今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

加西病院ホスピタルフェア

2008-06-29 | Weblog
お昼前ごろに、加西病院ホスピタルフェアに行ってきました。
院長をはじめ、医師の方々や看護師、理学療法士の方々など、総出で
来場者の健康チェックや相談を受けておられました。

消防士の方もこられて心肺蘇生の講習もされてましたね。

ちなみに、私は健康チェックを受けずとも!
・・・・メタボ・・・ということで少しは自制したいと思います。

また加西病院の現状を知ってもらうためのパネル展示もありました。

と、うろうろしていると、「パトロールか?!」との声。
「?」とみてみると何年ぶりかにあう友人の顔でした。

いろいろと話をしましたが、今こうした病院には長期入院できないような
医療制度になっていることはご存知のことと思いますが、
その後の病院ではリハビリできるところがもちろんありますが、
在宅でリハビリをする環境が加西には不足していると
嘆いていました。

このあたりについて、これからつめていきたいと思います。

加西病院のように、救急というリスクを承知でその役割をになって
もらえる施設を必要不可欠な社会資本しっかりと支えること。
治安を守るに不可欠な警察と同様に、営利目的企業のように、利益が
あるのかないのかのみが判断基準ではないはず。

そして、今日指摘されたように、退院後の特に高齢者の方、
病院にいけず、リハビリを受けることなく我慢いているという
生の人の生活に目をもっと向けなければ。。。。


取り戻せ!加西の未来

井上ちあき


新聞記事:統廃合

2008-06-24 | 教育
今日の神戸新聞には、大きく小学校の統廃合の問題が
掲載されていましたね。

具体的にどこと、どこを統合するような記述もありま
したので、驚かれたのではないでしょうか?


議論はこれから本格化していきます。具体論は
まだ議会内、教育委員会においても議論のテーブルに
これからあがる状態です。

「えー!うちの学校なくなるん?!」というように
早急に判断されず、なぜそうした対象に教育長以下
事務局提案がなされているかのところに注目して
いきましょう。

もちろん、昨日の教育委員会の傍聴もしましたが、
(ちなみに、どなたでも傍聴できます)

6月議会でも議論になったところですが、
耐震基準を満たさなさない校舎や施設について
補助率が1/2→2/3になったことが
加西だけでなく、全国的に耐震工事へ加速させる
要因になっています。
*但し、なんでもかんでも補助してくれるわけでは
ないので、現実には50%程度の補助になるだろうとの
試算です。

教育長曰く、(要旨)全国的にこうした耐震化が
加速するので、補助金を確保するためにも
早期に計画したい、段階的にやるのではなく
一斉、一括にやりたい。とのことでした。
財政的には2億数千万の支出を20年にわたって
背負うことになります。

また、少子化が加速する中で、以前にも書きましたが
(詳細の数字は後日・・・)
ほとんどの学校が1学年1学級になります。

こうした中、子供たちの命にかかわる、また地域の
防災施設的な役割を担う学校施設の耐震化を急ごう
ということです。

概ね、ここまでの議論はよいのですが、
気になっているのは・・・

①大切な子供たちにとって、もっとも良い教育環境
 のために統廃合が良いかどうか?
 の説明がまったくありません。

②補助率をあげた地震防災対策特別措置法改正法
 は23年までの時限立法ですが、
 なぜ3ヶ月間で議論をつめることにこだわって
 いるのか?

③パイロット校(幼保小・・・中??)を宇仁に
 建てる学校としているが、パイロット校をなぜ
 宇仁にすることにこだわるのか?

④教育委員のかたからも出ていましたが、
 「耐震化の議論」と「少子化のための統廃合」
 の議論がごちゃ混ぜになっているように
 思われます。 



①②③の理由付けがないと、「四川の大地震」
  を錦の御旗に学校の耐震化をすすめることで
  結局は財政再建を図るのかと思われてなりません。


ただ、長く議論ばかりをして結論を出さないのは
何もしないのと同じです。
手放しで賛成しませんし、なんでも反対などということ
はしません。

あさってから、議員の有志で「教育環境整備に関する研究会」
を会派を超えてつくり、情報の収集と議論をしていきます。

これから、この問題には注目してください。

あと、議論の中心的な内容よりも、具体的な統廃合の
名前が並ぶ記事には違和感を覚えます。
大切な問題だけに議論の背景をもっと記述してもらい
たいなと、よくいろんな記事をみて感じます。



取り戻せ!加西の未来

井上ちあき
  
  
  

監査委員決まらず・・・

2008-06-21 | Weblog
6月議会が閉会しました。
各議案や一般質問などの件は後日ご報告します。
また、議会NEWSも発行しますので
是非お読み下さい。

今日の重要な議論になったのは「監査委員」が決まらなかったことです

決してまた、市長と議会が激しく対立して、ということでは
ありませんが、こうしたことがあったことも情報開示したほうが思い
書いています。


地方自治法で、監査委員は識見者(たとえば専門知識をもった方)
と議員からそれぞれ1名がなることになっています。

市長が議会に○○を監査委員に提案する。という提案を受けて
議会が同意するかどうか。というのが形式的な流れです。

実態は、議長・副議長・監査委員は1年ごとに交代する申し合
わせが議会内にあるので、現監査委員からは辞表が市長に提出
されています。

そこで、6月2日の議会初日に議長・副議長の議会内選挙をやって、
そして議会から市長に監査委員に推薦するために選挙を行いました。

従来であれば、市長からこの選ばれた人を後日、監査委員として
提案され、議会で同意するという慣例になっていましたが、市長は
この監査委員提案をこの6月議会ではしなかったということです。

この件について、午後から議員協議会の場を中心に各議員の意見と
市長の見解を述べて、6月議会は閉会し早い段階で接点を協議
することになりました。

さて、市長の主張は大まか次のように私は理解しています。
*財政を十分にチェックする上でも監査委員の役割は以前にもまし
 て重要。
*議会からの推薦を、まったくそのまま受けて提案する慣例を改め
 るべき。
*こうした改善すべきと気づいた時点であらためていきたい。

議会の主張を代表できませんが、主だった意見や私の意見
*監査委員の重要性はもちろん認識し、その上での議会の
投票だった
*慣例を見直したいという意見は、理解するがそれは、6/2の
 議会での投票までに申し入れをすべきであった
*行政をチェックすべき監査委員のうち、有識者は市長が独自に
 人選提案する ので、議員についてはむしろ議会独自として
推薦されたものの方がその役割に実は適しているのではないか。


特に個人的な意見としては、以前の議員協議会でも提案したように
議長、副議長、監査委員が自治法上はの任期は4年でありながら、
議会内の申し合わせで1年交代するとしていることに疑問を感
じています。
それぞれに適した人物は、誰でもよいとは思いません。
こうしたことを改めていくことは必要と思います。

しかし、今回の件については議会で推薦が決まったあとであり、
こうした選ばれ方をすることは市長もご存知であったのですから、
考えられるとすれば、、議会から推薦した者を、こうした理由で
不適格と考えるので提案しないという見解であれば納得します。
でも、この段階でやり方を変更して欲しいということは受け入れ
がたいと思います。

今後は議長を中心に、市長および幹部との交渉ということに
なるでしょうが、市政執行と直接関連のないこと(監査が重要
なのは当然ですが)なので早急に双方が歩み寄って接点を模索
しなければなりません。


こうしたことより、学校の耐震をどうするのか?低迷する
地域経済をどうするのか?根本的な歯止めのかからない人口減少
をどうするのか?加西病院のことや、財政のこと、などなど

市長はじめとする執行者と議会で議論しないといけない
ことは山積です。


取り戻せ!加西の未来

井上ちあき




採血器具の使い回し

2008-06-18 | Weblog
取り急ぎ・・・

一昨日の厚生委員会でも確認しましたが、

県内で17市町の病院で問題になっている

採血器具の一部が結果的に使い回しの状態

になり、それが原因での肝炎等の感染が危惧されて

いる件ですが、加西病院では全く問題がなかったと

報告がありました。

写真は加西病院に張り出されているものです。


取り戻せ!加西の未来

井上ちあき

事業の仕分け

2008-06-14 | 市政一般
今日の神戸新聞にもでてましたが、加西市では
「事業仕分け」に取り組みます。大賛成。

事業仕分けというのは、
例えば予算書に「環境教育事業 100万円」とあっても
なんだかよさそうな事業ということしかわかりません。
むしろ10年つづいた継続事業となればなおさらです。

それを専門家や他市の職員や市民の目で
「そもそも必要か?」
「市がやる仕事か?県がやるべきか、国がやるべきか、
  むしろ民間がやるべきか、地域市民がやるべきか」
こうしたことを、「そもそも・・」という
本質論にたって議論をするのが事業仕分け。

つまり「環境教育事業 100万円」
が実際には小学生を募集して、キャンプをやっている
事業で100万円・・・・という中身を加西市職員が
説明する。それに対して外部委員が質問をする。
そして、ジャッジ!ということです。



本会議でも議論させていただきましたが、

重要なのは・・・

 事業仕分けにかける「事業」を何にするか?です
   市側がつっこまれるのをいやで、やりやすい無難な
   事業ばかりでは、やる意味なし。

   特に、毎年「高額なお金」をつっこんでコンサルに
   なげている事業を取り上げて欲しいものです!

 それから、大切なのは、取り組む職員の意識です。
   みなさん一生懸命やっていると思いますが、
   そこでの不要・廃止・委託とされる「感覚」を
   「なんで?」と自問自答してほしい。

 そして、事業仕分けは「道具」でしかありません。
   官が担うことは何か?民(企業や市民)が担うことは何か?
   を整理する場で、その議論そのものに意義があります。
 

 こうした大切な「感覚」「議論」をどのように市役所内、市民に
 PR、広めていくのかのシナリオを「事前に」つくっておく
 ことが担当の「経営戦略室」に求められていますね!

よく市役所は「前例主義」などと批判されます。
こうした機会に「加西市役所はちがうで!」となって欲しいものです。



取り戻せ!加西の未来

井上ちあき


グッド・ルーザー

2008-06-13 | その他
今朝、よく見ている朝のワイドショーでこんな言葉がでていました
世の中の格差が大きくなっている話の中で
あるコメンテーターがアメリカでは「良い敗者」
という教育が進んでいるんだとおっしゃっていました。

私は欧米礼賛者でもありませんし、その事実の有無は別にして
良い敗者=グッドルーザーを世の中が受け入れ認めることは
非常に重要なことだと思いました。

現実社会では勝ち、負け 優劣が明確になることの方が多いと
思いますが、勇気をもってナイストライをした者、
前向きにがんばったもの、に対して拍手できる地域や教育で
ありたいものです。

○○なったら、なり悪い・・・(方言ですが、格好悪い)
という悪い意味の閉鎖的なところは変わらなければと
思い直しました。

取り戻せ!加西の未来
井上ちあき


一般質問2日目

2008-06-10 | 市政一般
今日は一般質問2日目です。
9:00~18:00ごろまでびっちりでした。

またご報告できると思いますが、
中心的なテーマは
後期高齢者医療制度
学校再編問題

特に注目しているのは教育長の
学校再編に対する気合のいれようです。

諸事情もあることでしょうが、
四川の大地震以後、政府の耐震化への
補助率があがっていますから、
この条件のいいうちに・・・という
こともあります。

金がないから学校まとめるという
短絡的なことでは、将来に禍根を
残しますので、これから
市長部局、教育委員会、議会
そして何より市民を交えた議論
が活発に行われるとになるでしょう。

市の将来に大きくかかわりますので
注目してください。

また、私も約1時間強の時間をいただいて
一般質問を行いました。

項目は昨日書きましたが、

加西にすめば、他市にぬきんでて、高い
水準の基礎学力を身に付けることができる
ようになってもらいたいものです。
この点については市長も同意という
答弁をもらうことができました。

また、注目しているのは加西市の
商業の落ち込みの厳しさです。

統計数値のわかる平成9年と16年を比較
すると、約31%も売上げが落ちています。
たくさんの閉店しているお店がでている
ことでも肌に感じます。

もちろん個々の店の自助努力が前提ですが
景気対策としてのマクロ的な視点での
政策誘導による産業育成は、行政の責務
だと要望しました。

明日も議会です。


取り戻せ!加西の未来

井上ちあき

本会議はじまってます

2008-06-09 | 市政一般
今日から本会議が再開しています。

まず、市提案事項に対する質疑
  *国保の基礎課税額
  *ふるさと納税
  *事業仕分けという行革手法
このあたりの質疑が多くありました

ちなみにお住まいを省エネ住宅に改修すると
固定資産税の減額があります。
改修工事後、3ヶ月以内に申請が必要です。
詳しくは市役所まで・・・

それから市政一般に対する質問が各議員から
ありました。

私は明日です。

①義務教育の充実について
 学力向上やコミュニティースクール
 学校再編について
②事業仕分けという行革手法について
③市内商業に対する景気対策について
④加西病院の医師確保と健全経営について

これら項目について質問予定です。

今日は教育長が張りきって答弁されていた
のが印象的でしたね。

議員と市の執行部がもっとガチンコで
やれるようになりたいものです。

そのためには、市の執行部から議員に質問
できるようになるのもいいと思っています。

そう。実は議会では市から議員には質問できない
ルールになっているんです。
もちろん、それは加西独特ではなく、およそ
多くの議会でそうでしょう。

地方分権の議論や、行財政改革が進む中で・・・
(進んでいるかな・・・)世に一番遅れている
といわれているのが地方議会改革です。

会期が終われば早々に議会改革委員会が開催
される予定です。


取り戻せ!加西の未来

井上ちあき

おめでとう 40周年

2008-06-07 | Weblog
今日は午後から、市長はじめ議長、各議員、各団体の皆様やOB会員、
県内のJC同志をお招きして創立40周年式典が行われました。

会場では、根日女花倶楽部のみなさんからハーブティーをお出し
いただいたり、播磨農業高校の展示ブースをはじめ地元企業の展示
がされているフロアを見学させていただきました。

式典では、播磨農業高校生によって伝承されている播州歌舞伎を
披露いただきました。なかなか見ごたえありましたよ。

私も第38代の理事長として感謝状をいただきました。
思えば13年在籍したJC(青年会議所)でしたが、

汗だくになったり、酒をのみながら激論を交わしたり、
怒ったり、肩を組み合って泣いたり、
いままで全く知らなかった世界の人との人脈を築けたり

自分のことだけでなく、地域のことにかかわりをもてた
私の原点です。

加西青年会議所の益々のご活躍を祈っています。


取り戻せ!加西の未来
井上ちあき



議会の役員改選がありました

2008-06-02 | Weblog
本日は、6月議会初日でしたが、市長より固定資産評価審査委員の選任、教育委員会委員の任命への同意を求める提案、その他諸議案(主には後期高齢者医療制度のスタートに伴う制度改正やふるさと納税がスタートするための条例提案がありました。

そのご役員改選が行われましたのでお知らせします。

議長 森田議員 副議長 森元議員

(それぞれ票は割れましたが)

同時に、常任委員会なども改選されていますので・・・

私の所属は・・議会運営委員会 副委員長
       厚生委員会委員
       行財政改革特別委員
       公式の委員会ではなく内部の検討会ですが
        議会改革委員会副委員長
という担当になりました。
また、各種選出委員として北播肢体不自由児機能回復訓練施設事務組合議会議員に選ばれています。


取り急ぎのご報告ですが、今の原油高や穀物不足の影響が生活にどれだけ
響いていることか・・・国政や中央官庁は何をやっているんだという思いが
しますが、当然、市議会はなにやっとんねんという批判の点も多くあると
思います(自分も一年まえまでゆってましたから)
きちんと本当の市民生活視点をわすれず、議会が必要な政策議論の場である
よう務めていきたいと思います。


取り戻せ!加西の未来
井上ちあき