アバター

アバター、遅まきながら観ました。
映画館で観ることなんて久しぶりなんですが、短期間で映画史上最高の興行収入を記録したってことで、それなら一応、観ておかないとなんて悲しいかなこんなところにも仕事の影がちらついたりするわけです。

3D映画で特殊メガネをかけてみる映画ですが、長い映画なので終わったときは結構疲れました。
面白いのは面白いのですが、映画史上最高の興行収入なんて聞かされると、他にはないの?って、最近の映画もロクに観てないクセに感じてしまいました。
でも一番ってのは往々にしてそんなものですよね。

自然豊かな星の先住民族の土地に侵略する地球軍、見ている人は先住民族の味方です。
ずっと昔の騎兵隊とインディアンの映画の場合は、もうちょっとインディアンが悪者に描かれていましたが、ここまで善悪ハッキリ描いた映画 ( もちろん自分達の方が悪で ) がヒットするといろいろ物議を醸すのも必然でしょうか。
これもやはり時代の変化で、以前はそれでも文明の発展や進歩は幸せをもたらすことって気持ちが根底にあって、ある程度の犠牲もやむなしぐらいに思っている風潮があったけど、今に至っては多少不便でも自然回帰の気持ちが多くの人の心の中にやるせなさとともに広がっている時代だけに、結局のところタイミングなんですよね。
その意味では、流行るべくして流行った映画かも知れません。