のんびりかな打ち日記  ini's blog

NikonD7100やSonyRX100M3で撮影した画像と日々の出来事を“ かな入力 ”でのんびり綴るブログです。

死亡推定時刻

2007-03-09 00:35:27 | 通勤快読
現役の法律家、朔立木さんの長編推理(冤罪)小説です。
第一部と第二部に分かれていますが、前半の第一部は歯がゆさいっぱい、やるせなさいっぱいで冤罪が作られていく過程が上手く描かれています。
読みながら無実の青年(お金は盗んでいるけど)が殺人罪にしたてあげられる過程に憤りを感じながらも、これだけ条件が悪ければ普通は犯人だと思われても仕方ないかと読みながら無理に自分を納得させたりなんかもします。

でもって第二部に入ると、救いの神?の国選弁護士があらわれて、ことごとく胸のつかえが取れるように第一部で積もった矛盾点をついてくれます。
でもここでもまた今度はこの弁護士が次から次へと壁にぶちあたって・・・

長編だけど一気に読ませる小説ですね。
あとでゆっくり考えるとお粗末な部分もままあるのでしょうけど、勢いで読んでるうちはそんなことに気が付かせないのも上手さかも知れません。
解説にもドキュメンタリーのようって書かれていましたが、現役の法律家ってことでこのひとつの犯罪が裁判で裁かれるまでの過程や手続きが非常にリアルに描かれている点でまさにそんな印象を受けます。

こういう話とか読むと私は死刑廃止論者ではありませんが、やっぱり現行犯逮捕とか凶悪犯人が天と地がひっくりかえっても明らかだという場合はともかく、真犯人が誰かに罪をなすりつける可能性も考えると、推理に推理を重ねてなんとか証拠を
積み重ねた上で出すような死刑判決ってのは(冤罪の可能性がわずかでもあれば)ちょっと恐いなって思いますね。

東京ビッグサイト

2007-03-08 23:20:49 | 仕事
今日は午前中にメールの配信の仕事を済ませてから、午後から東京ビッグサイトに『リテイルテックJapan2007』他もろもろの展示会に出張してそのまま直帰したのでめずらしく早く帰宅しました。
会場で会社の人とも会いましたが、基本的にひとりでブラブラ行ったので気楽なものです。

この展示会もずっと以前にはじめて行った頃は、それなりに新鮮だし、だいたい自分の会社にまだ何のシステムもない頃だったのでいろいろなブースで説明を聞くのも興味深かったのですが、それから何年も経ってグループウェアや新POS、顧客管理、勤怠管理システム等々すでにいろいろなものを導入してからは、やや惰性的に見学している面もあります。
もちろん各ブースの訴求内容が常に時代のトレンドを反映しているので、動向を見る分には十分ためにはなりますが。

今日は着いたのが3時頃だったので一通り見たらもう終了時間でした。
毎回、行ってるので重い荷物になるだけの資料やパンフは、余程気になったブースでしか受け取らないし、わざわざアンケートに答えてどうでもよい粗品をもらったりすることもなくなりました。
それでも今回もMicrosoftでカメラのレンズ拭きにちょうどいいファイバークロスとNECでバザールでござーるオリジナルのクリアファイルと付箋のセットそれに3色ボールペンとかちゃっかりもらいました。

ちなみに、この3色ボールペン、NECブースのケータイ電話をかざすスロットゲームでもらったのですが、私に説明してたコンパニオンの女性が、甘えたような鼻声で「ワァー、ボールペン大当たりですぅ~」とか言いながら渡すので(末等のどこが大当たりなんだ?)、オイオイ!そんなに騒いだら恥ずかしいだろってちっちゃくなってたら、あげくにチリンチリンと鐘までならしだしたのであわてて立ち去りました(笑)うっかりゲームも出来ません(^^;)

結局、新しいシステムもいいけど、それよりも導入したはいいけど使いきれてないシステムの方をなんとかするのが先かなって再認識したのが収穫だったりします。

第44回 弥生賞

2007-03-04 19:31:51 | カメラ・写真
ということで、今日も行ってきました中山競馬場(^^)

別に競馬にハマったわけじゃないですが、結構楽しいです。
うちのようにすぐ近くにある限りは、少なくともパチンコ屋に行くよりはずっといいかな(と言っても、もともとほとんどギャンブルはしませんが)

そもそもギャンブルという意味では、私の認識はだいぶズレてました。
以前は競馬は本格的でパチンコは手軽なギャンブルって感覚でしたが、今の時代は逆でしたね。
わずかな掛け金でもゆっくり楽しめるのが競馬で逆に賭博色が強いのが今のパチンコやスロットの姿です。

もちろん競馬ならパチンコと違って一度に何百万円でも賭けることはできますが、わずか100円からでも気兼ねなく買えて、三連単など購入バリエーションの増えた現在では、細かく購入してもそれなりの配当も期待できますので、ちょっとロト6を買ってるような気分になります。「娯楽の殿堂」って言えば昔からパチンコ屋さんのキャッチフレーズでしたが、競馬の方が余程、庶民の娯楽向きですね。

ところでその競馬場、昨日は単なる思いつきで出かけたのですが、今日は弥生賞(皐月賞トライアル)があって本命馬に武豊騎手が騎乗するとのことでしたので、家内に「ちょっと武騎手の写真撮ってくるね」とかなんとかミーハーなこと言いながら、午後2時頃からディパックにデジイチを放り込んで自転車でえっちらおっちら出かけました。

武騎手の騎乗するのは「アドマイヤオーラ」、すでに一度2着に敗れて?ますが今年のクラシックレースの期待馬。
武騎手は本命にたがわぬ見事な騎乗ぶりでした。

最後の直線ストレートを走る姿をNikonD40を買って初めて連写モードで撮影してみましたが、プロカメラマンになったような気分でいいですね、連写音が(笑)









でもって表彰式の場所に移動して武騎手の雄姿をとってたら、何故かそこに大魔神佐々木投手と奥さんの榎本加奈子さんが来ました。
私の隣りにいた女性が「キャー!榎本加奈子、顔ちっちゃい~。でもあの二人嫌い~」(笑)って騒いでいたのが笑えました。






最後は一服の清涼剤ということで、近くに飛んできて盛んに鳴いていた野鳥です。
わりあい上手く撮れました。



中山競馬場

2007-03-03 22:49:00 | カメラ・写真
船橋に引越してきてから、そろそろ3年半近くにもなるのですが、今日初めて中山競馬場に出かけてみました。
それも昼過ぎに、ひとりでどっかに写真でも撮りに行こうかと思い、いつも近所の公園ばかりじゃ能が無いのでとデジタルマップを眺めて、そう言えば競馬場があったなと今更ながら思いついたような次第。

長男の自転車を借りてふらふら出かけて10分足らず、特に大きなレースがあるわけでもない土曜日の中山競馬場は空いてました。
競馬場に行ったのは、おそらく中学生の頃に競馬好きだった父親と阪神競馬場に行って以来じゃないでしょうか。いや、あれは京都競馬場だったかな?

とにかく入場料200円也を払って、トコトコスタンドに歩いて行くとちょうど第9レースの黄梅賞が終了したところでした。
でもって10レースの両国特別と11レースの夕刊フジなんとかステークス(一応GⅢ)の間、馬券も全く買わずにふらふら競馬場散策をしましたが、競馬より人間模様がなかなか面白かったですね。

施設は充実していてなかなかキレイですが、そこはやはりギャンブルの世界、英国やフランスの競馬場でもあるまいし(ってもちろん行った事ないですが)、紳士、淑女の社交場なんて感じは微塵も無くて(笑)、昔でいう赤鉛筆を耳にかけたような、うっかりすると浮浪者と見まちがうようなおじさんがいっぱい。
でもって観客は少ないながらもゴール直前では「それ行けコラーッ!」とか怒号が飛び交ってました。
それでも全体的には昔に比べて若い女性客とかずいぶん増えたんでしょうね。

ひさびさにサラブレッドを見ましたが、やはり毛並みがキレイでピカピカです。
そして目がとてもかわいいのが馬の特徴でしょうか。

はじめてレースの表彰式を目前で見ましたが、雰囲気的には事務手続きっぽかったものの、大金を手にする馬主さんとかもちろん勝利騎手とかもとても嬉しそうでしたね(笑)
昨年年末のディープインパクトの引退レースの有馬記念のときはこの競馬場に12万人近くもの人が来ていたのでごった返しだったと思います。
ちなみに桜の画像も菜の花の画像も競馬場内のものです。
競馬場はカメラを持っていてもまったく普通ってところが気楽だし(うん10万、うん100万のカメラを持ったプロのカメラマンがウジャウジャいるけど)馬券を少しずつ買っても逆にパチンコよりずっと安上がりで楽しめるのでなかなかいいスポットです。
明日はGⅡレースの弥生賞があるから混むかな?、でも武豊騎手が騎乗するから散歩ついでにまた行ってみたい気もします。