今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

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公務員の心に改革の火は灯るのか?

2012-06-24 | Weblog
今日は、2年ぶりくらいにリクルート時代の先輩

樫野さんに会ってきた。

いわゆる、前回の神戸市長選に立候補されて僅差で惜敗された方。


今は広島県の広報も担当され、「おしい広島」の仕掛人としても知られる。




今日は朝から、神戸の西区でタイトルの

「公務員の心に改革の火は灯るのか?」をテーマにミニ集会を開かれたで参加。


県の行政の中で感じたことと、私が市議をやっていたころに感じたことと

何が同じで、何が違うのかを聞いてみたかった。


すべてを樫野さんが意図したようには表現できないのはご勘弁いただいて。



公務員の皆さんは、能力的には優秀であること

しかしその得意な分野は、課題提起、論点整理、調整能力などで

政策を実現するということは得手としない。(特に前例のないこと)


民間委託がなんでも解決するわけではない、なぜなら民間企業がすべて善ではないから。

しかし、民間委託してもチェックできない行政がまたそこにある。

モニタリングとインセンティブの仕組みが必要。


人事異動が頻繁にあることで、ノウハウが蓄積されない。


政策実現には外人部隊(リスクを取れる実践専門家)が内部に必要。


こうしたお話はその通りだと思いながら聞いていた。(まだまだあるが)




難しいのは、公正公平にとらわれすぎて、しゃくし定規で融通がきかずに

本来市民の福利のために少しでも、利便性を向上させることが本来的な

目的にもかかわらず、むしろ本来の目的を邪魔することもある。。。。

そんな「価値基準の軸のズレ」を修正しなければならないこと。


質疑応答ででていた、公務員給与についても、一律○%カットという

「やり方」には否定的。 私もそう思う。

がんばって、成果をあげる者は評価されなければならない。

しかし。。。そのためには、評価を受けることを受け入れるのか?が問題。



県にいる立場から、県と市の首長いわゆる良い首長で、ともに課題を共有して

やっていければ統合せずとも2重行政にはならない。という話もあったが、

ここだけは、どうかなと思う。

神戸市のような政令市、その他中核市、また自主財源の豊富な基礎自治体と、

そのた一般市ではかなり、状況は異なる。

それぞれの首長はどの顔ぶれも一筋縄ではいかない。

県の中で画一的なルールで、市町をしばっているおかげで一般市では

自立していくことに大きな障害になっている。

土地や福祉、さらに教育、その他ひも付き補助金(国のせいでもあるけど)などで顕著。


明治以来の国・県・市町村という統治システムのままでは一般市の多くは立ち直れない。

県の中にいるもの、県議会が、自治体への財源と権限委譲を前提に

守備範囲の整理をしてもらわないと。



こんなことを思いながら、懐かしい、昔から無茶ぶりをする先輩の話を聞いていた。

本当に昔から突き抜けている人で、流石の感は今も変わらない。



取り戻せ!ふるさと加西の未来

実現する県政へ

井上ちあき

大学の競争から・・・

2012-06-24 | Weblog
東大が世界標準ともいえる秋入学を目指すことを提起して話題になっていた

昨日の日経には、横浜国立大学が新一年生には2015年度をめどに

留学を義務づけるという記事(ちなみに1割程度の学生)

今日の日経には、シンガポールで行われた国際留学フェアで

東大、早稲田をはじめ日本を代表する11大学のブースの

人気がない話題が1面にでかでかと。


アジアを中心に各国で留学をつうじた人的ネットワークが構築

されるなかで、このままでは日本は取り残されると明大教授の話。


そんな記事を読みながら・・・



人材を育てることをグローバルな視点で取り組まなければならないのではないだろうか?

それは、この地域でも実現可能だろうか?

都市部の一部の子どもたちの特権ではないはず。

平成22年度の教育委員会評価で厳しい評価を受けた加西市の教育委員会。

平成24年度「教育の重点」を見なおしてみるが、はたしてどうかわるのだろう?

グローバル化は、大企業や有名大学の特別な話ではないのは世間の当たり前。

通用する人材を、勝ち残る人材を、輩出していけるのか?




昨日もある文具店で小3のお子さんをつれた知人の奥さんと立ち話。

お互い北条高校の出身。

4クラスに減り、・・・私のころで家政科と普通科で8クラス。

果たして学区再編の中で、生き残っていけるだろうか?




大学でさえ、独自性を発揮することで競争に勝ち残ろうと必死になっている

人口5万人を目指す加西市は(いつなる目標なのかよくわからないが)

たとえば、2015年だと人口推計では加西市は45000人

(もうすでに日本人だけだと46000人台なので、45000人の推計も危ういが)

あとの5000人を兵庫県も、近隣市も減少する(減少率は小さい)中で

他市町村から「奪って」これる「独自性」とは何か?

・・・・・環境産業・教育水準・農業ブランドとベースとなる公共交通だと思うのだが・・

それを実現するために、高いレベルの自治体の独立性




こんなことを思いながら、今日も半身浴。。。





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