●お通夜
今日知り合いの工務店経営の社長さんのお通夜に行ってきました。
深い悲しみと、やるせなさ、切なさが私を包んでいます。
享年58歳、私と同じ工務店経営を行っていました。
死因は「自殺」です。
理由はわかりませんが、おおよその見当は付きます。
おそらく、私と同じ様な経営上の悩み、苦しみ、苦悩に起因したものと思われます。
つらいですね。
作家の 風樹 茂 氏のサイトから一部抜粋して掲載します。
<ここから>
サイトのタイトルは
「日本人は、15分に一人の割合で自殺している」
警察庁の「自殺の概要資料」によると、平成15年中の自殺者の総数は34,427人で、前年に比べ2,284人増加した。動機別(遺書のあるケース)では、多い順に健康問題3,890人、経済・生活問題3,654人、家庭問題971人、勤務問題616人となっている。また、無職者が16,307 人と全体の47% を占めているのが目立つ。
つまり、バブル崩壊後の不況が自殺に拍車をかけているといえる。
一方、次のような疑問も湧く。日本以上に経済状況が逼迫し、失業率の高い国はいくらでもある。それらの国で、必ずしも自殺率が高いわけではない。日本の自殺率は27(10万人当たり自殺者数)だが、WHOの自殺率の世界地図を見ると、自殺率の低い中近東や中南米は6.5以下である。これらの国々の多くは、日本よりも家計は苦しいはずだ。
そこで自殺率の低いこれらの地域と日本社会を比べてみると、次のような孤立した日本人の姿が浮かび上がってくる。
・確固とした宗教がない、・親類縁者との関係が薄い、・地域との関係が薄い、・婚姻縁も薄い::。人間に不可欠な関係性が欠落しているのだ。
多発する自殺の土壌は、戦後作られた
戦後の高度成長では、地方から出稼ぎなどで都市に人が集中し、結婚すると郊外にベッドタウンを形成した。こうして地縁が切れ、それとともに血縁や宗教との縁も希薄化した。
近年では、非婚化により、婚姻縁も脆弱。またこの不況下では会社縁もたやすく断ち切られる。人は失業、倒産などにあうと、相談する相手もなく、最後は死を選ぶことになる。
学校で自殺防止のための教育をするべきだ
男性は25歳~44歳、女性は20歳~29歳の年齢層では、自殺が死因の一位を占める。だから、中学、高校などで、自殺防止に係わる授業を是非行うべきである。もちろん、人間の関係性を修復するための施策も不可欠だ。
<出典>
http://www.interq.or.jp/pacific/getjapan/IRYO/jisatsu1.htm
<ここまで>
この亡くなられた方とは、昔何度か一緒にゴルフや飲み会で楽しんだことがあります。
奥様とご一緒したこともあります。
深い悲しみが、奥様やお子様のうえにありました。
私の廻りでは、これで3名の方が自殺で命を失っております。
私は、神を信じ神のしもべとして生きることを望んでいます。
しかし、彼らの苦しみに、苦悩に接することも、手を差し伸べることも出来ませんでした。
創世記にこう記されています。
神は言われた。
「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。(創世記1章26節)
主なる神は、土(アダマ)を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きるものとなった。(同2章7節)
人は、神に似せて、神にかたどられて創られ、神の息によって命あるものとなったのです。
言って見れば、人は神にとって特別な存在として命を有しているのです。
その命を自ら絶つことすら、神は人に、全人格的自由としてお与えになられています。
しかし、これは神の望むところではありません。このようなことを神は悲しまれるのです。
なぜならば、ヨナ書にこう記されています。
すると、主は言われた。
「お前は、自分で労することも育てることもなく、一夜にして生じ、一夜にして滅びたこのとうごまの木さえ惜しんでいる。それならば、どうしてわたしが、この大いなる都ニネベを惜しまずにいられるだろうか。そこには、十二万人以上の右も左もわきまえぬ人間と、無数の家畜がいるのだから。」(ヨナ書4章10,11節)
注①:ニネベとは、古代名はニヌア。ティグリス川沿いの現イラク北部モスルの対岸にある。ティグリス川とコスル川の合流点に位置し、商業ルートの交差する重要な地点だった。
注②:右も左もわきまえぬ人間とは、神を畏れ信じようとしない人のこと。
◆今日の祈り
全能なる御父天の神様、あなたの豊かな恵みと祝福に心から感謝申し上げます。
主の御前にあって愚かで弱く、罪深いしもべをお許しくださいますように。
わたし達の日本では、今多くの自殺者を出しています。
いまや15分に一人の割合で、自殺しているとも言われています。
主よ、あなたの御心に反することが行われております。
あなたは、あなたに逆らい、あなたを信じようともしない人をも愛され、惜しまれる方であります。
どうか主よ、苦悩する人を一人でも多く救いの道へと誘うことができますように。
あなたを信じることが、どれだけ素晴らしいことであるかを証しすることが出来ますように。
この愚かなしもべを助け導いてください。
この祈りと願いとを尊き御子、主イエス・キリストの御名前を通して感謝してお祈り申し上げます。
アーメン。
今日知り合いの工務店経営の社長さんのお通夜に行ってきました。
深い悲しみと、やるせなさ、切なさが私を包んでいます。
享年58歳、私と同じ工務店経営を行っていました。
死因は「自殺」です。
理由はわかりませんが、おおよその見当は付きます。
おそらく、私と同じ様な経営上の悩み、苦しみ、苦悩に起因したものと思われます。
つらいですね。
作家の 風樹 茂 氏のサイトから一部抜粋して掲載します。
<ここから>
サイトのタイトルは
「日本人は、15分に一人の割合で自殺している」
警察庁の「自殺の概要資料」によると、平成15年中の自殺者の総数は34,427人で、前年に比べ2,284人増加した。動機別(遺書のあるケース)では、多い順に健康問題3,890人、経済・生活問題3,654人、家庭問題971人、勤務問題616人となっている。また、無職者が16,307 人と全体の47% を占めているのが目立つ。
つまり、バブル崩壊後の不況が自殺に拍車をかけているといえる。
一方、次のような疑問も湧く。日本以上に経済状況が逼迫し、失業率の高い国はいくらでもある。それらの国で、必ずしも自殺率が高いわけではない。日本の自殺率は27(10万人当たり自殺者数)だが、WHOの自殺率の世界地図を見ると、自殺率の低い中近東や中南米は6.5以下である。これらの国々の多くは、日本よりも家計は苦しいはずだ。
そこで自殺率の低いこれらの地域と日本社会を比べてみると、次のような孤立した日本人の姿が浮かび上がってくる。
・確固とした宗教がない、・親類縁者との関係が薄い、・地域との関係が薄い、・婚姻縁も薄い::。人間に不可欠な関係性が欠落しているのだ。
多発する自殺の土壌は、戦後作られた
戦後の高度成長では、地方から出稼ぎなどで都市に人が集中し、結婚すると郊外にベッドタウンを形成した。こうして地縁が切れ、それとともに血縁や宗教との縁も希薄化した。
近年では、非婚化により、婚姻縁も脆弱。またこの不況下では会社縁もたやすく断ち切られる。人は失業、倒産などにあうと、相談する相手もなく、最後は死を選ぶことになる。
学校で自殺防止のための教育をするべきだ
男性は25歳~44歳、女性は20歳~29歳の年齢層では、自殺が死因の一位を占める。だから、中学、高校などで、自殺防止に係わる授業を是非行うべきである。もちろん、人間の関係性を修復するための施策も不可欠だ。
<出典>
http://www.interq.or.jp/pacific/getjapan/IRYO/jisatsu1.htm
<ここまで>
この亡くなられた方とは、昔何度か一緒にゴルフや飲み会で楽しんだことがあります。
奥様とご一緒したこともあります。
深い悲しみが、奥様やお子様のうえにありました。
私の廻りでは、これで3名の方が自殺で命を失っております。
私は、神を信じ神のしもべとして生きることを望んでいます。
しかし、彼らの苦しみに、苦悩に接することも、手を差し伸べることも出来ませんでした。
創世記にこう記されています。
神は言われた。
「我々にかたどり、我々に似せて、人を造ろう。そして海の魚、空の鳥、家畜、地の獣、地を這うものすべてを支配させよう。(創世記1章26節)
主なる神は、土(アダマ)を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられた。人はこうして生きるものとなった。(同2章7節)
人は、神に似せて、神にかたどられて創られ、神の息によって命あるものとなったのです。
言って見れば、人は神にとって特別な存在として命を有しているのです。
その命を自ら絶つことすら、神は人に、全人格的自由としてお与えになられています。
しかし、これは神の望むところではありません。このようなことを神は悲しまれるのです。
なぜならば、ヨナ書にこう記されています。
すると、主は言われた。
「お前は、自分で労することも育てることもなく、一夜にして生じ、一夜にして滅びたこのとうごまの木さえ惜しんでいる。それならば、どうしてわたしが、この大いなる都ニネベを惜しまずにいられるだろうか。そこには、十二万人以上の右も左もわきまえぬ人間と、無数の家畜がいるのだから。」(ヨナ書4章10,11節)
注①:ニネベとは、古代名はニヌア。ティグリス川沿いの現イラク北部モスルの対岸にある。ティグリス川とコスル川の合流点に位置し、商業ルートの交差する重要な地点だった。
注②:右も左もわきまえぬ人間とは、神を畏れ信じようとしない人のこと。
◆今日の祈り
全能なる御父天の神様、あなたの豊かな恵みと祝福に心から感謝申し上げます。
主の御前にあって愚かで弱く、罪深いしもべをお許しくださいますように。
わたし達の日本では、今多くの自殺者を出しています。
いまや15分に一人の割合で、自殺しているとも言われています。
主よ、あなたの御心に反することが行われております。
あなたは、あなたに逆らい、あなたを信じようともしない人をも愛され、惜しまれる方であります。
どうか主よ、苦悩する人を一人でも多く救いの道へと誘うことができますように。
あなたを信じることが、どれだけ素晴らしいことであるかを証しすることが出来ますように。
この愚かなしもべを助け導いてください。
この祈りと願いとを尊き御子、主イエス・キリストの御名前を通して感謝してお祈り申し上げます。
アーメン。
僕の周りにはいないなあ。
インマヌエルさんのお気持ち、よく分かります。私もつい先日、経営の仲間が死去しました、56才です。自殺ではありませんが、経営トップの厳しさ大変さはよく分かりますので、言葉が出ませんでした。
なお、自殺をされる方は、特にまじめな方が多いと思います。責任感が強く、思い詰めてしまうのかも知れませんが、経営者としては、もっと違う解決法がなかったモノかと考えます。
これまでに、知り合いまたは仕事でご一緒した事業者の自殺は全部で6名にのぼります。
これは、年齢の違いによると思いますが、残された家族の悲しみを見るたびに、自殺だけはしないでいただきたいものです。
命に対しての責任と、生きることへの真面目さを取り戻してほしいですね。
かっこ悪く、しぶとく、みっともなく、それでも生きる責任があるのです。
死にたいと思う事は沢山あっても、死ぬのはいけないと思います。早くラクになりたいと思う事もありますが、苦しみを乗り越えることに生きる意味があると思います。
>苦しみを乗り越えることに生きる意味があると思います。
そうですね、聖書には「神はすべてを益としてくださる」とかかれています。
生きるのに意味がないことはひとつもありません。生きることそのものが「意味」を持っているのです。
正直、奴隷みたいな労働に耐えられません
いつから、日本社会はおかしくなったのでしょうか!?
正直、私は孤独です
将来が不安で、結婚もできず、自殺しようかと考えたことがあります
人間に希望がなく追いつめられたら、自殺か犯罪のどちらかに走るでしょう
正直、この国を捨てて幸せな国に移住したいです
しかし、負債が自然に出来たのではなく、私の不注意や目論見の失敗など、原因の多くは私に帰結しています。
しかし、この様な状態は、出口のないトンネルを歩いているようで、閉塞感ばかりが自分を覆っています。
人間が生きてゆくうえで最も必要なものは何でしょうか?
通りすがりさんの言う「希望」ですね。
希望はどこから生じるでしょうか?
希望は、自分に関心を寄せる存在から生じるのではないでしょうか。
関心を寄せる存在が、人ではなく神であることを知ったのは、私の希望の始まりでした。
通りすがりさんにも、関心を寄せている方がおられます。
見えないものを信じる人は、幸いである。
といわれています。