今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

選挙が終わって

2015-04-13 | Weblog

昨日選挙が終わりました。

市を2分する選挙となり、陣営の皆様には大変なお手間をおかけしてしまいましたが、

残念な結果となりました。

しかし、当選された大豊氏にはぜひ、将来に向けてふるさとの再生にご尽力を

いただきたいと思います。

 

インフラ整備など緊急課題があるものの、結局は人口流出を止めなければ

このまちに住む人の生活はしぼんでいくばかりです。

直近5年で人口は3000人弱減り、そのうち2000人弱は転出超過

(小野・加東の8~10倍)という点が最も重要な視点です。

 

近視眼的に地域の補助金があるのかないのかだけでなく、地域全体が次代へ

つながっていかなければ、その補助金の意味もなくなってしまいます。

このまちの選択が明るい未来につながりますように!

ありがとうございました。

井上ちあき

 

 

 


「選ばれるまち」になるために

2015-04-10 | Weblog

選挙戦もあと残すところ2日となりました。

本日の市民会館での個人演説会では立ち見、入りきらず部屋の外で

お聞きいただいた方々もたくさんいらっしゃり、本当にありがたい限りです。

なかなか、選挙を行いながらブログを更新するのは容易ではなく前回の

続きが遅くなってしまいましたが、概要だけは選挙戦が終わるまでには

書いておきたいと思います。

国・県・民間企業の投資から選ばれるまちになるために・・・・

まずは3つの視点が必要だと思います

①これからの10年20年にむけて国の推進しようとしている産業分野とは何か。

②民間企業が成功モデルを作るために先行投資をしようとしている産業分野とは何か。

③人口45000程度、少子化高齢化をはじめ様々な加西市の課題を解決することにつながる産業分野とは何か。

この3つの視点、産業分野の交わるところに加西市が選ばれるチャンスがあると考えています。

では、私が考えるそのチャンスとは何か。

3つのキーワードを考えています。

①住・農・産業などをはじめ市全体の環境付加価値を高めブランド化することが必要だと考えます。  

  住む場所として環境価値が高いとは、再生可能エネルギーをはじめ環境負荷を軽減すると同時に

  その手法を利用して生活コストの削減を目指します。

  農業の分野については、農産物やその加工品の売価を上げ、同時に生産コストを下げることを

  環境ブランドと再生・新エネルギー分野で目指し、儲かる農業を実現することで周辺地域の

  農業の維持を目指します。

  産業分野については、すでに個々の企業がどれだけ環境負荷を軽減しているかが

  投資または借入金利にまで影響する時代になっています。

  こうして環境付加価値を高めブランド化を実現することは、生活および様々な産業への経済効果を期待できます。

  前述のとおり、環境付加価値を高める方法は再生・新エネルギーによる発電を行い、そのエネルギーを売電よりも

  自家消費することで産業創出と環境価値を高めることができると考えます。

②スマートシティーという、新しいまちの仕組みを導入することで、新しい地域の軸となる産業を創出します。

  IT産業を誘致するという単純なものではなく、仕組みを新たにする過程とその結果によって

  土木・建築・製造業・農業など様々な産業への経済効果を期待できます。

  また地域の人の暮らしをより安全、快適でかつコスト低減を目指すことが可能です。

  参考には日経スマートシティコンソーシアムhttp://bizgate.nikkei.co.jp/smartcity/

  環境未来都市構想 http://future-city.jp/ がご参考になると思います。

  いずれもまだまだ未完の分野であると同時に、各企業が成功モデルを求めていることから

  民間企業の先行投資をまだまだ得られる分野であると考えます。

③ ①と②を複合的に進めることで市街地と周辺地域が共存するコンパクトシティの在り方を目指します。

  市街地への集住だけでなく、周辺の農業を営む地域と市街地が共存できなければ自治体が自立することにはなりません。 

  ①②を複合的にすすめることで、総務省や国交省が目指すコンパクトシティの在り方にたいして提案ができると

  考えています。

 

もちろん、インフラ整備をはじめ産業・教育・福祉など喫緊の課題として取り組むべきものは当然ありますが、

それだけではなく、このように、国・県・民間企業からの投資を得られる理由・アイデア・価値を創っていくことが

投資(補助もふくめて)を得やすくなるために不可欠です。

そして、これからの県会議員のもっとも重要な仕事であると考えています。

 

今度こそ!新しい時代へ

井上ちあき

 

 

 

 

 

 

 

 

 


今回の選挙の争点は何か?

2015-04-04 | Weblog

本日、兵庫県議会議員選挙が告示されました。

 

ここ数年にわたるいろんな思いが、この10日で結論を見ます。

今回の選挙の争点はなんでしょう?
自民党VS無所属と思われがちですが、果してそうでしょうか?

 

与党の枠組みであることは重要な要素なのは間違いありません。
でも、自民党であることですべてが解決するのであれば
この地域はもっと早く良くなって、変わっていたのではないでしょうか?

 

むしろ、古い政治手法、しがらみ政治こうしたものから

私たちが決別し、新しい政治風土へとまちが変わるわることができるかが

争点だと考えています。

 

直近5年で3000人弱の人口がへり、北播磨でも断トツ。
その原因が、高齢化と少子化ではなく、むしろ2000人弱が
引っ越していった人にあることがより重症です。
(正確に言えば、引っ越してきた人 - 引っ越していった人)

 

国県道をはじめとした社会インフラ、不便な市街化調整区域の規制
高齢化の実態に合わない特養規制、などなど

自民党の枠組みにあったにもかかわらず何年も何年も同じ課題を
積み残してきてしまいました。

 

つまり、枠組みの問題ではないということです。

87人もいる県会議員がそれぞれ補助金を争奪しているんです。

ところが、国も県も赤字なんです。

つまり、昔のように財政も豊かで人口も増えていた時代とは全く

経済も世の中も違う状況に変わっているにも関わらず、

同じように補助金をくれといっているだけではもらえないということです。

 

財政が厳しいからこそ、税を投入する自治体を厳選しているんです。

自治体が、その「売り」、「価値」を提案し、補助金に依存しない自立した

まちを目指す方針をたてなければ、税を投入する価値が、優先順位が

下がってしまう。当たり前の話だと思います。

 

こうした新しい売り・価値を創っていく自治体を、がんばっている自治体

といい、国・県に加えて民間企業が応援をしたくなるまち、「選ばれるまち」

になっていきます。

これが政府の「地方創生」という政策に結びついていくのだと考えます。

 

では、どうやって選ばれていくまちになるか?

それについては、また明日。

 

◎ぜひ、個人演説会にお越しください。

 心よりご来場をお待ちしています!

 

◎井上ちあき選挙事務所

  ホームセンターコーナン南側 一番街パル内

 

今度こそ!新しい時代へ
井上ちあき


井上ちあき 決起集会のご案内

2015-03-13 | Weblog

明後日、3月15日(日)  午後7時より8時まで。

健康福祉会館ホールにて決起集会を行います。

是非とも一人でも多くの皆様にご来場をいただきこれからの地域の未来にかける思いをお聞きください。

 

最近 地元神戸新聞でも地方選特集として県議会の状況が様々にレポートされています。

4年間での発言回数のこと、審議内容や政務活動費のことなど。

 

県議会は違うから・・・の一言で済ませられるのでしょうか?

ネットなどの全く発達していなかった昔の慣例をそのまま引きずっているのでは?

いかに地域住民に情報を公開し、信頼にたる代表かを明確にすることは、もはや義務と言えると思います。

▲手話通訳もありますので、どうぞ聴覚障がいをお持ちの方もぜひお越しください。

 障がいをお持ちの方の生活や雇用など、もっと真剣にかかわる政治を目指します。

▲街頭で朝・昼・夕と政策を訴えています。

  こうした子ども達に、胸をはって地域を残していくために!

 

今度こそ、新しい時代へ!

井上ちあき


街頭演説でお話している政策概要チラシ

2015-02-01 | Weblog

昨年から毎日のように街頭演説を朝夕にしていますが、

その内容は下の昨年末に作りました政策概要のチラシがベースになっています。

それぞれについては、あらためてご説明したいと思いますが、重要な視点だと考えていることは、大きく3つ。

①「選ばれるまち」に変わることが、地域課題は解決への糸口

 そのために、地方創生政策のチャンスをつかみ、地域の価値を提案していくことが必要

②自治体がその実態に適した政策を実行するために大胆な規制緩和・分権改革が必須

 基幹道路、調整区域、介護・医療や教育など、まちの根幹となる課題の権限や財源は県がにぎっていている

③政務活動費の問題を含め、普段の政治活動をOPENにし透明性を高めることは当たり前

 

今度こそ!新しい時代へ

井上ちあき

 

  

▲拡大できます。


恒例の新年交歓会で注目すべきは?

2015-01-12 | Weblog

先日の新年交歓会に参加しました。

市長はじめ多くのかたの年頭のあいさつがありましたが、
その中で注目すべきは地元選出の国会議員のご挨拶にあった
政府の進める地方創生関連法案についてであったと思います。

自治体自身がプランやアイデアを出し、自らの売りはなんであるかを
明確にし、具体的なプランをつくることが重要。
今後の5年間が自治体にとって重要な期間との位置づけでした。


地方創生関連法案に対して石破大臣のコメントが官邸のHPに掲載されています。

(一部抜粋)
いつの時代も日本を変えてきたのは「地方」です。地方創生においても、地方が自ら考え、責任を持って取り組むことが重要です。そのため、都道府県と市町村には、地域の特性を踏まえた地方版の人口ビジョンと総合戦略の策定をお願いします。こうした地方のしっかりした取組には、ビッグデータに基づく地域経済分析システム等の情報支援や、国家公務員等による人的支援、更には財政支援により、国も全力で支援してまいります。


古い政治スタイルで、とにかく手をあげて待っていれば
補助金がもらえて・・・そんな時代ではもうないということですね。

自ら新しい価値を地域に生み出していかないと国・県は加西市に
投資をする価値を見出さないと考えています。

そうした、新しい時代の政治スタイルにならなければ
「消滅可能性都市」指定が現実のものとなりかねません。

地域が、地域に住む私たちが自ら考え、責任をもって取り組んでいきましょう。


今度こそ 新しい時代へ!
井上ちあき


2014に感謝 2015へ決意

2015-01-01 | Weblog
2015が始まりはじまりました。
皆様には、ますます素晴らしい一年をお迎えになられたことと思います。


昨年は私自身にとっても一大決心の年でした。

9月には今年4月の兵庫県議会議員選挙への出馬表明をしました。

前回の選挙から再度挑戦するか、かなり迷いがありました。
とてつもなく、多くの方にご面倒やご迷惑をおかけしてしまうから。

しかし、あれから3年半が経ち、振り返れば故郷加西市は
元総務大臣が座長の日本創生会議からは「消滅可能性都市」に隣接市では
唯一指定されるありさま。

従来から懸案の国道や県道整備はもちろん他市よりも立ち遅れ、、
市街化調整区域や農地利用、介護や福祉などの規制緩和も進まず、
若い世代の地域離れが加速しています。
子どもたちは激減し、小中の統廃合どころか県立高校の存立の危機とさえ
言われ始めています。

住民生活にも企業経営にも、目の前まで迫っている危機感を思えば
思うほど、改めて挑戦する決意をするに至りました。


また同時に、号泣県議の一件で露見した兵庫県議会の政務活動費のテイタラクは県民であることが恥ずかしいばかりか県民税さえ納めるのがあほらしくなるほど。

今度こそ、新しい時代へと地域が歩み始めることができるよう
是が非でも力を尽くしたいと考えています。

決意にいたった多くの方との出会いに感謝し、
新年にあたり決意を新たにしています。

ブログも再開し、想いや考え方、政策を書いていきます。
どうぞ2015年 どうぞよろしくお願いします。

ブログのリニュアルを準備中です。

2014-12-19 | Weblog
現在リニュアルに向けて準備中です。

今しばらくお待ちください。

「生まれる」の反対の言葉・・・

2012-10-19 | Weblog
今朝は早朝から、加西市の楽法寺 安永住職のご法話を

聞かせていただいた。


その中の一つのお話。

「生まれる」の反対の言葉はなんでしょうか?

 と問いかけられました。


普通なら「死ぬ」でしょうか?

住職は、それも正解でしょうが、また違う考え方を示されました。

「生まれる」の反対の言葉は、「生まれない」ともいえるということ。


先日、住職はある看護師さんとお話をされたそうだが、

看護師さんのお話では、死産に立ち会うこともあると。

それだけ「生まれてくる」とは簡単なことではなく、

当たり前のことではない。

だからこそ母親が命をかけて生んでくれた命をたいせつにしなければ

ならない。とおっしゃっていました。


また、命とはどこにあるのか?と問われました。

心臓や脳のとう臓器ではなく、命=時間と考えられませんか?

との問いかけでした。

普段は気にしていないかもしれないが、必ず尽きるときがくる。

だからこそ、一瞬一瞬を大切にとのお話。


その他にも、お釈迦様の「月の模様になったウサギの話」や

無財の七施のお話など・・・

朝から、大変心にしみるお話をいただきました。

いよいよ始まるか・・・公共インフラの更新ラッシュ

2012-10-17 | Weblog


これは先日の神戸新聞。

加東市にある加古川を渡る橋を修繕するために

なんと半年通行止めにするという記事。

あまりこの橋は個人的には渡ってないが、

不便だな・・・という話ではない。




いよいよ先延ばしにしてきた公共インフラの更新の波がやってくるのか?といういやな寒さを感じる。


加西市でいえば、6月議会で議員から公共インフラの

更新費用について質問があった。

加西市の今後40年間の更新費用は概算で、なんと「1700億円」

もちろん、今ある公共施設・インフラをすべて維持するならばという話。


途方もない金額・・・・だれかが勝手にやってくれるわけではない。

税金でまかなわないといけない金額。


加西市で大きく公共投資をしたのは、1974年のこと。

もう約40年がたとうとしている。




あれもこれも。。。から。。。あれか、これかを選ぶの時代がやってくる。


でも、悪いこととは言えない。

むしろ、すでに日本でも先進的なところが取り組んでいる

新しいスーマトコミュニティの流れの中で

暮らしやすい、新しいまちにリメイクしてく良いタイミングになるかもしれない。



取り戻せ!ふるさと加西の未来

実現する県政へ

井上ちあき



ここからは・・・今年の6月議会、部長答弁の抜粋・・・・・

(略)・・・今後予想される更新費用ということでご質問をいただいております。更新費用につきましては、公共施設及びインフラ、つまり道路、橋梁、上下水道等ということでございますけども、財団法人の日本地方自治総合センターによりまして、公共施設等の更新費用を簡便に計算、推計する試算ソフトというものがございまして、そのソフトを使って加西市の数値を当てはめたということがございます。その結果によりますと、今後40年間の更新費用は公共施設全体では717億ということになってきます。公共施設、トータルとして1,708億という数字が出てきます。
 その内訳としまして、公共施設が717億、道路が326億、橋梁が49億、上下水道440億、下水道170億ということで、トータル1,708億という推計値が出てまいります。・・・(略)