今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

イオンと生花

2009-06-28 | Weblog
イオンの中央の通路に生花が登場。

光風流の展覧会?イベントに行ってきました。

私は生花のことは???ですが、

家元と1時間ばかりお茶を飲みながら

いろんなお話をさせていただきました。

50年以上前は、男性がお寺に片手にお酒を

もって集まって、一杯やりながら生花を楽しんだと

お聞きして、ビックリ。

昔は、生活の中に四季を楽しんだり、感性を楽しむ

『+α』の部分が普通にあったのかもしれません。

そう言えば、一日の中で『画面』を見ている時間

がめちゃめちゃ長くなっています。

道端の雑草を見たり、空をボーっと見たり、

遠くの山を見てみたり、そんな時間がほとんど

ないことに気がつきます。

いつの間にか『生臭い政治』の中で(そればかり

ではないですけどね。)細かなことに目を奪われて

地域を盛り上げていこう。子供たちに自慢できる

故郷を残していこう。

という本当の目的を見失っていたような気がします。



家元がこんな話もされてました。

昔みたいに一杯やりながら、ついでちょっと花でも

さしてみる。飲んだあとのコップでもいいんですと。


そんな企画には参加してみたいものです。


取り戻せ!加西の未来

井上ちあき

6月議会採決

2009-06-27 | Weblog

6/22に6月議会採決が行われ、定例会が閉会しました。

主な議論の分かれた議案について。 ちょっとややこしいのですが、

*加西市の職員を公益的法人または特定法人(市の出資する
民間企業)へ派遣することができるようにする条例。

これの議論のポイントは2つでした。 

①社会福祉協議会(社協)への派遣を認めるか(有効と考えるか) 
②その他の法人への派遣を認めるか?

反対の意見では、社協が自分で採用をして、自助努力すべき
ということがありましたが、結局、いろんなところへ派遣先が
拡大していくことをよしとしないということだったのでは?

私は、社協からは、派遣依頼の要望書が提出されていたこと。
市からは年間1億近い補助金がでているわけですから派遣を試みて、
早期に管理体制の強化をはかる必要があり、その結果として、
市の福祉はもちろん、市の財政への効果を期待する
ことから賛成をしましたが・・・やっぱり、賛成7 反対10で否決。

派遣先を社協に限定することを盛り込むなど、修正提案も
途中だされましたが、あわせて否決でした。難しい。。。


今回一番問題視したのは、次の2つ

前のブログにも書きましたが、補正予算には問題が多数あります。

産後の相談や乳児虐待の早期発見を目指して、民生児童委員さんが
家庭訪問する費用が80万円で、その話のネタの手土産代が120万円。

⇒ どう考えても、納得できん。市はおかしいとはおもわんのか?

それから、緊急経済対策交付金をつかって学校の先生1台ずつ配る
PC台2900万円(交付金は50%)
市にお金があったら、配ればよいが、財政が厳しいということに
まったく学習していない、このあるものは使ってしまえという感覚!

この264台のPCは結局、600万円/年のリース料の後年度負担の
呼び水になってしまいます。
子供達に十分な、図書をそろえてやれていないのに。
この交付金は介護の現場や不妊治療の補助にも使えたのに、
PC代に使うとは。。。。

ぼやいていても仕方がないので、今回通過した補正予算が実際に
どのように使われるのかを、しっかりチェックするつもりです。

議会の録画中継がされています。
どの議員がどんな、質問・討論をしているのか!?
市長以下、執行者はどんな答弁をしたのか?!


多くの市民の目でチェックしていただく必要があります。

取り戻せ!加西の未来

井上ちあき


障害をもった人とくらす。

2009-06-20 | Weblog
今日は、午前中いっぱいは 県道沿いの花を植えたり、

ローズマリーをバリカンで刈ったり。。。

午後からは、富合校区で開かれた「あったか友愛推進大会」

そこでは、『きょうされん』(共同作業所全国連絡会)

の理事長をされている西村さん(実は加西のご出身)が

お越しになって御講演をされました。

その後、「共にくらす」をテーマに

「ふるさとをください」というタイトルの映画を見ました。

精神障害をもった方々の作業所が、ある町にやってくる。

その地域の人との軋轢のあと、互いに理解しあい

ふるさとを分かちあうことができるとうストーリーです。

現実の社会では、映画のようなストーリーには簡単には

ならないことが多いのでしょう。

また、日本全体の体制の不十分さも力説されていました。

加西では「さくらの家」という作業所があります。

昨年からはNPOになり、地域活動支援センターさくらの家と

なっています。


場所も、名前も知ってたのに、直接訪問できていませんでした。

近いうちにお伺いさせていただきたいと思います。


あさって、は6月定例議会 最終日。

結果報告はあらためて。

皆さんが支持された各議員の発言・採決には是非

ご注目下さい。

議会は議員のためのものではありません。



取り戻せ!加西の未来

井上ちあき

 

それも、これも不十分。

2009-06-18 | Weblog
昨日は総務委員会が10時~3時まで開催されました。

私は、総務委員ではないので最後列で傍聴。

どうしてもこだわるのは、3点

①緊急経済対策として、1億9千万円が「降って湧いて」きた
 という感覚になった補正予算になっているのではないか?
 学校、病院、介護への様々な使い道があるにもかかわらず、
 先生へのパソコン整備(264台×11万円)(内50%が交付金)
 につぎ込むのは、あまりに財政が厳しい状況で「お金の使い方」
 を学習していないとしか思えない。
 まさに、自分の金でないからこうした発想になるといわれても
 仕方がないのではないか。
 税金を使う、シビアな感覚が不十分。

②小学校の統廃合・幼保の民営化などに対する連合PTAからの
 陳情書が4月に提出されていたものが、6月定例会にかけられ
 ているが、提出時の役員名と現在の役員名がことなることを
 理由に9月へと延長審議した総務委員会の結論は疑問。
 市民の陳情を半年も「タナザラシ」にする対応は市民代表として
 不十分だと思う。

③厚生労働省がやっている「こんにちは赤ちゃん」事業というのが
 あって、県内では加西だけがやってなかったということらしい。
 今回の補正にあがり、産後の新生児やお母さんのフォロー、そして
 幼児虐待の早期発見が目的。
 それは大事なのだが、見て回ってもらう民生児童委員さんへの委託
 料が80万円(400件)これはOK。
 それ以外に、手ぶらでは行きにくいということで、オムツとかゴミ袋
 とか詳細は未定だが、手土産をもっていく予算が120万円・・・
 おいおい。。。それなら2回は訪問しにいけるじゃないか!!
 民生児童委員さんのほかにも、看護士さんや保健士さんなどに別の
 視点から訪問してもらうことが、さっきの目的を達成するために
 より大事ではないか。
 ここでも、お金の使い方への神経の使い方が不十分だと思う。

 とにかく、がっくりした一日でした。


 さて、来週月曜日の採決にむけて、各会派や議員間では意見交換・調整
 が行われるのだろう。

 最近、市の広報に議会の採決状況が掲載されている。
 それは結構なことだが、注目してもらいたいのは
 「なぜ、賛成か? なぜ反対か?」です。

 そこに、十分な議論があるのか?ないのか?
 それが、市民代表の議会として機能しているか、していないかの
 ポイントではないでしょうか。

 ⇒ 現状やっぱり「不十分」だと私は思います。
   月曜の採決、その前の討論が十分行われることを望みます。

取り戻せ!加西のみらい

井上ちあき

その1億9千万円はどうなんだ?

2009-06-16 | Weblog
今日は 朝一から 所属する建設経済委員会があり、
上程されていた、補正予算の審議がありました。

特に3月議会の年度当初予算で否決された、

「まつたけ山再生事業」が「里山再生事業」と

名前が変わって再度提案されました。

予算は100万円 (財源は市の広報にも掲載されている

ふるさと納税があてられます)

里山を整備しようとする地域などに、1か所5万円の

補助をすることで、荒れる里山再生を促進することと

それをきっかけに地域コミュニティー再生につなげてほしい

という事業。プランは甘いと思う気持ちは変わらないが、

私は3月議会と同様に、賛成。

今回は、委員会全員賛成・・・それなら、前回通っても

よかったのに・・・と思うが。。


さて、タイトルの1億9千万円は政府の緊急経済対策で

加西市に交付金として配られる金額。まさに大盤振る舞い。

どんな、内容で補正予算として上程されているかというと

①低公害車への公用車買い替え(2台)と
   病院などへの空気清浄機(100台) 1056万円
②地上デジタル放送へ対応するために共聴施設整備 2258万円
③各小中学校への光ファイバー網整備 1億円
  ⇒ これはGOODですね。

④保育園・幼稚園の施設修繕 277万円
  ⇒ 年当初の予算を含めて、徐々に進んでいる
⑤火葬場の雨漏り修繕 2174万円
⑥プレミアム商品券 300万円
  ⇒ ちと遅くなったが、夏の商戦にむけて早期にやるべき
⑦小中学校の先生全員にパソコン配布と視聴覚室にデジタルテレビ 
  ⇒ 3688万円(内 交付税は1844万円)
⑧中学校の保健室にもエアコン
  ⇒ やっと!よかった。
その他を合わせて、補正予算額2億7378万円
     (内交付税 1億9688万円)
 *予算と交付税の差額も国の補助(業界では補助ウラといいます9
  がでるので市の持ち出しはありません。

何が言いたいかというと、上がっている補正予算の個々の事業は
概ね賛成できるものが多いが、

⑦の先生全員にパソコン配布 264台 1400万円というのは
どうなんだ?

確かに、先生が私物でPCを持ち込みしなければならないくらい
市からも各学校に5台程度しか入れていない。
この状況は改善する必要があると思うので、2~3人に一台程度
には強化する必要があると思うが、
現実的にPCは買っても5年もすれば、また買い替え時期になって
しまう。
その時には、また全部リース契約をすると600万円程度が
毎年必要になってしまう。
先生には不便をかけてしまうと思うのだが、子どもたちに必要な
図書をかってあげる予算も半減させておいて、
補助がとりあえずでるからPCを今優先して整備することには
どう考えても納得しがたい。
強化するためのPC台に80台は入れたとしても880万円
残りの600万円は別の、必要なものに使えるではないか。


今回の1億9千万円の交付金の使途は多方面にわたる。
⇒だいだい国も使い方を指定しないで、自治体が自由に
 必要に応じて使えるようにすればよいものを。
 あの連中のやることはこんなもんだ。
 地方分権なんてのは文字面だけのことなんだろう。

使えるから何でもよいというわけではなく、
せっかくの1億9千万円を1円たりとも無駄のないように
優先的なものから使う!頭を使って、自由になる予算を
浮かせる!
そんな発想になるならば、子供達の教育内容や病院への投資
福祉現場への投資 よりも 先生全員にPCを配ることが
優先するとは到底思えない。

市側も当初予算でいれられなかったもので、優先すべきものを
補正にあげたとのことだったが、0ベースで見直すことは
しなかったとの今日の委員会での発言があった。

明後日の総務委員会での議論に注目したい。

とにかく、使い方がもったいない!と思うのは私だけか?



取り戻せ!加西の未来

井上ちあき





市職員の成果発表会

2009-06-13 | Weblog
昨日は、午前中から 午後にかけて

現在6月議会に上程中の 補正予算について

関係部局をヒアリング・・・

お金を使うという感覚に問題があるのでは・・・

何に疑問をもっているかは、次回。

午後2時からは 加西市観光まちづくり協議会の

理事会へ・・・議会の建設経済委員会の副委員長

ということで。

加西の観光や、物産などのPR などの昨年度

決算と、今年の予算の審議。

サイサイまつり・・・は「かさい 夏っ彩 夢フェスタ2009」

と名前も変わるらしい。

場所は フラワーセンターで検討中。

そのご 6時から8時までは 市の職員の中から

選ばれた?9名の方が、昨年後半の半期の成果発表会を

されていました。(目標管理成果発表会)

目標管理といいながら、発表時間が短かったせいか

具体的な目標設定とそのプロセス、成果が数値として

表現されていなかったところもあったが、

それでも、多くの職員の方々が熱心に聞かれ、

他部署の仕事を知るということにおいても

大変意義があったのではないかと感じました。

どの方も、仕事にひたむきに取り組む様が感じられました。

役所のように、多岐にわたる職場では、現場もさること

ながら、それらを統合する役割を中枢の役職の人が

果たせるかどうかが大きな要素となることでしょう。

これからも、市民のためにがんばってください。


取り戻せ!加西の未来

井上ちあき

6月議会での質問

2009-06-07 | 市政一般
毎回「一般質問」に立たせていただいていますが、今回は

下記のような質問をする予定にしています。

「一般質問は、市政全般についてフリーで質問する機会」
のことです。


1.義務教育の充実について


①小学校の統廃合・幼保民営化問題について
 子供達にとってのメリットが、統廃合・民営化によって
  どのように確保されるのか? 
 「統廃合・民営化」は子供達のよりよい教育環境を生み出す
 「手段」であるのではないのか?                        
②教義務教育における学力向上について
 学校教育(学力の向上)に目標設定とベンチマーク・比較という
 視点を導入するべきではないか?

③平成20年度教育委員会評価について
 施策の効果に対する自己評価が不十分ではないか? 等

2.介護認定の新基準について
 新基準での要介護認定によって市民が不利益を受けるような
 状況になってはいないか?
 旧基準の認定という経過措置が終わったあと、新基準に移行し
 た場合の認定結果の差や影響についてどのように対応を考えているのか? 等

3.危機管理体制について
 新型インフルエンザへの対応をどのように検証し、
 今後の危機管理に生かすのか? 等

4.21年度に予定されている総合計画策定事業について
 市民参加が実態のともなったものとなるための方法はどのよう
 に確保されるのか? 等

5.高速通信網の整備による地域社会の活性化と福祉的活用について

6・予算案作成段階での民意の反映について
 「選択と集中」を市民理解の上で反映する予算編成には、
 3月議会上程までにパブリックコメントを求めることや、
 区長会・議会との意見交換が必要ではないか? 等

7.議会基本条例の制定について
 一問一答方式・反問権・政策過程の開示などが執行者と議会
 との緊張感をもった質の高い議論には不可欠と考えるがどうか? 等

8.加西病院の支援について 
 地元医師会との協力関係について 
 医師、医療スタッフの環境等の改善を具体的に進める
 べきではないか? 等

9.北条鉄道の経営について
 本来の輸送機関としての確立することをどのように目指すのか? 等


以上です。また市行政がどんな返答だったかはお知らせします。

他の議員の発言は市のホームページの市議会のところにあります。
http://www.city.kasai.hyogo.jp/gyosei/gikai/nittei_227hon.htm#227ippan

各議員の思うところもいろいろ・・・ということです。


取り戻せ!加西の未来

井上ちあき








6月議会初日の結果

2009-06-03 | Weblog
6/2は6月議会初日でした。

波乱の幕開け・・・・

公平委員、教育委員と任期満了にともなって、再度
同じ人物が提案されましたが、賛否わかれたものの
両案とも否決。

(*私は賛成の立場)


次に、役員改選では、議長選は2候補に投票され
10:8で後藤ちあき議員に。

副議長は4名ほどに投票がわかれ、繁田議員になりました。

(*残念ながら私は別の議員に投票しました)


今期の私の所属は、

建設経済委員会副委員長 
  これで全常任委員会を一回りすることになります。
  
議会改革特別委員会副委員長
  引き続き議会を「討論の場」としたいと思います。

少子高齢化委員会委員
その他として
  播磨内陸医務事務組合議員


議長に期待することは一つ。

十分な討論が、公開の場でできること。

そうすれば、自ずから、議員の賛否の価値がわかることでしょう。


取り戻せ!加西の未来

井上ちあき









明日は議長選挙

2009-06-01 | Weblog
明日から6月定例議会が始まります。

議案数は少ないのですが、
①固定資産評価委員、公平委員、教育委員の各人事案件
②市税条例の改正・・・主には年金からの特別徴収について
③3月議会につづき、市職員の公益的法人への派遣条例
④国保条例の改正・・・・2年間、出産育児金の支給を
     4万円引き上げる
⑤補正予算 国の施策もあり、児童福祉関連の450万程度
      政府の緊急経済対策として1億9千万が加西市で
      活用されることになります。
      その使われ方・・・・
      詳細は、明日正式に提案があってからアップします。
⑥5月臨時議会で人事院勧告にそったかたちで6月期末手当のカット
      が決定しましたが、さらに6月議会で市長以下議員も含
      めた特別職、一般職員など12月期末手当以降のカット
      が上程される予定です。

そして、明日は議長、副議長、委員長をふくめ所属委員会などが
すべて改選されます。

議長に望むことは、政策議論に軸を置いてもらえるかどうか
で投票したいと思います。
そしてその議論がOPENなものであるかどうか。
実質審議をしている各委員会もネット公開していくような視点を
もった議会運営をする意思があるかどうか。

もともと各会派、会派横断でいろんな相談?意見交換が行われ
るのが現実です。今回の議長選もそうでしょう。

これをとって、昨年も「裏でこそこそ決めている」という
批判があったように思いますが、私はそうは思いません。

議会は多数決ですから、その多数をとるために様々な
駆け引きや、意見交換がなされますが、当たり前のことだと
思っています。

問題は、その投票、賛否がきちんとした理由のある
加西市議会議員としてふさわしい判断かどうかだと思います。

利己的、恣意的、感情的な判断ではなく、議員としてふさわしい
市民益、公共益につながる冷静な判断ができているかどうかが
問題であって、相談するかどうかが、問題ではないと思います。

なんだか世襲議論と似てません?
表面的な事象ではなく、本質が問題。



取り戻せ!加西の未来

井上ちあき