中越沖地震

3年前にあれだけの被害を出した家内の実家がある新潟県でまたも震度6強の地震があり、大きな被害がでています。
なぜ新潟ばかりと思ってはみるものの、もちろんそれなら何処だったらいいのかって場所があるわけではありません。
でも長岡市に住み3年前の避難所や自動車の中での生活がトラウマのようになっている義姉の話を聞いていただけに「どうしてまた」と思わざるをえないです。

私は地震というものは、一度来たら直後の余震を別にして同じ場所は100年ぐらい来ないものかと思っていました。
地震は長い間に断層にたまった歪みが、弾みのように戻るときに起こるから一度戻るとまた今度歪みが貯まるまでにとても長い年月がかかるものだと思っていましたから。

私も今の千葉県に住む前は、東海地震の脅威が叫ばれ続けた静岡県に6年半住んでしました。
その間ずっと、いつ来てもおかしくないと言われた東海地震への漠然とした不安と恐怖がありました。
だいたい私が静岡から千葉に引越したことも、勤めている会社のビルがとても古くて老朽化が激しく、もし東海地震がきたら耐えられないとのことで会社ごと引越した経緯があるからです。

今回の地震では義姉のところは幸い、家屋そのものへの影響は少なく、水道、電気ともずっと供給されているとのことで心配はないとのことでしたが、被災されて避難所生活を余儀なくされている方々の映像をみると本当に素早く手厚い行政の支援が必要だと感じます。