今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

視察から帰ってきました

2008-10-30 | 市政一般
27~29まで会派からの視察にいかせていただきました
今回は、新政会・東風会との合同視察です。


三重県四日市市へ PFI事業で実行された学校改築・建設
長野県飯田市へ ㈱南信州観光会社を中心に行われている体験型観光について
愛知県高浜市へ 高浜市総合サービス㈱を含め行革とアウトソーシング戦略について

今夜9時に加西に戻ってきました。
大切な政務調査費をつかわせていただいた視察です
今後の市政への提言への気付きが沢山ありました

それぞれののご報告は後日・・・

各市の議会事務局、各ご担当者様には長時間質問攻めと
現地視察にとお世話になり、ありがとうございました。

写真は、飯田市役所です。




取り戻せ!加西の未来
井上ちあき

続 雇用促進住宅問題

2008-10-25 | 市政一般
雇用促進住宅の廃止問題のつづきです。

加西市では4箇所ともに23年に廃止の方向が
打ち出されていることは前回書きました。

それにともなって、定期借家契約という借主に
非常に不利な契約をしている方たちに
契約を打ち切るという通知がなされ、
来年1月から4~6名程度の方々が退去を
迫られることになるというところまでは
お知らせしたと思います。

この件については全国的にも問題化しているようで、

雇用能力開発機構から通知がでて、定期借家契約を結んで
いる方でも事情によって、平成22年11月末まで
契約を延長することができるようになりました!


心配なのはこの再契約ができますよ、という通知が
雇用促進住宅にお住まいの皆さんに届いているか
どうかということ。。。

すくなくとも2週間前あたりでは届いていなかったようです。

国の失政をのツケを国民の負担にするのは
えーかげんにやめてもらいたいものです。

中央の官僚や国会議員には、地方の苦しさが理解されている
だろうか。。


取り戻せ!加西の未来
井上ちあき





臨時議会の結果報告

2008-10-24 | 市政一般
コメントにも、市職員の酒気帯び運転についての
臨時議会のことについてどうなったのか?
とお問い合わせいただきました。
ご報告が遅くなり申し訳ありませんでした。

さて、10/8に神戸地方裁判所において
市の行った懲戒免職処分の取り消しの判決がでました。

市が高裁に控訴するには、地方自治法で議会の議決が
必要になります。

そこで、今回の臨時議会が召集されたということです。

市の顧問弁護士から議員協議会の場において説明もなされました。

私なりに要約すると・・・・判決の要旨は

①職員が飲酒をした事実、市の内部規定において飲酒の「標準処分」が免職と
 なっていることに双方争いはありません。
②検出されたアルコール量は、道交法で処罰される最低限の水準であり、
 また、同席したものから勧められた消極的飲酒であった
③当人は翌日すぐに職場に報告をし隠そうとしたのではない
④職務とは関係のない休日の飲酒であって、公務や社会的な影響も
 甚大とはいえない
⑤当人は前科前歴、懲戒処分歴もない
⑥同じ懲戒規定において無免許運転、時速50km以上の著しい速度違反
 のときには減給または戒告という処分にとどまることと比較すると
 酒気帯び運転が免職となるのは均衡を欠く

およそこうした理由を基本として
最終的には今回の懲戒免職処分は、社会通念上著しく妥当を欠いて苛酷な
ものであって、その処分は公正原則に反する違法なもの・・・・という判決でした。


臨時議会の議決に関する新聞報道は、紙面の都合でしようが、あまりに
短絡的な表現になっており、議会でのさまざまな議論が伝わらず
残念な思いをしていました。

議会の議論としては、
 判決の妥当性をもって、控訴すべきでないという意見
 他市では公平委員会において懲戒免職処分は不当とされた事例がある
 公務員という模範となるべき立場であるにもかかわらず飲酒をしたことは
  やはり許されないという意見
 飲酒後に、自覚をもってタクシーをよぶなりできたはずという意見
 などがでました。

議会の結論としては 15:2で控訴することに同意する結果となりました。

私は、結果として控訴に賛成をしました。
   理由は 公務員だからという理由で著しく一般常識を超えた処罰を
   課すことには賛成できません。
   また、この市の内部規定の酒気帯び運転をすると「即、免職」に
   なるのではないという市の言い分があるにもかかわらず、どんな  
   時に免職で、どんな時には免職にならないのかという線引きは
   なされていない事実があり、免職という重大な処罰を課す可能性
   があるにもかかわらずこの点が不備であることは問題が残ると
   思います。
   が、こうしたことを考慮したとしても、判決とは異なり地域社会への影響
   は大変大きいものがある、市職員という信用を著しく低下させたと
   いえる点。
   また、自ら飲酒をしたことを理解して自動車を運転したということは
   今回たまたま事故はありませんでしたが、飲酒が原因となって
   事故をおこすことをわかっていて(未必の故意・・・と法律用語では
   いうのですが・・・)乗ったことは重大な違法行為といわざるを得ない
   ことを思えば、酒気帯び運転とはいえど、今回の事例において
   懲戒免職になったことを判決のいうように、不当に苛酷であるとは
   いえないと考えたからです。

ただ、この懲戒免職処分によって、本人はまだしもご家族をふくめて多くの
方々に影響があるいことを思えば、市の広報に掲載されたように、今回の
裁判を「退職金目当て」と問題を矮小化し、一刀両断した表現をした見方には
与することはできません。


弁護士も言っていましたが、この種の裁判はまだまだ始まったところで
判例がすくなく、こうした判決を積み重ねていく段階だとのことです。



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井上ちあき



   
 
  



















オープンスクール②

2008-10-22 | 教育
午後から泉中のオープンスクールへお伺いしました

体育館では3年生が意見発表会の予選を行ってました。

お母様のお仕事のを通して感じたこと

生きるということなど、それぞれに感じていることを

発表していました。多感な時期に感じることを文字にすること

多くの前でそれを発表することは大切なことですね。

教室では英語、古文、障害者の方にたいする対応を

学んでいました。

総じて感じたことは、落ち着いて勉強していることと

何より、礼儀正しい感じがしました。大切なことです。

その後は校長先生と1時間程度お時間をいただいて

学校統合のこと、学力のことなどについてご意見を

お伺いしました。

校舎自体が老朽化していますが、中でもトイレの

状態が良くないようです。

そして、やっぱり保健室にエアコンが無いようです。

夜には、市民会館で行われた 安全・安心のまちづくり市民大会

へ参加しました。

中でも暴力団からの不当要求に関するビデオは

大変参考になりました。

明日は、午前から定例の教育委員会の傍聴へ。。



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井上ちあき

南部公民館まつり と 北条の宿はくらんかい

2008-10-20 | その他
昨日は、午前中は昨年に引き続き 南部公民館まつり へ

民謡、カラオケ、三味線、詩吟、銭太鼓、剣舞などなど

芸能発表会は本当に「気合」がはいっていらっしゃいます。

押し花を使った貼り絵、や読書、書道などの展示も

多彩です。副館長ともお話しましたが、もっと子供や

若い方々を含めて地域交流の場になればと思います。

小学生を対象に寺子屋なんかもどうでしょうか?


午後は、北条の宿まつりへ。。。暑かったですね。。

あちこちで、お知り合いに会うたびにお買い物をして

ますと夕方には、財布の中が500円ほどに・・・

それでも、北条の路地を歩くなどは40年生きていても

初めてのことでした。知っていているようでも

地元のいいとこを知らないこともいっぱいありますね。

写真は播磨農業高校生の播州歌舞伎です。西岸寺で

披露されましたが、場所がらなかなか趣がありました!

それに、あんなにユーモアのある内容だったとは・・・

見事でした!

イベントすることはなかなか難しいことがありますが

スタッフの皆さん、本当にご成功おめでとうございます。


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井上ちあき

オープンスクール

2008-10-18 | 教育
先日からオープンスクールに回っています。

全部はいけてませんが、加西中と日吉小にいってきました。

子供たちの様子や授業、施設を見せていただいています。

日吉の子供たちの活気ある授業が印象的でしたね。

加西中では生徒たちが気持ちよく挨拶をしてくれました。

また、校長先生と統合問題や学力テストについても

できるだけ意見交換をさせていただいています。

それから、気になっているのが、冷暖房のない保健室が

まだまだ残っていること。

市は、なんだか百数十万円の設備なので、すぐには付かない

というが。。。。数万円の家庭用でも十分効果あるんじゃないの?

実際知り合いの電気屋さんも同意していました。

このあたりは、調査をしてはっきりさせたいと考えています。


ついでに・・・伊丹市では学力テストの成績を公表しています。

詳細の分析がなされ、その対策もとられています。

加西市ではどうか・・・・大変疑問。

また、教育委員会がいうように「過度な競争を招くのか?」

これまた疑問。ここについてもはっきりさせてたいと

思います。



それから、今日は議会運営協議会、議員協議会が開催さ

れましたので一日議会棟に缶詰でした。

主には、先日書きました、酒気帯び懲戒免職についての判決について

市の顧問弁護士から説明をうけ、こちらからも質問を。

それから6月いらい懸案となっています監査委員について。

いずれも、月曜日の臨時議会にて結論がでます。


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井上ちあき






臨時議会が召集されます

2008-10-10 | 市政一般
本日、市長より臨時議会が召集されました。

議題は先日報道もされました、市職員が酒気帯び運転を

行い、内部規定によって懲戒免職になり、神戸地裁で

この処分の適否について争われていた件について

市敗訴の判決となり、控訴するために自治法により

議会の承認を求める内容となると思われます。

日時は 今月 10/20 午後 1時~となります。

まずは、判決について市の顧問弁護士からの説明を受け、

判決文を読みこんでみます。

こうした、公務員の酒気帯びに関する処分については

その自治体の公平委員会などでも、さまざまな結論

がでており、議論にもなっている事柄です。

取り急ぎ・・・


取り戻せ!加西の未来

井上ちあき

学校統廃合はこれからが本番です。

2008-10-05 | Weblog
11月になればいよいよ、本格的に教育長以下事務局サイドとしては
統廃合について市内全域、そして校区ごとに説明会を計画している
ようです。

ここで重要なのは、「説明会をした」というアリバイではなく、
子供達の学習環境のために、実質的な意見交換を
地域や保護者とできたかどうかです。

ここを教育委員会には勘違いをしてもらいたくない。

だから、できるだけ沢山の方々、こどもを持つお母さんも含めて
出やすい曜日、時間帯を・・・

一方的に指定するのではなく、区長会やPTAや保育園・幼稚園の
保護者会、老人会などに希望を聞いて調整すべきと考えます。

それだけのことを提案するのだから、1人でも多くの人が参加し、
発言のしやすい環境とは・・・という配慮をする必要を求めたい。

こうした入り口の配慮がないのであれば、
これからの統廃合の議論の前提である「市民の意見を聞いて」
という言葉の真意が問われることになります。

そうならない親身な対応を期待したいものです。


取り戻せ!加西の未来

井上ちあき






どう思いますか?学力テスト

2008-10-02 | 教育
昨日の神戸新聞の記事に
「学力テスト 市町村別結果 13知事が公表賛成」
とありました。
兵庫など多くの知事は「市町村教委の判断を尊重する」
とありますから、文字づらでは兵庫も加西市教育委員会が
公表するならどうぞ、ということなのだろう。。。
新聞の書くことはそのまま真に受けるとえら目にあいますが。

学力テストとは 昨年40数年ぶりに復活をして
今年2回目が行われた「全国学力・学習状況調査」です。

私としては、昨年からこうした指標を公表すべきと
考えいますが、教育委員会サイドからは「学校はもと
より市町村にしたとしても過度な競争が生じる恐れ
があるとして公表にいたっていません」

昨年は県内でも神戸市や西宮市でも市全体の成績としての
正答率は公表されたようです。

また、福山市でも公表された上で、詳しい分析と対策
がHPにもアップされています。

本来は学校別の正答率を、その学校のPTAには公表
して良いと思いますが、そこまで行かずとも
市としての正答率は公表されるべきだと思います。

子供たちに対する学校教育を学力テストの正答率で
すべてが計る事ができないことは当たり前という
認識に立った上で、また学力が子供、そして人生の
すべてではないことは理解していますが、、、

学力の定着を判断する上で一つの指標とすることができると思います。

教育委員会サイドとしては議会答弁の中で「概ね良好
な結果」と回答しましたが、これでは不十分といわざる
を得ません。

良い結果なら胸をはって、さらに子供たちの学力向上に
取り組む方策を練る必要があり、悪いなら悪いで
どこに問題があるのか、学校と家庭が問題を共有する
必要があります。

市単位の成績を公表することで危惧される「過度な競争」
とはなんでしょうか?

多くの先生が日々懸命に取り組んでいらっしゃることは
私なりに理解しているつもりですし、子供の学力は
学校以上に家庭環境に要因するものも多いと言われます。

しかし、現状がどうだという以上に、義務教育期間に到達
する学力というものが子供たちの将来にとって、大きな
礎になることは現実です。
義務教育だから平等になどという神話は、高校受験を受ける
間際になってもろくも崩れてしまいます。
そして大学、就職と、より広い社会の同世代と競いあって
いくことになります。
そして生涯収入の差という現実に結びつく現実から
目そむけて、結果だけを子供たちに負わせるわけにはいきません。
もちろんいろいろな人生がありますから、その選択は自由ですが
選択の可能性を広げてあげるためにも、掛け声だけの「学力向上」
ではなく見える形として成果を検証する必要があります。

そのカンフル剤の一つが、市の成績公表ということにならないのか
と思います。


先生という世界の中の秘め事にするのではなく、
課題を家庭と共有することが大事なのではないかと思います。
こうした率直な姿勢が学校「対」家庭という対立軸ではなく
学校「と」家庭という信頼関係を強くする要因に
なるのではないでしょうか?


なかなか、ブログでは意を尽くせませんが、
この問題には賛否のあるなか、皆さんはどのように思われますか?


取り戻せ!加西の未来
井上ちあき