今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

議会改革が始まります

2008-01-31 | Weblog
議会内の検討会ですが、議会改革委員会が設置されました。
今日は2回目の会合でした。
私も副委員長として、議会改革を唱える者として
実行性の高いものにしていきたいと考えています。

ともすれば・・・実は私も思っていましたが・・・

政治不信、議会不信、議員不信があるのは承知しています。

より開かれた議会、
より政策議論の質の高い議会、
より市民の立場に立った議会、
より市全体を視野に議論できる議会、
より行政と政策論をもって、しっかりと対峙できる議会
より議員の質、議論の質が高まる議会を
より効率のよい議会
実現したいと思います。

一歩ずつですが前に進んでいきたいと思います。



取り戻せ!加西の未来
井上ちあき


気になる新聞 2

2008-01-27 | Weblog
中教審(中央教育審議会)が「ゆとり」転換を答申
学習指導要領改定 09年度から導入へ


中教審の答申・・・150ページ以上なので、少し拾い読みした程度ですが
PISAでの学習到達度調査の結果がどんどん悪くなっていることが
よほど堪えたのだろうか、頻繁にこのPISAという言葉が出てくる

経済協力開発機構(OECD)加盟国57ヶ国での15歳を対象と
した調査結果が上位から中位へと下降傾向にあります。

要するに私が子供のときにあった、学歴社会はだめだ!と叫ばれて
義務教育にたいして知識の丸覚えではなく「生きる力」を育てると
「ゆとり教育」をめざし、土曜を休み、授業時間数をへらし、
教科書を絵本のようにした結果といえるでしょう。
私の世代の学習内容の半分くらいだといわれています。


テストでいい点をとれるかどうかが、人としての評価でないことは
当たり前です。しかし、もういい加減、子供たちを振り回す教育環境
をなんとかしなければならないと思います。

そして、現実社会の結果不平等をわかっていながら、「機会の平等」を
もとめながら、実は幻想のような「結果平等」を唱える教育環境を
なんとかしなければいけないと思っています。

ややこしい言い方になりましたが、加西の子供たちに、しっかりとした
基礎学力を身につけさせてやりたい。
何も英才教育をしようというのではないのです。
私の世代・・・もう41歳ですが・・・の学習内容にはできるはず
なんです。私たちと人間はな~んにも変わっていないんですから。
目指す全体の基準を、上げていこうということなんです。
全体での底上げをしていこうということなんです。


義務教育期間では、いわゆる落ちこぼれがでないように、しっかりと
フォローすることは大変重要です。そしてしっかりと学力がついている
子供には、それ以上の可能性を伸ばしてやるフォローも大事です。

今話題の和田中(藤原校長はリクルートの大先輩ですが)でやりはじめた
ドテラや夜すぺもそうでしょう。
(ここのすごいところは、学校以上に地域のひとが大きく力を発揮している
ところですね)

単純に「学習指導要領」とおりやっていればokとおもっていらっしゃらない
先生も多いはず。現場の先生は私が感じている以上に子供の基礎学力の
必要性を実感されているはず。

教育委員会が先頭になって、発想を転換して欲しい。
加西の子供たちの将来の可能性を伸ばしてやるためにも、知っているのに
知らないふりをしてもらっては困ります。
語弊を恐れずにいえば、現実には都市部では、塾をふくめてより学習
というものに関心が高いといえます。学習到達度を高める環境が整っています。
加西の子供たちが、都市部の子供と一緒にいざ高校受験、大学受験、
就職試験というハードルを超えていくときに、振り返っても遅いんです。

こうやって指導要領の右往左往に振り回されてはなりません。
子供たちの人生の大切な時間を、もっと大切にしてやらなければいけない。

言い過ぎたのかもしれませんが、子供は実験材料ではありません。
常に加西の子供たちには、充実した学習が習得できる環境であることを
目指していきたいと思います。

取り戻せ!加西の未来
井上ちあき













気になる新聞記事 その①

2008-01-25 | Weblog
先日の朝日新聞に・・・
民間ノウハウで財政負担軽減 PFI病院経営難
近江八幡市赤字24億に・・・

という見出しに目が釘付けになりました。

今回は病院経営ということよりも、PFI病院の経営難!ということに
目が留まりました。

え?PFIは経営を改善するためにやるんじゃないの?
事前にどれだけ経営改善できるかデータを確認してやるんじゃないの?

最近公共施設を建設運営したりするときに、PFIという手法が注目されています。
自治体が直接資本投下するよりも、初期投資が安くあがり、
また民間経営手法を導入することで経営を改善することができると
いわれます。

簡単に言えば、自治体には一度にだせるお金がないので、民間大手
ゼネコンなどに、とりあえずやってもらって、一度にはらうお金
が少なくてすむようにして、分割ではらっていこう。
それに、民間でやってもらったほうが、経営の効率もいいだろう。
という感じです。


今回のPFIの記事では、病院経営という特殊な事例であったとは
いえ、PFIを行うときに重要視されるVFM(バリュー・フォー・マネー
つまり、民間でやったほうが、これだけお金を得しますよということ)
の見通しの甘さが露呈したように思います。
運営する民間会社と病院方との連携もうまくいかず、2011~2013
には赤字が50~70億にも膨れあがることが予想されています。

1月21日には答申が病院のあり方検討委員会から市長へ答申がなされて
PFIの一部解除を含めた厳しい内容だったようです。
詳しい議事録はまだホームページにアップされていませんが、
注目しています
(近江八幡市の病院のホームページには以前の議事録が掲載され、
その議論の対立具合が生々しく読み取れます。)


加西市においても、最近PFIを使って・・・という言葉が
市政においても見られます。
PFIという手法自体はよいのでしょうが、PFIにすれば大丈夫
というような魔法の呪文のような理解では、今回のような事態に
陥ってしまうこともありえるという教訓といえるでしょう。

行政にありがちな、やったはよいが、責任をとるものがいない
ということになっては、市民は迷惑です。

これからPFIという言葉には、十分気をつけなければ!
と・・大変気になった記事でした。


取り戻せ!加西の未来

井上ちあき




加西病院のあり方検討委員会

2008-01-18 | Weblog
今日の午後2時から4時まで「加西病院のあり方検討委員会」
が加西病院の2F講義室にて開催されました。

総務省の公立病院改革懇談会座長の長氏を委員長に
第2回目の開催です。
第1回の議事録は加西市のHPから確認できます。
http://www.city.kasai.hyogo.jp/04sise/11osir/news0711/news071128.htm

今回は次回の答申をにらみ、加西病院の今後の方向性についての
議論のまとめについて意見交換がなされました。

そのベースになっているのは、総務省から発表された
「公立病院改革ガイドライン」です。

その大きなポイントは・・・
公立病院の果たすべき役割を明確にすることを前提に
①経営の効率化
②近隣病院や民間病院を含めた再編とネットワーク化
③経営形態の見直し

加西病院の経営状態としては、公立病院の中でも優秀な方で
医業収支比率や病床利用率など、このガイドラインが目標とする
数値をすでにクリアしています。
また、高く評価されていることは研修医がたくさんいることです。

こうした現状を踏まえ、しっかりとした病院経営を継続しながら
必要な一般会計からの繰り入れ(市からの財政支出)をすること
が求められていました。
その上で、医師の確保や医療スタッフの待遇改善、職場環境の改善
を行うことで、医業収入の増加や、近隣病院への医師の派遣をも
視野にいれていくことで、総務省からも財政支援ができるとのことです。

つまり、目的を明確にし、がんばっている病院、医師を育てている
病院については、総務省も応援しますよ。ということのようです。

そしたこうした病院改革を進めていくために3月までに改革プランを
(最低でも骨子までは)公表する必要があります。

20年度の市の予算作成がすすめられていますが、
総合的な医療を確保すること、救急医療を死守することが
加西再生の前提だと思っていますので、こうした検討委員会の議論が
しっかりと予算に反映されて欲しいと思いますし、その要望をしていき
たいと考えています。

予算がつけば医師が確保されるということとイコールではないに
しても、医師および医療スタッフの過重労働や、十分な職場環境
などを実現していくには、やはり予算化が必要です。

県が見直すであろう保健医療計画や、小野・三木を基本に進められる
中核病院のことを注視しながらも加西病院は基幹病院として堅持していく
覚悟を市、議会はもたなければならないと思います。

そのためにも、20年度予算に対しても、「選択と集中」がきちんと
なされるのかどうか注目しています。

また、小児救急無料化とその結果によるコンビニ化にも苦言をおっしゃって
いました。
地域の医療を医療現場と市民がともに守る意識をもっていきたいものです。

2月末ごろに最終答申がなされることになると思われます。
ご注目ください。

課題は、どの程度の予算をつけることができるか
    その予算で医師を確保する環境を構築できるか
    近隣市の病院との機能分化を現場の意見を聞きながら
    行政間で調整するという政治判断が可能なのかどうか
    ということ
    病院経営の権限と責任をどの程度病院に委譲できるのか
    ということになってきそうです。

ちなみに、こうした会合を傍聴しても、やはり医師確保についても
学校教育の質が高いかどうかも大きな要因と思われます。
医師の家族が加西市に住みたいかどうかも重要だと思うのです。    


取り戻せ!加西の未来
井上ちあき

初参会と成人式

2008-01-13 | Weblog
今日は、朝から5町の初参会に年頭のご挨拶に出向き、
そして10時からの成人式に滑り込み
午後から別の5町の初参会にご挨拶にお伺いしました。

成人式は華やかでいいですね。
今年は紋付姿の男性が多かったようです。
さすがに、厳粛な・・とはいいにくいところもありましたが、
会場外で騒ぐようなこともなく運営も新成人のスタッフで企画され
なごやかな成人式でした。
きっと今夜のニュースでは成人式であばれた光景ばかりが
でることでしょうが、多くの会場では和やかなきちんとした
成人式がおこなわれたことでしょう。
ニュース受けする映像で、評価をすることはよくないし、
メディアのメディアたる姿勢をうたがってしまいます。

会場ではビデオ上映がおこなわれ、小中学校の頃の写真や
当時の担任の先生からのメッセージが流れました。
会場のあちこちから歓声があがっていました。
私もなんだか、もうすぐ娘が卒業式ということもあり、
なんだか涙腺がゆるんでしまいました。
もう、かれらのご両親と同じような心境になったのかも
しれません。
これから人生大変なことの方が多いかもしれませんが
がんばってください。


初参会では議会NEWSをお配りしながら、ご挨拶を
させていただきました。
議事の進行の妨げになっては・・・と1分程度でしたが、
市議会の様子、財政再建の課題について所見をご説明しました。
お時間をくださいました各町の区長はじめ皆様、ありがとうございました。

また機会がございましたら・・・1時間くらいどこかで
市政報告をさせて下さい。


取り戻せ!加西の未来
井上ちあき







議会NEWS Vol3

2008-01-08 | Weblog
文字ばっかり、議会NEWS Vol3 ができました。

12月議会編 ~受けた恩は石に刻め~  です。

議員になってからの感想。
12月議会での問題点
公共料金の値上げに対する考え方
12月議会での一般質問
その他、他の議員を含めた話題
などを書きました。

市内全戸にお届けしたいのはヤマヤマですが、
そうもいきません。

是非、ちょっとでもご欄いただけますと幸いです。

ご登録いただいている方を中心に約800名さまには

明日発送させていただきます。

メールアドレスがわかる方にはPDFでデータ送信いたします。

ちょびっとでもご興味のある方は

inoue-chiaki@mail.goo.ne.jp

まで お名前とメールアドレスをご連絡くださいませ。


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井上ちあき