝去されました。

ご冥福をお祈りするとともに、新しい時代の到来を感じないわけ

にはいきません。

そして、その時代の到来を「責任」と「決意」をもって

真正面から受け止めたい想いです。



「4年待ったら」と言う人がいます。

しかし、名誉職のように順送りするような昔ながらの政治に、

今の厳しい加西市の状況や私たちの生活、

子どもたちの未来を「こじ開ける」ことができるでしょうか?



新しい年、「卯」の文字は「門を無理に押し開けて入り込む様」を

表しているそうです。

そして本来はウサギではなく「若葉が生い茂ってきた状態」

を意味するそうです。



断固たる決意をもって新年を迎えます。




実現する県政へ! 

    「変える」決意!



井上ちあき




















街頭演説やってます。

2010-12-28 | Weblog
すでに、秋ぐちから何十回やったでしょうか?

今のところ、月曜日は北条のすき家のある交差点
水曜日は病院下の7-11のある交差点
金曜日は野球場の東側のローソンのある玉野交差点

朝8時過ぎから9時前まで街頭演説をやっています。

なぜ、今の加西市がどんな状況にあるのか?

なぜ、今の時期に県政を考えなければならないのか?

加西再生のために何をやるべきなのか?

これらの内容は、井上ちあき議会NEWS 第13号でも

書きます。

また、このブログにも一つ一つ書いていくべき時期になった

と思います。



先日は、かさい愛菜館前でもさせていただきました。

朝からご近所の方には大きな声で申し訳ありません。

年が明けるとさらに、場所なども増やしていきます。


なかなか、加西市では歩いて人が集まっているところが

見当たりませんので難しいのですが、それでも

生の声を届けることが少しでもできればと思っています。

また、見かけましたら声かけて下さい。

今日も、[奥さま」4人組が窓から大きく手を振っていただきました。

その他にも、何人もの方が窓から手を振ってくださいました。

先日は保育園のバスの子どもたちも(^_^)v

ありがとうございました!

じつは、めちゃくちゃうれしいです。



実現する県政へ!
 
  「変える」決意!

井上ちあき




















12月議会の結果

2010-12-25 | Weblog
すったもんだした12月議会でしたが、

とにかく、その結果報告を・・・・

①北条中学校改築への追加工事

 → 否決されています。さて、市と教育委員会はどうするか?
   保健室の床暖房と熱中症対策のミストユニットが贅沢品として
   また、追加工事の金額が大きく入札に問題があるなどが反対意見。
   そのために駐車場・雨水利用施設・太陽光発電施設などが
   一緒に飛んでしまいました。
   私は賛成。他の小中等への格差に対して早急に手立てを打つことは
   もちろん必要です。それと同時に5000万円の費用の追加工事が
   市費追加400万円でできる補助があり、贅沢品とみられるものも
   ありますが、このタイミングをのがせば、駐輪場など後でつくると
   大きな市費の持ち出しが予想されます。

②住民投票条例

 → 新聞にもでていましたが、私が提案者となって修正案を提案しました。
   基本線としては、昨年9月の議会での意見を入れていただいた、
   市提案の条例でよいとおもいましたが、特に小中の統廃合問題を
   安易に住民投票で決めることは受け入れられないので、この点を
   含め3点の修正をだして、可決を求めましたが、7:9で否決と
   なりました。残念。。。

③ホームベーカリー(約110万円)

 → 他の議員から修正案がだされ、特別支援学校へのゴパンは可決    
   公民館へのゴパンは否決されました。
   もちろん行政の「ゴパン」を買うからはじまった議論では
   本末転倒だといえるのだが、実用にむけて実験して研究していた
   教育委員会の姿勢は評価したい。
   

その他、西在田駐在所用の土地購入代金400万円などの補正予算
    加西病院がはじめる訪問看護事業に関する条例制定
    大手企業についてのある固定資産税を軽減する条例改正
    そのた多くの議案が市の提案通り可決されています。


12月議会では多くの懲罰動議。
これから選挙が近づくと様々な動き・噂話・駆け引きが現実的に
行われるのではないでしょうか?


何が本当で、何がデマか?

あらためて平素の情報開示の大事さを感じています。
その場とりつくろっても、今までどうだったのか?
加西市議会では本会議・委員会をネット中継・録画していますので
十分検証可能です。


さて、年末まであと少し!

1年をきっちりと締めくくりましょう!


実現する県政へ!
 「変える」決意!!

井上ちあき






総務委員会の結果

2010-12-19 | Weblog
あさから、夕方の6時すぎまで、すったもんだとなった

総務委員会。。。。


①宇仁小学校の建築の件
  地域の住民の皆さんから、宇仁小の早期建設と市が占有している
  八王子神社の参道返還についての請願がでていました。

→ 結論は全員賛成。
  賛成の根拠は各議員いろいろありますが、私は次のように考えています。
  すでに2年前に統廃合についての議論をスタートし、また今あり方委員会や
  耐震診断の結果をうけてと行政は言うが、宇仁小の状態(床は傾き、
  窓もしまらない。基礎は割れて危険など)はもうすでに、私たちの
  子どもたちを学ばせる学校とは到底言えない状況です。小田原評定を繰り返す
  ばかりの現状ではまさに「放置」していると言えます。
  今後の学校のあり方を考えることは継続するにしても、「もう」受忍できる
  状態ではないので、宇仁小については即実行すべきだと考えています。

②ゴパン(ホームベーカリー)を20台買う件

→ 結論は特別支援学校の10台は認めるが、公民館分の10台は否決
  私は両方に賛成しました。正直ホームベーカリーを買うことから議論がスタート
  している感はあるので順序が逆だと思っています。しかし、特別支援学校
  で是非食育や実習に使いたいという点、公民館は地域の方や農家との
  コラボのツールにしたいとの行政の意向だった。
  

③北条中学校の追加工事の件

→ 委員会では否決
  私は賛成。
  根本的に贅沢品と言えるものが追加工事に含まれていること。
  (保健室の床暖房・夏の暑さ対策用の屋外用ミスト)
  工事がはじまってすぐの段階で、なぜ5000万円もの追加工事
  を発注することになったのか?当初の発注に問題があるのでは。
  が論点でした。
  率直に、私はこの2点もその通りで行政側は、追加工事の内容の選択
  発注のプロセスを反省すべきです。
  しかし、この議案をつぶしてしまったとき、本来これから必要な雨水を
  利用する施設、駐輪場、その他の工事の多くが 市の追加負担400万円
  でできるところが、かなりの費用がかかるようになることや、
  もう北条中には導入できなくなることを考えれば、小さなところの
  問題点を指摘することで、大きな必要なものを整備できないことに
  なるのではないかと考えています。
  もちろん、他の学校の環境整備が不十分で、パソコンが動かない。
  窓がしまらない。図書が不十分など行政に早期にやるように要求することは
  当然ですが、それとこれとを一緒にしてしまうことは問題があるのでは
  ないかと思います。

④住民投票条例

→ 委員会否決
  私は、行政の出した案には反対。自分で修正案提案 →否決されました。
  住民投票条例を常設することには、どの議員も異論がないところでした。
  自治基本条例とセット整備すべき、投票の権利を18歳以上にすべき。
  などの指摘がありました。
  しかし、自治基本条例は制定までに数年を要する可能性がありますから
  今の段階でセットでなければということは、現実には常設化自体を
  否定したことと同じことと考えられます。
  私は、細かな点はあるにしても「小中学校の統廃合」を住民投票で決する
  ことは、実態として激しい住民対立や地域の人口の多寡が投票結果を
  左右することを考えれば、この点については住民投票の対象としないと
  明記し、成立させることが良いと考えています。


最終決着する本会議は22日 10時からです。

実現する県政へ!
  「変える」決意!

井上ちあき


明日は総務委員会

2010-12-16 | Weblog
明日は、12月議会での委員会審議のヤマ場です。

もめそうなのは、

①北条中学校の追加工事
   もともと8億弱で発注していたところ、もう追加工事の発注ということで
   当初からの設計はどうなっているんだ?
   保健室の床暖房やミストユニット(防暑対策)は贅沢品か?他校との格差は?
   校舎を破砕して、舗装下の路盤として再利用する騒音対策はどうか?

②あの売り切れ続出のゴパンを20台購入
   本当に目的に沿った利用価値があるのか?

③住民投票条例の制定
   今、なぜ常設か?
   学校統廃合問題は住民投票条例の対象か?

④宇仁小学校建設の早期着手への請願


盛りだくさんだ。紛糾必至!

結果はまたご報告します。明日朝10時から生中継。


実現する県政へ!
 「変える」決意!

井上ちあき

障がいがある方の地域生活を考える」講演

2010-12-12 | Weblog
いろんな講演会に参加しますが、今日の講演は

本当に目から鱗が落ちる講演でした、

NHK教育テレビ 20:00~の「きらっといきる」で

パーソナリティをされてるいる玉木氏の講演。

(残念ながら見たことがない、次回見てみよう)

S42年生まれといわれていたので、ほぼ同年代。

仮死状態で生まれたということで、発声や手足が不自由

でいらっしゃった。。。。うーん、同年代なので敬語をやめよう。

そんな雰囲気の人ではなかったな。

大変パワフル、障がいがあるとかないとか、ということを

感じさせない親近感をもった。

議員は選挙の度に、「特養」をつくって待機者をなくします。

というが、自分は入りたいのか?と聞いていた。

確かに、自分が施設に入りたいということではない。

もちろん、今の就労環境や地域医療の現状、介護サービスの現状を

考えれば待機者、隠れ待機者のために施設整備は必要だとは思うが、

当たり前のように地域に暮らすことができることが本来という

視点であらためて考えてみたい。

私が、小学校や中学校のころ、障がいをもった人と交わることはなかった。

「自然」向き合うという感覚がまだまだ不十分。


こんな話しもされていた。

ある家庭に子どもが生まれた。近所の夫婦がお祝いに行こうと

話していると、実はその子どもは障がいをもっているらしいとのこと。

そこでその夫婦は「お祝い」を持って行くことをためらう。

結局「お見舞い」をもっていくことにしたという話し。

こんなことは実は大変多い。

「生まれる」ことは等しく「めでたいこと」ではないのか?という問い。


どれだけ先入観をもっていることだろう。

だから気づかないうちに、特別な扱い、意識、距離感をもってしまう。


ある方が、最後に意見を述べられていた。

障がいを持っている者が声を上げることが大事というが、なかなか難しい

また、どこに言えばいいのかわからない。

大変、恥ずかしい思いがした、なんのために議員としてここに座っているのか?


すこしでも、障がいがあろうがなかろうが、老いていようが介護が必要になろうが

それらの多様性が当たり前であるはずで、そんな当たり前で自然な地域にしよう。



玉木氏の講演を是非、加西の子どもたちにも聞いてもらいたい!

玉木氏の愉快な話の中に、自然に引き込まれていき

いつの間にか、肩の荷がおりて、なんだか楽な気分になる。

そして命や生きることについて考えるきっかけになる。




実現する県政へ!
  「変える」決意!

井上ちあき























































一般質問の結果報告

2010-12-10 | Weblog
今日は2:30pmごろから1時間びっちり市政に対すいる

一般質問を行いました。

①義務教育における学力向上について

 今日は、従来以上に教育長を中心に、学力向上に向けて
 やる気をみせていただきました。
 もちろん現場の先生が日々がんばっているのはよくわかってますが、
 それ以上に要となる教育委員会の「意思」が重要です。
 長期的な不景気、社会保障への不安、雇用の不安定化、全体としての所得の
 下層化など、子どもを取り巻く環境自体が大きく問題を抱えています。
 子どもたちは家庭や生まれる地域を選べないからこそ、学校での学力定着
 は、子どもたちの将来の礎として重要。

②障がい児童、高齢者福祉について

 市内の小学校でも6校で、放課後の学童保育が行われていますが、
 特別支援学校を中心に、障がいをもった児童生徒の一時預かりが
 加西ではおこなわれていませんでした。
 保護者の就労支援や精神的なケアも含めた環境整備を求めました。
 まずは実態調査、ニーズ調査を行うことからスタートしてもらいます。

③市庁舎を含め加西の公共施設は、建ってからかなりの時間がたっています
 つまり、今のようなバリアフリーが叫ばれる前の建物です。
 市の庁舎でも障がい者用トイレが1Fに一つだけ。洋式トイレも3Fに1カ所
 だけでした。
 市役所にはしゃがむことの困難な高齢者の方も多く来られます。
 予算は厳しくとも、洋式トイレ、手すりなどを必要に応じて設置するように
 23年度予算時に検討をすることになりました。

④加西ブランドへのこだわりを求めました。

 加西ブランドを守る。加西ブランドへの想いをしっかり行政が
 もたないと、生産者の協力・市民の協力は到底得られないものと
 考えます。

⑤市内でも多くの商店が閉店してます。人の流入を増やすには
 まちの賑わいをとりもどすための施策が必要です。




実現する県政へ
  「変える」決意!
 
  井上ちあき



12月議会が始まっています。

2010-12-06 | Weblog
どーもツイッターを始めると、こちらのブログから遠のいてしまいました。

すでに11/30から12月議会がはじまっています。


初日には、私が決算特別委員長をさせていただきましたが、

11月に集中して審査された21年度各会計決算の認定について

採決が行われました。

結果としては一部反対の意見もありましたが、全会計とも認定という

ことになっています。

しかし・・・・補正予算を組まないまま、他につけていた予算を

つけかえて別のものに使う(流用)なども目立ってたことは問題。

また、自主財源を増やそうというかけ声ばかりで、何年も状況は

変っていないことなど、すんなり認定とはいきませんでした。


さて、12/9から議案に対する質疑、各議員の一般質問 その後

委員会審議へと移っていきます。

12月議会での主な議案は・・・

一度否決されている、住民投票条例が内容修正されて再度上程されて

ます。

その他には、加西病院が訪問介護を行う条例、

北条中の追加工事 約5000万円の契約の件

加西市・西脇市・加東市・多可町でつくる「北はりま消防組合」の設立の件

補正予算もでていますが、議論になりそうなのは、9月の補正予算審議で

議会で削除された「ホームベーカリー」20台を買う約110万円の件


また、審議の経過を報告します。



実現する県政へ!
  「変える」決意

井上ちあき