今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

市議って何だろう?

2007-05-28 | Weblog
「市議」ってなんだろう?と最近思います。
市民(私も市民ですが・・・)にとって「市議」とはどんな存在
なんでしょう?

今回の市長選を通して、加西の政治というものを考える機会に
しなければならないような気がしています。

地域の代表・校区の代表のような言われ方をすることも多いですね。
その地域の苦情・陳情処理担当のようなことなんでしょうか?

公人として、常に批判の対象でもありますが、
今日は「あいつは、もう市役所内を肩で風を切ってあるいている」と
噂されているようです。・・・前となんも変ってないんですけどね。
市議になると、なんだか声かけずらいですかね?
一緒にいろんな話をしながら加西の未来がよくなるようにしたいと
思っています。

私も選挙を棄権したことは一度もありませんが、確かに投票したあとと
投票する前と、投票される人も投票する人も、何か変わってしまうような
感覚になっています。


政治や行政というと小難しく聞こえて今しますが、法律も含めて
「世間の当たり前」がそこでは王道であると考えています。
地域エゴや個人利益が優先されるのではなく、地域と個人の利益のバランス
が優先される感覚を、共有するべきときがきていると思っています。

こうした感覚を市議は率先してもたなければならないし、
それを基本に、市民の代表の一人として、信念をもって行動しなければ
ならないと思っています。



井上ちあき















不信任決議に賛成しました(2)

2007-05-24 | Weblog
先日は、地域の区長さん方がお集まりのところで
臨時議会の報告をしました。

その方々は、皆さん私の支持者というわけではありませんし、
議員になったからといって自分の意見を押し売りするものでは
ありません。

地域に議会での議論や、自分の判断がどういうものであったかを
タイムリーに報告していくことは、議員の責務ですね。

前回のブログの時にも書きましたが、
皆さんが一票を投じた議員の行動を信用して欲しいということが
今一番感じているところです。
なんだか任期一ヶ月で「悪者」ですから・・・
もし信用できないときは、これからも直接いつでも聞いて欲しいとお願いしました。
これをきちんとしていかなければ、いつまでたっても市長や議員は信用
されないし、加西の政治は成長していかないように思います。

さて、先日はグリーンポストにも投稿されてましたが、
どうも、議員が改革派市長を職員と結託して、足を引っ張ろうとしている
というイメージがどうも市民の皆さんには強いようですね。

正直そんな議論でひきずりおろそうなんて話をしたこともありません。
ここは、私を信用していただけないでしょうか。

不信任決議の採用問題については、すでに各議員とも理解されている
通りです、また前市長に対する付随的なポイントはそれぞれの議員に
よって異なると思います。

私は、基本的に市議選でも他候補を批判するようなことは嫌いですし
今でも、前市長に対してありもしない、非難をするつもりは毛頭ありません。
ブログでなんだか悪口を書いているようで、書くほうも、読むほうも
いやなものです。

私の原体験として、1年以上つとめた市長の諮問機関である加西市経営改革委員会でも、加西病院の再生にむけた議論をしているときに、市長からは耳を疑うような発言が繰り返されました。私とあるメンバーが中心となって「加西市民病院
フォーラム」を企画運営しましたが、病院経営に熱意を持って臨む市長像を
演出してしまったかのようで後悔している部分もあります。


いずれにせよ、市長選挙が行なわれます。
どうか、風評ではなく自分でお確かめになってこれからの加西の
リーダーを選びましょう。
以前にも書きましたが、未来へのビジョン、価値観を共有し、なにより
私たち市民が、その人を心から信頼できるかどうかがもっとも大切だと
考えます。

みなさんとお会いしたり、グループに呼んでいただく機会があれば
もっときちんとお話ができるのにと思います。

なかなか口はばったくなってしまいます。ごめんなさい。

前回のブログから時間がたってしまいましたので
今の気持ちのようなブログになってしまいました。

・・・でも、6月には定例議会も始まります!
遠慮なくやります。

井上ちあき
























不信任決議に賛成しました。(1)

2007-05-14 | Weblog
大切な報告をしなければなりません。
皆さんがご存知のように、臨時議会において市長に対する不信任決議案が
提出され、賛成しました。

理由は一度に書ききれませんので数度にわけてご説明したいと思います。
他者のことをコメントするようで本意ではありませんが、
少しでも私の想いがつたわればと思います。

市長のすべての政策を否定しているのではありません。
北条鉄道のボランティア駅長のみなさんや、改革マニフェストについても
市長1人でやったものではありませんが、評価できると思います。
財政改革のためのコスト削減にも注力されたと考えます。
しかし、コスト削減はすべてに優先するものではないと思います。
赤字でもやらなければならないことはありますし、やめた方がよい予算のついた事業もあります。ここの見極めをしなければなりません。
ではその分かれ目は何か!
それは「10年後、20年後の加西市のビジョン、具体像」に向けての改革なのか
どうかです。


しかし、私は約1年以上市長の諮問機関である「加西市経営改革委員会」の
委員をつとめていましたが、1度たりと10年後、20年後の加西市の
ビジョン、具体像を示してもらうことができませんでした。

また、県内他市町長および県との信頼関係がすでに冷え切っていることや、例えば加西市市民病院に深く関る神戸大学医学部との信頼関係が大きく損なわれてしまっていることは、ご存知のように加西病院の存続にすら大きく被害を及ぼしています。何も、県や他市町に媚をうれというのではありません。互いに競争しながらも協力関係を相互に築くことは、こらからの加西の未来にとってめちゃめちゃ大切なことであったのに残念な現実となっています。

採用問題のもっとも大きな問題は、加西市の条例や規則といった私たちのルールを最も守らなければならない市長が守らなかったところが問題なのです。それも人の人生を左右してしまう採用という時に。もともと権力者が勝手な採用を行なうことができなように採用方法が規則化されています。ところがこの試験結果を無視して権力者が自分で選んでしまったのです。試験結果ではなく結局は権力者の一言で決まってしまった事実が明るみにでた以上、加西市や消防署などに就職をしようと受験した方々やご家族の人生を考えれば残念としかいいようがありません。もちろんそのときに就職された方々に何の責任もありません。だからこそ行政というところだからこそ、入ってしまえば大きな力をもってしまうからこそ、その採用という大事なところにルールがあるのです。ただルールにも問題がでてきますので、そのときにはルールを変えてのぞまなければなりません。このルールを守らなかったことは市長も経営改革委員会の場でもみとめていました。

これ以外にも不信任の理由はあるのですが、次回に持ち越させてください。

次に、昨日の臨時議会についてですが、私がいうと語弊があるかもしれませんが
到底、議会と呼べるものではなかったと思います。
あの日、皆はいったい誰に向かってしゃべっていたのでしょう?
何も、議員がえらいなんて思ったことありません。ですが、信託を受けた議決権をもつ議員同士が互いの主張をぶつけ合って、最終的に議員が多数決を行なって決める、これが議会なのではないでしょうか?その議論を広く市民にオープンにするということが求められているにもかかわらず、昨日はどちらが市民(傍聴人)受けがするのかの競い合いでしかなかったように思います。

市長の意見を質問する動議(議題としたい、時に申請することですね)がでましたが、私は反対しました。それはラヴィでの市長の釈明も数時間にわたり聞きましたし、また経営改革委員会での場でも直接お伺いをしました。それ以外にも調査委員会の報告書ももちろん読みました。こうした情報を得た状態で参加しなければ議席につく資格はないと思います。ただ正直なところ傍聴にきた方々のことを考えると賛成すべきかどうかかなり迷いました。しかし先ほども書きましたが、これは議会であって弁論大会ではありません。こう考え思いとどまりました。

いずれにせよ、この臨時議会が召集された段階ですでに、市政は混乱した状態にあります。私たちが最も大切に考えなければならないことは、誰になるかわかりませんが「市長」を核に一致団結することです。
私が市長と役職を担う方にもっとも大切なことは、
①20年後の加西市のあり方、ビジョンを具体的に語れる人
    「安全・安心」とかじゃだめですよ。
②政治は「人」です。世の中すべて「人」と「人」がつながってやっているんです。だからこそ「人から信頼される人」意見が違っても信頼できる人

・・・でなければならないと考えています。

皆さんの一票を投じた議員は「バカ」で「不見識」でしょうか?
そんなに「改革」を拒む「反対勢力」でしょうか?
こんなに大量に一度に「バカ」「不見識」になってしまうのでしょうか?

議員は皆さんの身近にいると思います。どうぞ直接お話を聞いてみてください。
本当に真剣に議論しています。
派閥の論理で動いているわけでもありません、私も新人とはいえど
言いたいことは言えてますよ。
この問題はまた書きます。
ながくなってしまいました。ここまでおつき合いくださってありがとうございます。


これからも、真摯に青臭く取り組んでいきます。
井上ちあき








臨時議会について

2007-05-09 | Weblog
お騒がせしている臨時議会について。。。。

新たに選ばれた議員による議会がまだ一度も行われていない
状況での臨時議会となります。

急きょ召集権のある市長より、市民会館に場所を指定されましたが、

議会としても(私は議会を代表する立場ではないので、話している議員たち
の意見ということですが)多くの市民の方に傍聴いただくのは
結構なことという認識はあります。

その上で、議会というものは「公正な決議」を行うために、細かなルールが
定められています。
私がもともとやっているお店のミーティングを、休みの日にあそこでやるから
あつまってや~。というレベルのものではありません。

定められている傍聴人62名を変更する権限が議長にある。
⇒ ところが本会議がはじまるまで議長は選出されない。
⇒ では、どこから傍聴人を会場に入れることができるのか?

先着にするのか、整理券をだすのか?
会場が混乱した場合を想定して、警備を依頼するのかなど
事前に想定した議論をして、できるだけ市民の方々に
迷惑のかからないように話をしているところです。


なんだか、議会がだだをこねているような記事もみうけられますが
決してそうではありません。
皆さんが支持された議員を信じてあげてください。
こうした件でも直接、支持された議員にお問合せになられると
きちんとお答えいただけると思いますよ。


井上ちあき







会派というもの

2007-05-06 | Weblog
井上ちあきは「会派」というものに入ります。
その準備会合が今日ありました。
簡単にいえば会派というのはある程度の政治姿勢を共有できる議員が
グループをつくって行動することです。
国会のように厳しい党議拘束のようなものはありません。
一議員としての言動は保証されます。

ある支援者の方は、新人で会派をつくってはどうか?
また別の方は、そういう人たちと違う動きを期待されているじゃないのか?
とおっしゃる方もあります。
いろいろなスタンスの取り方があると思いますが、

歴の長い議員を含め多くの議員と同じ会派に属することにしました。
会派に属さず、いわゆる一般受けをねらったり、マスコミ受けをねらって
たとえば今すぐに議員定数削減案を出すこともできるでしょうが、
決して実現するとは思えません。

それは妥協するのではなく、議会独特のルールを学びながら
自らの政策を声高に言うだけでなく、「実現」させることを目指して
行きたいと考えています。

選挙事務所に、市内住民という名の方から和紙でできた手作りのような
お葉書をいただきました。そこには一文。。。
「真実一路進んで下さい 応援しています。」とありました。

この言葉を忘れることなく、迎合することなく、馴れ合いになることなく
いつまでも青臭く一歩、一歩 進んで行きたいと思います。


なお、5月13日の臨時議会ですが、市のホームページには
10:00開会とありました。



井上ちあき







臨時議会の件、取り急ぎお知らせします。

2007-05-05 | Weblog
新聞報道では、5/13(日)に市民会館で臨時議会があるという
情報しか伝わっていないと思いますので、

「え?何時からや??どうやれば傍聴できるんや?」
と多くの方が思っていらっしゃることかと思いますので、
取り急ぎお知らせします。

今、私が押さえている情報としては、

 開会時間は決まっていません。
       傍聴についても、何も現在決まっていません。
      現状では、議会は改選されたばかりで議長すらきまっていません。
      これを決めることから議会はスタートすることになると
      思われます。

開かれた議会であることは各議員も望まれているところでしょうから
多数の傍聴があることはいいことですが、
断片的な情報が先走ってしまい、市民の方々にご迷惑をかけてしまったの
ではないでしょうか?


きっと月曜日から議会事務局に問合せが多数寄せられることでしょう。
新聞報道も、この時間や傍聴がどうなるかあたりもフォローした記事を
書いておいてもらえれば分かりやすかったですね。

井上ちあき

復活します。よろしくお願いします。

2007-05-04 | Weblog
市議選にはりましてから、公選法の関係で一旦ブログもストップしておりましたが
これからは、何が議論になっているのか?市議が何をやっているのか?
え?これって普通の感覚と違うんじゃない?ということなど、できるだけ
お伝えしていきたいと思っていまのでよろしくお願いします。

さて、臨時議会の召集が市長から昨日遅くにありました。
ちなみに議会の召集は市長が日時場所を決める権利を持っています。
みなさんも新聞などでご存知かと思いますが、
13日 市民会館文化ホールにて行われます。
たくさんの市民に開かれた議会であるべきだとは思いますが、
演劇をするわけではないので文化ホールというのはいかがなもんでしょう?
会場変更から派生する警備代などを含めて費用も結構かかるのではと心配。
こうなる前から、小野市のように議会がネット配信されていれば
会場にくるこないではなく、ひろく議論がopenになったのにと
あらためて議会のネット配信の重要性を感じます。

ちなみに、「加西市議会傍聴規則」には傍聴定員は62人と定められて
いるのに、いきなり会場を文化ホールとして。。。どうするんだろう。
これもまた報告します。


議題は、3月議会で一般予算が否決されていますが、行政では市民生活に
差障りのないよう、独自で予算を執行しています。それの審議を行うことと
改めて提案される動きのある市長不信任決議案です。

感情論でなく、提案するもの、賛成するもの、反対するものが冷静に討論し
市民に理解されるものであるように努めなければなりません。
しっかりと議論が伝わればと願います。
また、このブログでもお知らせできればと思っています。

それから、市議会では議会の会派結成が進んでいます。
加西市のHPでも最終版は公開されますので、
きまればお知らせします。

取り戻せ加西の未来!
井上ちあき