今度こそ、新しい時代へ!  井上ちあきblog

待ちつづける政治から 挑戦しつづける政治へ!

まちかど医療指南

2009-10-31 | 病院
市立加西病院の山邊院長が、昨日はイオンの1Fで

2回目となる「まちかど医療指南」をされていました。

ミニスクリーンにスライドを映しながら、

なんだか難しい ウィルス、み・み・ミトコンドリアの

ことなどをホントにわかりやすく、そしてウィルス感染

の危険性や防御方法なども説明されていました。

通りがかりのお買いもの途中の方も、少し足を止められて

聞き入っていらっしゃいました。

こうした、市民病院と市民とのつながりを大切にされる

院長のご努力に本当にありがたいなと感じました。

市民病院も、いよいよ公営企業法の全部適用・・・つまり

市立病院には違いなのですが、より独立性をもって

運営されることになりました。

病院、お医者さんや看護師さんや医療関係者、事務方にも

益々がんばってもらいたいと思うのと同時に、

病院に行ったら、なんでも治るということは世界のどこにも

ありません。

大切な市民病院のために、市民が応援、激励、前向きな苦情を

遠慮なく伝えていくことが大事だと思います。

公立病院が生き残っていくということは、本当に綱渡りの

ような状況になっていることは私たち市民の共通の課題と

とらえる必要があります。

「赤字だ」「赤字だ」と声高に言う方もありますが、

加西病院の経営は、全国の公立病院の中でも、かなり上位です。

また、不十分な市からの繰り出しにもかかわらず、

現金ベースでは赤字になっていません。

待ち時間が長いことや、不十分なこともあるかもしれませんが、

それは一緒に改善していきながら、

「私たちの」病院として大切にしていきましょう。

えらく、話がそれましたが、医療指南では高齢の方が

寝ている時に唾液が肺に入ってしまって炎症を起こすこと

があると教えていただきました。

お休み前に歯磨きなど清潔にしておくことが大切ですね。



取り戻せ!加西の未来

井上ちあき

賀茂校区での議会改革懇談会

2009-10-29 | 議会改革
昨夜は8:30pm~9:30pmまで賀茂会館において懇談会を

開催しました。ご参加いただいた方々には、人権学習会

に引き続いてご参加をいただきありがとうございました。

流れはおよそ昨日と同じでしたが、次のようなご意見を

いただいています。


Q 議会基本条例では議員と議員の議論を活発にするとあるが
  議会ではやっていないということなのか?

私の考え:議員になってみてびっくりしましたが、
     本会議場や委員会では議員同士が、その議案に
     ついて、議論を闘わせたり、議論を積み上げる
     ということはしていません。
     自治法上できないということではないのでしょうが、
     議員が行政に対して質問、意見する場として
     本会議・委員会があって、他の意見を聞いて
     各議員が判断するシステムになっています。
     先進的な自治体議会はちがうでしょうが、
     全国にある大体の議会は同じ状況なのではない
     でしょうか??
     つまり、「議会は行政をチェックする」ものという
     お決まりの考え方を踏襲してきたからだと思います。
     今の時代は議員から提案、議員同士の議論の積み上げが 
     求められている時代に合わなくなっているのです。
     もちろん議員同士も会派の部屋などで議論をして
     いますが、     結局見えないところでやる
     もんだから、余計に胡散臭いように思われて
     しまうのです。
     これを解決することを議会基本条例に盛り込もうと
     しています。
     市民が自由に見ることができる「公開の場」で議員
     が討論することで、何が市政の問題なのか?どの議員
     はどんな考えなのかが明確にわかるということにな
     ります。
Q政務調査費や視察報告をインターネットなどで公開しては
  どうなのか?

私の考え:その通りです。視察報告・政務調査費は私の所属する
     新政会ではネットでも公開していますが、
     まさに「当たり前」ですね。
     誰のお金で行っとるんや!?という話だと思います。
     先日の議員協議会で、市の庁舎1Fに自由に閲覧できる
     よう提案していますが、即決とはいきませんでしたので
     早急に実現するように求めたいと思います。

議会も何を、やっとるんや??とお感じになられるかもしれませんが、
遠回りなようで、議会という入れ物を改革する最も近道がこの条例制定
だと確信しています。




明日は、富合校区の懇談会です。よろしくお願いします。


取り戻せ!加西の未来

井上ちあき


富田校区での議会改革懇談会

2009-10-28 | 議会改革
いよいよ目に見える形で議会改革がスタートしました。

昨夜は、富田会館にて富田校区の方々約70名と

議会改革委員会のメンバーとで懇談会を開催しました。

先日とらせていただいたアンケート結果と制定を

目指している議会基本条例の制定についてご説明し

様々な意見をいただき、それに委員長を中心にお答を

する形式で進行しました。

(議会基本条例の概要と、それを制定すれば何が変わる

のかについては、あらためて書きます)

基本的には副委員長の私は進行役でしたので、発言すること

ができませんでしたから、昨夜のご質問と私なりの考えを

書き留めたいと思います。


私が第一に考えていますのは、議会改革は今いる議員だけの問題に
とどまらないということです。1年半もすれば、再度選挙がありますが、
私を含めた市民の代表にどんな役割を担わせるのか?
どんな方法で質の高い議論をさせるのか?
そんな議員は加西市には何人必要なのか?
そんな議員であれば、どれだけの報酬を負担するのか?
こうした課題は、議員のお手盛りですませてはならないと
思っています。議員でありながら、議員の責任から逃れるのではなく
私が議員であるとかどうかということでなく、
これから続いていく市民代表が本当の市民代表であるために
一緒に議論し、代表を選ぶということを考えていく必要があるのでは
ないでしょうか?校区に一人は誰かを出しておこうという意見を
いまだにたくさん聞きますが、本当にそれでよいのでしょうか?


少し前置きが長くなりましたが・・・昨日の懇談会では・・・


Q1 議会基本条例でないと改革できないのか?

私の考え:個々にできることから改革はすることは可能ですが、
     一つ一つを片づけていくには時間がかかってしまう
     のが、議会の現状です。
     また、きちんと明文化しておかなければ、また議員
     が入れ替わってしまうと議会改革が逆行してしまう
     可能性もあります。議会基本条例という中で議会や
     議員がどんな役割を市民代表としてなすべきなのか
     規定してしまうことが現実的に必要だと考えています。

Q2 議員だけでつくるのではなくて、広く市民も参加できることが必要ではないのか?
私の考え 大変共感します。そのための第一歩がこの懇談会でも
     あるのですが、具体的な条例案の段階でも参加いただける
     手法を考えたいと思います。

Q3 議会報告会といっても、結果だけ報告することに意味があるか?

私の考え 議会が始まる前に様々なご意見を聞いて参加するという手法も
     ありえますが、実際には議案は議会開会の1週間前配布ですから
     難しいと思います。むしろ年度の当初予算の審議前や決算認定まえ
     には時間がありますので、事前に報告会兼懇談会を開催する
     ことには意義があるろ思います。
     また、議員の責務として、どの議案に対して、どんな意見で
     賛成・反対したのか報告する必要があると思います。
     いままで難しかったのは、議会の意思は採決で明らかになって
     いますが、その理由は様々で、議会としてその内容を市民に
     アピールすることができないでいました。
     議員個々には報告しているのでしょうが、市長の広報とちがって
     議員はその手段が不十分でした。このあたりが、選挙の時しか
     議員が見えないといわれるひとつの要因だと思います。
     (議員個人の意識にもよりますが)

その他にも様々なご意見がありました。
あらためて公式な報告書としても、公開する予定です。

今夜は 賀茂校区との懇談会を予定しています。


取り戻せ!加西の未来

井上ちあき

   





富合小に薪ストーブ

2009-10-25 | 市政一般
23日の朝、富合小の玄関ホールに導入されました。

普段はわっしょいスクールのみなさんが、あつまっていらっしゃるスペースです。

市としては、環境問題に対するPRと子供たちへの環境教育を兼ねています。



▲教育長が児童会の児童に挨拶をしているところです。

挨拶のあとは、「原始的に」火起こし!

これがなかなか・・・うまく点きません。



▲悪戦苦闘する、児童たち・・・・去年?自然学校でやったよね。

そして、なんとか点いた火をローソクに移して、

やっと薪ストーブに点火!!



▲わっしょいスクールのみなさんと一緒に点火。

やっと薪ストーブらしくなりました。

結構あったかいし、やっぱり火のあたたかさというのは格別。



ストーブの回りには簡単な柵もしてありますし、火事を含めて

安全対策には学校も留意してもらいたいと思いますが、

きっとやけどをする子供もいるでしょうが、ストーブが

あれば、熱いので気をつけるのも勉強です。

そんなことよりも、もう少し寒くなって、このあったかいストーブの

前で、わっしょいスクールのおじさん(おじいさん?)おばさんと

薪をくべながら、一緒にいろんなお話をしてくれることが

本当に楽しみです。

もーっちょっと、スペースが広くて、イスももう少しおいてあると

いいかな。



取り戻せ!加西の未来

井上ちあき






























西在田校区での幼保説明会

2009-10-24 | Weblog
昨夜は8:30pm~10:30pmまで

主に①泉第三保育所を第一に統合するか?
  ②西在田幼稚園が休園になる可能性があること

の説明会がありました。



かいつまんで、ご報告しますと。

今年2月に幼保一元化の流れから、西在田幼稚園と泉第三保育園を
統合してミニ幼児園にしますという説明がされていました。

が、、、、

泉第三保育所が、県のハザードマップ(つまり土砂災害などの危険区域)
にあるために、先日の佐用町のことなどを考えると、このまま開園するの
がよいのか、それとも老朽化していることもあり、泉第一保育所との統合
を検討してはどうかという説明が地域住民にされました。

ポイントは、文科省管轄の幼稚園や学校と違って、保育所というのは、
お家にだれもいないので、保育に困るから預けているところという
前提になっているので、たとえば病気が流行ったり、台風で警報のでる
ようなことがあっても休園にしないということになります。

となると、いざ危険がせまったときに、小さな子どもたちを
現実的に避難させたりすることが、現状では難しいのではないか
という認識でこうした提案にいたったようです。

また、西在田幼稚園は来年14名の入園候補者がいらっしゃると
いうことですが、条例があるため、猶予規定をつかっても、
12人の入園希望がないと休園になります。
注)教育委員会の説明の中で候補者が14名なのか13名なのか
  はっきりしなくなっていましたから、もし13名の候補者と
  なれば11名の入園希望があれば、とりあえず来年は開園
  できます。

これらから、冒頭の提案をすることになったようです。



地域の方々のご意見としても、約1時間30分にわたって質疑がありました
ので書ききれませんが・・・

・住民に説明もないまま、広報や募集要項に書くのはおかしいではないか?
・泉第三保育所の裏山の木の伐採をしたのは、災害に強くするために補助を
 もらってやったはずだ
・去年の学校統廃合の流れにもって行こうとしているのではないのか?
・同じハザードマップに載っている他の教育施設もある

ただ、今回感じたことは、

説明に来ていた職員の説明する姿勢が押し付けではなかったこと。
本当に子供のためにが前提になっていたこと。
提案といいながらの決定ではなく、他の選択肢も提示していたこと
は良かったんではないかと思います。

ただ、地域の方から苦情があったように、
文書に書いてしまうまえに、区長会や保護者等に順をおって
説明と・相談をしてまわる作業がぬかっていたと思いますし、

そのハザードマップにのっている危険性がどの程度か
十分な説明ができなかったことは準備不足だったと思います。

それでも、一定の住民合意が得られないまま議会にだしたり
しないと明言したことは特筆すべきコメントだったと思います。

今夜は施設での保護者との同様の説明会だそうですから
同席は遠慮しますが、丁寧な「相談」になればと期待します。


PS 昨日は午前中には富合小学校で薪ストーブが導入され
   火入れ式がありましたが、その模様後日。


取り戻せ!加西の未来

井上ちあき


































「さくらの家」へ行きました

2009-10-23 | 市政一般
一昨日、下芥田町にある「地域活動支援センター さくらの家」にお伺い

しました。




ここでは精神的な障害をもっている方々が、簡単な内職作業やパン作りなど

を行いながら規則正しい生活や人との関係づくりをあらためて感じ、社会復

帰を目指していらっしゃる施設です。

事務所で施設長と家族会の会長さんとお話をしていると、つくりたての

ケーキを持ってきてくださいました。

こうしたケーキやパンをこれから販売する計画をされています。



ごめんなさい・・・・ちとピンボケですね。

とても美味しかったですよ。

加西市には、実は数多くの心のと病をもった方がいらっしゃるということです。

なかなか、家に閉じこもりがちで、そうなると社会復帰への道がさらに

遠のいてしまい、ずるずると生活ができなくなってしまうんだとおっしゃってい

ました。

さくらの家からは、もう何人もの方が社会復帰し、結婚生活を送られている

そうです。

のんびりとした景色の中で、ぜひいろんなことを学んでほしいとも

おっしゃっていました。

近隣の町内の方々とも一緒にお花見をしたりするそうです。



簡単な話ではありませんが、福祉に正面から向き合うということは行政が

不得意とするところなのではないかと感じています。

どうしても、予算や国・県の方針ありきが前提になっているように思われます。

施設も老朽化していることも課題ですし、こうした方々が社会参加できる

チャンスをどう創り出すのかが重要です。

とにかく、加西市にはこんな施設があるんだな。と知っていただくことから

はじめることが必要だと思っています。

イベントPR!
  11月24日(火) 午後1時より
  家族も学習をと題して 心的障害者の家族教室の講座が
  開催されます。

一度いかれてみてはいかがですか?



取り戻せ!加西の未来

井上ちあき






















政務調査費の報告

2009-10-21 | Weblog
先月末に回収させていただいた議会に関するアンケートを現在

整理し、皆さんが手書きいただいたコメントをパソコンで

打ち直し整理しているとこですが、その中で政務調査は

きちんと報告しているのか?というご意見も多くあります。


下記は私と別府議員で所属しています新政会のホームページです

政務調査費の報告書と視察先での調査報告書をもちろん1円単位で

領収証をつけて報告しています。

新政会ホームページ

収支報告や視察報告は他の会派も同様にされています。

以前に一度提案してまだ実現していませんが、

本来ならば、市役所の1Fあたりに冊子でおいておき、いつでも

見てもらえるようにしなければなりません。

こうした、一般にはどうも胡散臭いと思われがちな政務調査費のことや

視察のことなど、お気軽にお問い合わせください。



取り戻せ!加西の未来

井上ちあき


22年度にむけての提案

2009-10-18 | 市政一般
昨日は5:00~7:00pmに市長・副市長・各部局部長に対して

3会派合同で「平成22年度 政策及び予算編成に関する合同要望書」を

説明し、手渡しました。

来年度にむけての市の方向性、予算の検討が始まりますので、

大枠の方向性について提案をしました。

A4版8ページにわたって、各部局ごとに主たるポイントを指摘しました。

もちろん市側にも異論・反論があることでしょうが、

議会と政策について議論する行程をいれていくことも、予算編成にとって

重要なことと思います。

もちろん、3会派4名の意見を取りまとめるわけですから、すべて同意とは

言えませんが、大枠の中で合意しながら、行政に提案することも議員の重要

な職務だと思います。


■5つの重点要望■として・・

①  限られた予算であるからこそ、事業の選択と集中に注力されたい。

②  貴重な税金であるからこそ、随意契約の見直しに厳しく取り組まれたい。

③  自治体間競争が激しさを増しているからこそ、「加西ブランド」確立のため
   に、クリーンエネルギー政策を核として、環境政策・地域振興政策等をリン   クして予算を重点配分されたい

④  子供達への投資は、地域の責任と夢であるからこそ、基礎学力の向上と学校
   教育力の向上を客観的に実現されるよう注力されたい。

⑤  子供達の安全は地域の責任であるからこそ、学校および教育関連施設の耐震
   化の早期実現を強く推進されたい。

としています。そのた詳細はこちらをご覧ください

        ↓
  新政会ホームページ内
  22年度当初予算に関する会派合同要望書 提出 (3会派合同)



取り戻せ!加西の未来

井上ちあき

耐震診断の結果がでました。

2009-10-16 | 市政一般
一昨日の総務委員会で、加西市の教育関連施設の耐震診断の結果が

発表されました。

PDFでのデータを公開します。【耐震診断結果

中でもすでに、数値の低い北条中は建て替えの計画が進行中です。

また、善防中でも耐震補強設計が進行しています。

財政が厳しい折ですが、教育施設の安全はすべてに優先します。


それから、このところ各校区の区長会にお伺いをして、

議会改革についての市民懇談会のお願いをして回っています。

日程が固定され次第、お知らせしますが、各校区にお伺いを

させていただいて、真に市民の代表たる議会と議員のあり方

について議論を輪を広げたいと考えています。

この場で、先日のアンケート(626通)の集計と内容の結果

報告をする予定にしています。

もちろん、集計が済み次第このブログでも公開します。

最後に、明日は夕方から、市に来年度(22年度)の政策と予算について

三会派合同で要望書を提出します。

新政会(井上・別府)・無所属クラブ(山下)・東風会(丸岡)

この取りまとめに数日かかっていました。


副市長以下、各所管の部長ごとに重点事項・要望事項を説明する予定です。

またその模様はあらためて。



取り戻せ!加西の未来

井上ちあき

600枚のアンケート

2009-10-03 | 議会改革
加西市議会に関するアンケートを9月末で締め切らせて

いただいて、アンケート回収箱を開けてみました。

なんと!合計約600枚ものアンケートをご提出いただきました。

それも、記入欄にびっちり書いていただいたものが多くあります。

まずは、心から御礼申し上げます。

取り急ぎ、200枚程度読ませていただきましたが、

予想通り、大変厳しいお叱りの声がたくさん寄せられています。

昨夜から、各小学校校区の区長会をまわりながら、

議会改革へのご協力をお願いしています。

確かに、議会・議員の自覚と本気の取り組みなしに、議会改革は

なしえませんが、市民との真剣な意見交換なしには本当の「議会」は

いつまでたっても作れません。

今月後半から来月中ごろまでに、全校区をまわらせていただく計画を

しています。日程場所がきまりましたら、PRさせていただきますが、

ぜひご参加をお願いします。



取り戻せ!加西の未来

井上ちあき