選挙戦もあと残すところ2日となりました。
本日の市民会館での個人演説会では立ち見、入りきらず部屋の外で
お聞きいただいた方々もたくさんいらっしゃり、本当にありがたい限りです。
なかなか、選挙を行いながらブログを更新するのは容易ではなく前回の
続きが遅くなってしまいましたが、概要だけは選挙戦が終わるまでには
書いておきたいと思います。
国・県・民間企業の投資から選ばれるまちになるために・・・・
まずは3つの視点が必要だと思います
①これからの10年20年にむけて国の推進しようとしている産業分野とは何か。
②民間企業が成功モデルを作るために先行投資をしようとしている産業分野とは何か。
③人口45000程度、少子化高齢化をはじめ様々な加西市の課題を解決することにつながる産業分野とは何か。
この3つの視点、産業分野の交わるところに加西市が選ばれるチャンスがあると考えています。
では、私が考えるそのチャンスとは何か。
3つのキーワードを考えています。
①住・農・産業などをはじめ市全体の環境付加価値を高めブランド化することが必要だと考えます。
住む場所として環境価値が高いとは、再生可能エネルギーをはじめ環境負荷を軽減すると同時に
その手法を利用して生活コストの削減を目指します。
農業の分野については、農産物やその加工品の売価を上げ、同時に生産コストを下げることを
環境ブランドと再生・新エネルギー分野で目指し、儲かる農業を実現することで周辺地域の
農業の維持を目指します。
産業分野については、すでに個々の企業がどれだけ環境負荷を軽減しているかが
投資または借入金利にまで影響する時代になっています。
こうして環境付加価値を高めブランド化を実現することは、生活および様々な産業への経済効果を期待できます。
前述のとおり、環境付加価値を高める方法は再生・新エネルギーによる発電を行い、そのエネルギーを売電よりも
自家消費することで産業創出と環境価値を高めることができると考えます。
②スマートシティーという、新しいまちの仕組みを導入することで、新しい地域の軸となる産業を創出します。
IT産業を誘致するという単純なものではなく、仕組みを新たにする過程とその結果によって
土木・建築・製造業・農業など様々な産業への経済効果を期待できます。
また地域の人の暮らしをより安全、快適でかつコスト低減を目指すことが可能です。
参考には日経スマートシティコンソーシアムhttp://bizgate.nikkei.co.jp/smartcity/
環境未来都市構想 http://future-city.jp/ がご参考になると思います。
いずれもまだまだ未完の分野であると同時に、各企業が成功モデルを求めていることから
民間企業の先行投資をまだまだ得られる分野であると考えます。
③ ①と②を複合的に進めることで市街地と周辺地域が共存するコンパクトシティの在り方を目指します。
市街地への集住だけでなく、周辺の農業を営む地域と市街地が共存できなければ自治体が自立することにはなりません。
①②を複合的にすすめることで、総務省や国交省が目指すコンパクトシティの在り方にたいして提案ができると
考えています。
もちろん、インフラ整備をはじめ産業・教育・福祉など喫緊の課題として取り組むべきものは当然ありますが、
それだけではなく、このように、国・県・民間企業からの投資を得られる理由・アイデア・価値を創っていくことが
投資(補助もふくめて)を得やすくなるために不可欠です。
そして、これからの県会議員のもっとも重要な仕事であると考えています。
今度こそ!新しい時代へ
井上ちあき