大切な報告をしなければなりません。
皆さんがご存知のように、臨時議会において市長に対する不信任決議案が
提出され、賛成しました。
理由は一度に書ききれませんので数度にわけてご説明したいと思います。
他者のことをコメントするようで本意ではありませんが、
少しでも私の想いがつたわればと思います。
市長のすべての政策を否定しているのではありません。
北条鉄道のボランティア駅長のみなさんや、改革マニフェストについても
市長1人でやったものではありませんが、評価できると思います。
財政改革のためのコスト削減にも注力されたと考えます。
しかし、コスト削減はすべてに優先するものではないと思います。
赤字でもやらなければならないことはありますし、やめた方がよい予算のついた事業もあります。ここの見極めをしなければなりません。
ではその分かれ目は何か!
それは「10年後、20年後の加西市のビジョン、具体像」に向けての改革なのか
どうかです。
しかし、私は約1年以上市長の諮問機関である「加西市経営改革委員会」の
委員をつとめていましたが、1度たりと10年後、20年後の加西市の
ビジョン、具体像を示してもらうことができませんでした。
また、県内他市町長および県との信頼関係がすでに冷え切っていることや、例えば加西市市民病院に深く関る神戸大学医学部との信頼関係が大きく損なわれてしまっていることは、ご存知のように加西病院の存続にすら大きく被害を及ぼしています。何も、県や他市町に媚をうれというのではありません。互いに競争しながらも協力関係を相互に築くことは、こらからの加西の未来にとってめちゃめちゃ大切なことであったのに残念な現実となっています。
採用問題のもっとも大きな問題は、加西市の条例や規則といった私たちのルールを最も守らなければならない市長が守らなかったところが問題なのです。それも人の人生を左右してしまう採用という時に。もともと権力者が勝手な採用を行なうことができなように採用方法が規則化されています。ところがこの試験結果を無視して権力者が自分で選んでしまったのです。試験結果ではなく結局は権力者の一言で決まってしまった事実が明るみにでた以上、加西市や消防署などに就職をしようと受験した方々やご家族の人生を考えれば残念としかいいようがありません。もちろんそのときに就職された方々に何の責任もありません。だからこそ行政というところだからこそ、入ってしまえば大きな力をもってしまうからこそ、その採用という大事なところにルールがあるのです。ただルールにも問題がでてきますので、そのときにはルールを変えてのぞまなければなりません。このルールを守らなかったことは市長も経営改革委員会の場でもみとめていました。
これ以外にも不信任の理由はあるのですが、次回に持ち越させてください。
次に、昨日の臨時議会についてですが、私がいうと語弊があるかもしれませんが
到底、議会と呼べるものではなかったと思います。
あの日、皆はいったい誰に向かってしゃべっていたのでしょう?
何も、議員がえらいなんて思ったことありません。ですが、信託を受けた議決権をもつ議員同士が互いの主張をぶつけ合って、最終的に議員が多数決を行なって決める、これが議会なのではないでしょうか?その議論を広く市民にオープンにするということが求められているにもかかわらず、昨日はどちらが市民(傍聴人)受けがするのかの競い合いでしかなかったように思います。
市長の意見を質問する動議(議題としたい、時に申請することですね)がでましたが、私は反対しました。それはラヴィでの市長の釈明も数時間にわたり聞きましたし、また経営改革委員会での場でも直接お伺いをしました。それ以外にも調査委員会の報告書ももちろん読みました。こうした情報を得た状態で参加しなければ議席につく資格はないと思います。ただ正直なところ傍聴にきた方々のことを考えると賛成すべきかどうかかなり迷いました。しかし先ほども書きましたが、これは議会であって弁論大会ではありません。こう考え思いとどまりました。
いずれにせよ、この臨時議会が召集された段階ですでに、市政は混乱した状態にあります。私たちが最も大切に考えなければならないことは、誰になるかわかりませんが「市長」を核に一致団結することです。
私が市長と役職を担う方にもっとも大切なことは、
①20年後の加西市のあり方、ビジョンを具体的に語れる人
「安全・安心」とかじゃだめですよ。
②政治は「人」です。世の中すべて「人」と「人」がつながってやっているんです。だからこそ「人から信頼される人」意見が違っても信頼できる人
・・・でなければならないと考えています。
皆さんの一票を投じた議員は「バカ」で「不見識」でしょうか?
そんなに「改革」を拒む「反対勢力」でしょうか?
こんなに大量に一度に「バカ」「不見識」になってしまうのでしょうか?
議員は皆さんの身近にいると思います。どうぞ直接お話を聞いてみてください。
本当に真剣に議論しています。
派閥の論理で動いているわけでもありません、私も新人とはいえど
言いたいことは言えてますよ。
この問題はまた書きます。
ながくなってしまいました。ここまでおつき合いくださってありがとうございます。
これからも、真摯に青臭く取り組んでいきます。
井上ちあき
皆さんがご存知のように、臨時議会において市長に対する不信任決議案が
提出され、賛成しました。
理由は一度に書ききれませんので数度にわけてご説明したいと思います。
他者のことをコメントするようで本意ではありませんが、
少しでも私の想いがつたわればと思います。
市長のすべての政策を否定しているのではありません。
北条鉄道のボランティア駅長のみなさんや、改革マニフェストについても
市長1人でやったものではありませんが、評価できると思います。
財政改革のためのコスト削減にも注力されたと考えます。
しかし、コスト削減はすべてに優先するものではないと思います。
赤字でもやらなければならないことはありますし、やめた方がよい予算のついた事業もあります。ここの見極めをしなければなりません。
ではその分かれ目は何か!
それは「10年後、20年後の加西市のビジョン、具体像」に向けての改革なのか
どうかです。
しかし、私は約1年以上市長の諮問機関である「加西市経営改革委員会」の
委員をつとめていましたが、1度たりと10年後、20年後の加西市の
ビジョン、具体像を示してもらうことができませんでした。
また、県内他市町長および県との信頼関係がすでに冷え切っていることや、例えば加西市市民病院に深く関る神戸大学医学部との信頼関係が大きく損なわれてしまっていることは、ご存知のように加西病院の存続にすら大きく被害を及ぼしています。何も、県や他市町に媚をうれというのではありません。互いに競争しながらも協力関係を相互に築くことは、こらからの加西の未来にとってめちゃめちゃ大切なことであったのに残念な現実となっています。
採用問題のもっとも大きな問題は、加西市の条例や規則といった私たちのルールを最も守らなければならない市長が守らなかったところが問題なのです。それも人の人生を左右してしまう採用という時に。もともと権力者が勝手な採用を行なうことができなように採用方法が規則化されています。ところがこの試験結果を無視して権力者が自分で選んでしまったのです。試験結果ではなく結局は権力者の一言で決まってしまった事実が明るみにでた以上、加西市や消防署などに就職をしようと受験した方々やご家族の人生を考えれば残念としかいいようがありません。もちろんそのときに就職された方々に何の責任もありません。だからこそ行政というところだからこそ、入ってしまえば大きな力をもってしまうからこそ、その採用という大事なところにルールがあるのです。ただルールにも問題がでてきますので、そのときにはルールを変えてのぞまなければなりません。このルールを守らなかったことは市長も経営改革委員会の場でもみとめていました。
これ以外にも不信任の理由はあるのですが、次回に持ち越させてください。
次に、昨日の臨時議会についてですが、私がいうと語弊があるかもしれませんが
到底、議会と呼べるものではなかったと思います。
あの日、皆はいったい誰に向かってしゃべっていたのでしょう?
何も、議員がえらいなんて思ったことありません。ですが、信託を受けた議決権をもつ議員同士が互いの主張をぶつけ合って、最終的に議員が多数決を行なって決める、これが議会なのではないでしょうか?その議論を広く市民にオープンにするということが求められているにもかかわらず、昨日はどちらが市民(傍聴人)受けがするのかの競い合いでしかなかったように思います。
市長の意見を質問する動議(議題としたい、時に申請することですね)がでましたが、私は反対しました。それはラヴィでの市長の釈明も数時間にわたり聞きましたし、また経営改革委員会での場でも直接お伺いをしました。それ以外にも調査委員会の報告書ももちろん読みました。こうした情報を得た状態で参加しなければ議席につく資格はないと思います。ただ正直なところ傍聴にきた方々のことを考えると賛成すべきかどうかかなり迷いました。しかし先ほども書きましたが、これは議会であって弁論大会ではありません。こう考え思いとどまりました。
いずれにせよ、この臨時議会が召集された段階ですでに、市政は混乱した状態にあります。私たちが最も大切に考えなければならないことは、誰になるかわかりませんが「市長」を核に一致団結することです。
私が市長と役職を担う方にもっとも大切なことは、
①20年後の加西市のあり方、ビジョンを具体的に語れる人
「安全・安心」とかじゃだめですよ。
②政治は「人」です。世の中すべて「人」と「人」がつながってやっているんです。だからこそ「人から信頼される人」意見が違っても信頼できる人
・・・でなければならないと考えています。
皆さんの一票を投じた議員は「バカ」で「不見識」でしょうか?
そんなに「改革」を拒む「反対勢力」でしょうか?
こんなに大量に一度に「バカ」「不見識」になってしまうのでしょうか?
議員は皆さんの身近にいると思います。どうぞ直接お話を聞いてみてください。
本当に真剣に議論しています。
派閥の論理で動いているわけでもありません、私も新人とはいえど
言いたいことは言えてますよ。
この問題はまた書きます。
ながくなってしまいました。ここまでおつき合いくださってありがとうございます。
これからも、真摯に青臭く取り組んでいきます。
井上ちあき