今日は、2年ぶりくらいにリクルート時代の先輩
樫野さんに会ってきた。
いわゆる、前回の神戸市長選に立候補されて僅差で惜敗された方。
今は広島県の広報も担当され、「おしい広島」の仕掛人としても知られる。
今日は朝から、神戸の西区でタイトルの
「公務員の心に改革の火は灯るのか?」をテーマにミニ集会を開かれたで参加。
県の行政の中で感じたことと、私が市議をやっていたころに感じたことと
何が同じで、何が違うのかを聞いてみたかった。
すべてを樫野さんが意図したようには表現できないのはご勘弁いただいて。
公務員の皆さんは、能力的には優秀であること
しかしその得意な分野は、課題提起、論点整理、調整能力などで
政策を実現するということは得手としない。(特に前例のないこと)
民間委託がなんでも解決するわけではない、なぜなら民間企業がすべて善ではないから。
しかし、民間委託してもチェックできない行政がまたそこにある。
モニタリングとインセンティブの仕組みが必要。
人事異動が頻繁にあることで、ノウハウが蓄積されない。
政策実現には外人部隊(リスクを取れる実践専門家)が内部に必要。
こうしたお話はその通りだと思いながら聞いていた。(まだまだあるが)
難しいのは、公正公平にとらわれすぎて、しゃくし定規で融通がきかずに
本来市民の福利のために少しでも、利便性を向上させることが本来的な
目的にもかかわらず、むしろ本来の目的を邪魔することもある。。。。
そんな「価値基準の軸のズレ」を修正しなければならないこと。
質疑応答ででていた、公務員給与についても、一律○%カットという
「やり方」には否定的。 私もそう思う。
がんばって、成果をあげる者は評価されなければならない。
しかし。。。そのためには、評価を受けることを受け入れるのか?が問題。
県にいる立場から、県と市の首長いわゆる良い首長で、ともに課題を共有して
やっていければ統合せずとも2重行政にはならない。という話もあったが、
ここだけは、どうかなと思う。
神戸市のような政令市、その他中核市、また自主財源の豊富な基礎自治体と、
そのた一般市ではかなり、状況は異なる。
それぞれの首長はどの顔ぶれも一筋縄ではいかない。
県の中で画一的なルールで、市町をしばっているおかげで一般市では
自立していくことに大きな障害になっている。
土地や福祉、さらに教育、その他ひも付き補助金(国のせいでもあるけど)などで顕著。
明治以来の国・県・市町村という統治システムのままでは一般市の多くは立ち直れない。
県の中にいるもの、県議会が、自治体への財源と権限委譲を前提に
守備範囲の整理をしてもらわないと。
こんなことを思いながら、懐かしい、昔から無茶ぶりをする先輩の話を聞いていた。
本当に昔から突き抜けている人で、流石の感は今も変わらない。
取り戻せ!ふるさと加西の未来
実現する県政へ
井上ちあき
樫野さんに会ってきた。
いわゆる、前回の神戸市長選に立候補されて僅差で惜敗された方。
今は広島県の広報も担当され、「おしい広島」の仕掛人としても知られる。
今日は朝から、神戸の西区でタイトルの
「公務員の心に改革の火は灯るのか?」をテーマにミニ集会を開かれたで参加。
県の行政の中で感じたことと、私が市議をやっていたころに感じたことと
何が同じで、何が違うのかを聞いてみたかった。
すべてを樫野さんが意図したようには表現できないのはご勘弁いただいて。
公務員の皆さんは、能力的には優秀であること
しかしその得意な分野は、課題提起、論点整理、調整能力などで
政策を実現するということは得手としない。(特に前例のないこと)
民間委託がなんでも解決するわけではない、なぜなら民間企業がすべて善ではないから。
しかし、民間委託してもチェックできない行政がまたそこにある。
モニタリングとインセンティブの仕組みが必要。
人事異動が頻繁にあることで、ノウハウが蓄積されない。
政策実現には外人部隊(リスクを取れる実践専門家)が内部に必要。
こうしたお話はその通りだと思いながら聞いていた。(まだまだあるが)
難しいのは、公正公平にとらわれすぎて、しゃくし定規で融通がきかずに
本来市民の福利のために少しでも、利便性を向上させることが本来的な
目的にもかかわらず、むしろ本来の目的を邪魔することもある。。。。
そんな「価値基準の軸のズレ」を修正しなければならないこと。
質疑応答ででていた、公務員給与についても、一律○%カットという
「やり方」には否定的。 私もそう思う。
がんばって、成果をあげる者は評価されなければならない。
しかし。。。そのためには、評価を受けることを受け入れるのか?が問題。
県にいる立場から、県と市の首長いわゆる良い首長で、ともに課題を共有して
やっていければ統合せずとも2重行政にはならない。という話もあったが、
ここだけは、どうかなと思う。
神戸市のような政令市、その他中核市、また自主財源の豊富な基礎自治体と、
そのた一般市ではかなり、状況は異なる。
それぞれの首長はどの顔ぶれも一筋縄ではいかない。
県の中で画一的なルールで、市町をしばっているおかげで一般市では
自立していくことに大きな障害になっている。
土地や福祉、さらに教育、その他ひも付き補助金(国のせいでもあるけど)などで顕著。
明治以来の国・県・市町村という統治システムのままでは一般市の多くは立ち直れない。
県の中にいるもの、県議会が、自治体への財源と権限委譲を前提に
守備範囲の整理をしてもらわないと。
こんなことを思いながら、懐かしい、昔から無茶ぶりをする先輩の話を聞いていた。
本当に昔から突き抜けている人で、流石の感は今も変わらない。
取り戻せ!ふるさと加西の未来
実現する県政へ
井上ちあき