今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

希望のあふれる新年に

2007-12-31 | Weblog
公選法とは、変わったもので市内の友人・知人にも年賀状をだすことが
できません。送ってもらえたら「手書き」で返すことはできる。
という解釈になっています。的外れとしかいいようがありません。

さて、いよいよ今日で2007年が終わります。
市議に当選し、自分の想い描く市議像、議会像と、一致すること
ギャップのあることの中でもがいていた半年だっと感じています。
自分の感じていることや報告を議会NEWSの形で約1000人の方に
お渡しを続けていますが、なかなか本意の伝わらないもどかしさを
感じています。
そんな中でも、気軽にお電話をいただける方もありますし、いろいろなご相談を
いただくことができました。

来年から国の方針転換や、県の緊縮財政を受け、加西市は財政再建へと
大きく舵をきらなければなりません。
それと同時に、市民病院のあり方、少子高齢化対策、後期高齢者医療、
小学校や幼保の再編、人口減少対策、イオン進出による地元経済活性化、
農業の集約化や後継者、問題、など多くの課題について掛け声だけでなく
「方針を決めて」いかなければなりません。

議会もこれら諸課題に対して提案型でなければならないと思います。
自分自身もさらに市政の奥へと踏み入っていかなければならないと
感じています。

来年から議会の中に議会改革検討グループができました。
私もその委員の一人になることができました。
市民から納得してもらえる議会であるために、まずは世間の「当たり前」の
改革からはじめていきたいと思います。

こうしてブログを書いている目の前の壁に、立候補したときの選挙公報と
検討資料として配って回った後援会資料、選挙期間にどなたかわかりませんが
「真実一路」と書いて送ってくださったはがき、が貼ってあります。
自分がどんなことを目指し、発言して議員になったのか常に忘れないためです。
決して選挙のための議員になることのないように戒めたいと思います。


10年くらい前に、私の大変尊敬している方から、こんな言葉をいただきました。
「かけた恩は水に流せ、受けた恩は石に刻め」

市議になる段階でも、多くの方々にお世話になりました。なってからも
たくさんの方に叱咤激励いただきました。
このブログでもさまざまなご意見をいただきました。
本当にありがとうございました。


「2008年は」、
 子供たちは笑顔で学校に通い
 若者は胸をはって加西市の出身ですと言い
 壮年の方はバリバリと加西で働き
 女性はその力を存分に発揮でき
 高齢の方はますますいきいきと人生を謳歌できる
こんな加西市になる『希望あふれる新しい出発年』とできるようにがんばっていきたいと思います。


取り戻せ!加西の未来
井上ちあき


追伸 12月議会NEWS を作成中です。新年早々にはできあがります。
ご希望の方はメールをくだされば、配信、お届けいたします。

inoue-chiaki@mail.goo.ne.jp へお願いします。

皆様にとって、すばらしい新年となりますように!!














12月議会終了!だが・・・

2007-12-24 | Weblog
このタイトルで昼に2000字以上書いてアップしようとしたが、
なぜだか消えてしまいました。
呆然としてしまい。。。夜にやっと書き直しています

さて、21日に12月議会が閉会しました。
さまざまな公共料金の値上げが、市行政から提案されたことは新聞で
皆さんもご存知のことと思います。

今回の大きな焦点は・・・下水道の30%値上げ(ついでにくみ取り料金も30%一緒に上がります)
それから、ゴミ袋の有料化(45㍑袋=50円)、上水道は5%の値下げ。幼稚園の入園料と保育園料の値上げ。斎場の利用料金の値上げ。クリーンセンターへのゴミの持込料金の値上げ。といったとろが主なところでしょうか。

まず、下水道の値上げについては。。。一般会計から下水道事業会計(市では別会計にしているんです)にもうすこしお金を回して、30%も上げないでも成り立つようにすべきではないか? 上水道事業については十分利益がでているので、5%ではなく、もうすこし値下げをして上下水道を合算すれば、市民負担として値上げにならない程度にできないのか?(平均的に8.4%ほどの値上げになります)
といった議論がされました。
ゴミ袋の有料化については。。。生活保護世帯などへのルールが未確定であることや、ゴミの分別、不法投棄への具体策が未確定であることから反対の意見や、有料化への移行期間を数ヶ月おいてはどうかというような議論がありました。
斎場の利用料については市民については無料にすべきではないか?という根強い意見もありました。幼稚園の入園料・保育料の値上げについては子育て支援、少子化対策の観点から逆行するのではないか?という意見がなされました。

結果としては、クリーンセンターのゴミ処理料金については個人持込ゴミは市提案よりも安くし、事業者のゴミとは分ける料金にする修正案が議会からなされ可決しました。その他は市提案の原案通りの可決となりました。

私は、ゴミ袋の有料化については反対。その他の議案については賛成しました。

ポイントは市行政は「財政再建」と「受益者負担」を錦の御旗に公共料金の値上げを強く主張してきました。特に受益者負担という使ったらその分の利用料をはらってもらわないと使わなかった市民と不公平・・・というなんだか耳障りのよさげな理由を繰り返します。
財政再建については、市のホームページの財政再建推進計画にもありますように国の4指標(実質公債費比率など)に対応してかないと、結果として国や県から縛られ市政運営の自由を奪われかねませんので、シビアにみていかなれければなりません。受益者負担も、そら使ったらその分は払ってほしいというのもわかります。
ですが、私が主張しているのは、その市民負担の「納得感」です。
確かに議会で可決はされましたが、通ったからと安易に考えてほしくはありません。議会も公共料金の値上げを簡単に考えていたわけではありません。
議論になった内容、福祉部門との連携や仕組みなど、真剣にやってもらわないと市民の納得感は得られないでしょう。

なにせ、市民は税金という市民負担をしている上に、さらに市民負担を求められるのです。これから20年度の予算作成が本格化していくことと思います。
市行政においては予算書を書くことにもっとシビアになってほしいと財政担当にも申しました。税金を納めることの大変さをもっと感じてもらいたいと思いますし、その税金を使うことの怖さを肌で感じてもらわなければなりません。
そのためにも一般職員にも人事評価を導入する必要があります。
これは人件費を下げるための仕組みづくりではありません。仕事に対して責任とリスクを負って意欲的に取り組み、チャレンジし、効果を挙げた職員には当然の昇給と昇進が人事評価としてなされ、逆にあまりにも取り組まなかった職員には減給と降格という評価がなされる。。。。これは「世間の当たり前」です。
市民に対してその受益者負担を提案するのならば、この当たり前を行政も受けれいれなければなりません。行革を具体的に進行させることができていない現状では市民負担の納得感は薄いといわざるを得ないでしょう。

また、議会としても次回の議会において審議される20年度予算という大きな課題に対して財政的な研究をした上での議論が必要になると思うのです。
市民のためにこの事業がは必要だ・・・という主張と同時に、その財源についての指摘をしなければその説得力が薄いでしょう。

あ・・・・・ながながとなってしまいまた2000字を超えそうです。書ききれません・・・

それから、議会のネット中継・録画を見られた方も多いでしょう。
市政執行に対しての議論もかなりされているのですが、
まったく関係のない議論も多いのが現実です。
どうぞ、どの議員がどんな発言をしているのか?市政執行に対して有効な発言をしているのか?そうでないのか?
しっかりと市民の皆さんに評価してもらわなくてはなりません。
そのためのネット中継なのです。


取り戻せ!加西の未来
井上ちあき









各委員会審議が行われました。

2007-12-19 | Weblog
建設経済委員会、厚生委員会、総務委員会と各委員会が先週から今日まで
開催されました。
本会議初日に付託されていた議案や請願などが審議されました。

主なものは・・・行政から提案された

建設経済関係で  ゴミ袋の有料化、火葬の値上げ、くみ取り料金の値上げ
         上水道の5%値下げ 下水道の30%値上げ
厚生関係で  自動交付機を使った住民票などの交付料金の値下げ
総務関係で  幼稚園への入園料・保育料の値上げ 市民会館の特別室や公民館の
       有料化について

21日に本会議にこれら委員会での採決の状況が報告された上で
議案の採決がされます。

私が気になっているのは・・・
まず、ゴミ袋の有料化  
      ごみ減量とごみ処理費用の利用者負担という主な理由での有料化と
      理解しています。
      が、どうだろう??
      ごみ減量のための施策がなされていません。
       (たとえば分別を促進するターミナルの設置)
      うちではゴミの中で紙やダンボールなどのゴミを分別し始めましたが
      これだけでゴミの量は激減しています。
      ペットボトルやトレーなど、スーパーでも回収していますが
      それ以外でも各地で分別したものをもっと出すことができれば・・
      また、生活保護世帯などの福祉部門との調整も不確定のまま。
      市のゴミ処理に6億かかるんだ!という市の言い分もわからんでも
      ないが、その6億も市税つまり市民負担。
      市民負担の追加をお願いするのならば、こうしたごみ減量化対策
      また予想される不法投棄対策、福祉施策などを決めてから同時に
      行うべきだろう。
      また、このゴミ袋の販売見込み額が年間6000万円とされているが
      これを一般財源に突っ込んでしまわず、ごみ減量化やクリーンセンタ
      ー維持管理、埋め立て処分場費用などの特定財源とするなら理解もで
      きるが、一般財源にするならただの増税感が強いと思うのだが。

今日の総務委員会は教育関係と総務財務関係が所管です。
私も委員ですが3点について要望しました。

一つは、幼稚園の入園料・保育料については近隣市と比較しても高いものに
    なるが、それ以上に大切なのは幼稚園教育の中身。
    入園料が2,000円円、保育料が600円あがって市としては年間200万円程度
    の増収見込み。これ以上に子供たちに内容の濃い幼稚園教育がなされて、
    近隣市でも評判になるようにしてほしいということ。

二つめは、市所蔵の絵画の公売について
     昨日は百聞は一見にしかず。ということで市の保管庫にて現状確認をし
     ました。正直どのように活かすことができるのかは、芸術協会の方々や
     こうした趣味をお持ちの方々に案をお伺いして十分検討してほしい。
     市民の財産であるので、土地を売るのとはちがって文化は育てていくも
     の!その認識をしてほしい。

三つめは、これから20年度予算が各部署から財務部に予算要求されていき、
     形づくられていく過程に入ります。
     今回これだけの市民負担を強いるなかで、財務としても
     しっかりと各部局からの要求される予算を審査してほしい。
     ありがちなのが、余分に予算をとっておいて、余らせばいいだろうと
     いう考え方の予算要求!
     これでは見かけの予算が膨らんでしまって、
     本来まわさなければならない施策にまわす予算がなくなります。
     ここをしっかりやってほしい。

これから議会改革という流れもいよいよできそうです。

加西市の市政のために有意義な議論に時間を使いたいものです!!


取り戻せ!加西の未来

井上ちあき


      



  

         

一般質問終了!

2007-12-14 | Weblog
延べ25時間くらいに及んだ一般質問と提案されている議案に対する
質疑が終わりました。
明日から・・・もう今日になってますが、
それぞれの委員会に分かれて(正確には付託されて)
議案については委員会での議論・審議が行われます。

まず私の一般質問についてご報告します。

・・・といっても私の時間だけで1時間半くらいかかってます。
お時間あるときに、ネットで録画をご覧になってください。

主な点は・・・
①義務教育の充実について
  勉強が子供たちのすべてでないことは、前置きする必要がないくらい
  ですが、今の教育委員会を筆頭に教育行政は「学習指導要領」という
  ものにとらわれすぎだと思います。
  現場の先生がたもその矛盾に気がついている方々も多いはず。
  義務教育期間の曖昧な「結果平等」を求める教育に対して、
  現実社会は「結果不平等」です。
  加西の子供たちの未来への可能性を広げ、高めるためにも、十分な
  学習をさせてあげるべきだと考えています。
  今の子供たちの学習内容は私たち大人の半分程度です。
  とんでもない高い水準をむりやりやらせようというのではないのです。
  現実に塾へ2万も3万もかけて通わせる家庭のどれほど多いことか。
  それがわかっていながら、学習について見直さないのは教育行政の怠慢
  としかいえません。
  学力テストの結果状況もほとんど非公開のまま、教育委員会では実態を
  つかみきれていません。
  加西の子供たちのために、どこまでやらせてあげるべきなのか、
  自主性のある独自の判断と、それに基づいた学習指導要領の解釈をすべきでし
  ょう。  こうした子供の立場にたった視点への転換を要求しましたが、
  なかなか教育委員会とは話がかみ合わない現状です。
  この点にはとことんこだわっていくつもりです。
  
  関連しますが、少子高齢化という加西の根本的な課題を克服するためには
  どうしてもここにこだわって、子育て世代に評価される加西でなければ
  と考えています。
  市役所の言う、少子高齢化には「働く場所と住宅と魅力のある都市サービス」
  では、資金にゆとりのある近隣市との競合に勝ち残っていないと思います。

  その他にも
一般職員への人事評価の早期導入を求めました。
  今回の議会には市行政から様々な公共料金の値上げが提案され判断に苦慮して
  います。市は財政難もありますが、公共サービスのコストを市民にも知って
  ほしい。そして受益者負担をしてもらいたいと言います。
  ・・・が、行政内の改革が進まないまま、安易に財源を市民負担に求めて
  いないでしょうか?何のために税金をはらっているのか?
  仕事をしても、しないでも昇給していく人事システムで、職員のやるきが 
  あがるとは思えません。
  がんばった職員にはよい昇給を、がんばらなかった職員にはマイナス査定を
  これが「世間の当たり前」です。また市行政自身がまだまだ非効率な点がある
  と認めていながら、これらの改革が不十分な段階で市民負担ばかりに
  「受益者負担」を振り回すことは納得できません。

事業仕分けについて
  市のホームページにはパブリックコメント(いわゆる市民の皆さんの意見を聞
  かせてほしいということです)・・・横文字でなくともいいと思いますが・・
  を求められているのが 第6次行政経営改革大綱 と後期5ヵ年の財政再建推
  進計画のそれぞれの案が公開されています。
  とても分かりやすい・・・とは言いにくいですが、それでもそうした努力の見
  えるものですので是非ご覧ください。
  この中に事業仕分けが明示されています。
  役所のやっている事業や補助金などで、本当に必要なのか、不必要なのか?
  本来国がやるべきなのか?県がやるべきなのか?やはり市がやるべきなのか?
  こうした取捨選択を公開の場で外部の目をいれてやることです。
  これは私も議会で提案させていただいたことなので大賛成です。
  ・・・・・といっても、市の答弁は「すぐやりまっせ」ではありませんでした
  が・・
  これをやっていくことで、無駄な予算の削減だけでなく、税金で賄うべき公共
  サービス、市の役割と市民が自分たち自身で地域をまもっていく役割のそれぞ
  れの分担を見直すきっかけにしたいと思います。
  それは以前に新聞記事にもありましたが、「要望するばかりの市民」と
  「その要望に応える市役所」という関係からの進化だと思います。
  あらためて地域力というものに着目していかなければならないと考えていま
  す。

  そのほかにも報告したい議論がたくさんあるのですが、
  ・・・他の議員の発言でも注目すべきものがたくさんありました。
  また別の機会に書きます。今日はこの辺で。
  明日は建設経済委員会 にて ゴミ袋の有料化の問題や上下水道の料金に
  ついての委員会審議があります。
  必見です。ちなみに一般の方々の傍聴も可能です。

  議会のインターネット中継は見られましたか??
  私のネットADSLだからか、声と映像があってません。。。
  いっこく堂さんみたいです。
  議会で本当に実のある議論がされているのか?
  いまだに感情的な好き嫌いの議論なのか?
  意味ある政策の議論をしているのか?誰がしていないのか?
  前向きな市政運営のための議会でありたいものです。


取り戻せ!加西の未来!
井上ちあき
  

















12月議会がはじまりました

2007-12-03 | Weblog
12月議会--ライブ中継がはじまりました。

是非、ご覧をいただいて、どの議員がどんな発言をしているのか?
発言していないのか?

どんな内容を決めているのか?
どうかご注目下さい。

ただ、目の前に資料がないとなかなか話の筋を追うのが難しいですね。
実際の議案の協議は委員会で行われていますので、
今後は委員会までライブで見ることができればと考えます。

今日の議題は・・・・
議員の辞職勧告決議の全会一致可決
18年度決算の認定
人権擁護委員について市原案通り可決

あとは、これから各委員会付託をして協議していく
議案の提案説明が市からありました。
公共料金の値上げについての判断に苦慮します・・・

一旦は議案の精査のために時間をおき、次回は
10日(月)10時です。
提案された議案に対する質疑と、各議員からの一般質問
が2~3日続き

その後、議案が各所管の委員会に付託されて協議が
なされていきます。

そして最終21日の本会議にて各議案の採決が行われ

・・・という流れになっています。

ライブ中継や録画をみていろいろなことをお感じになることと思います。
なんでやねん?どういうこと?
ということがありましたらお気軽にブログにてお聞きいただいても
結構ですし、お知り合いの議員にお問合せしてみて下さい。


取り戻せ!加西の未来
井上ちあき