ウインクで乾杯 2009-07-16 22:22:46 | 通勤快読 東野圭吾さんの結構古い小説、昭和63年ってことですから20年以上前の作品です。 長編ですがライト感覚で読みやすい推理小説って感じです。 その点で逆にトリックとか、もうちょっと凝って欲しかった気もしますが、現代的なミステリーで20年以上前に書かれたものが、違和感なくスンナリ読めるだけでも作品としてはよく書かれていると思います。 あまり重いテーマや壮大なテーマの作品とか読んでいて疲れるようなものは欲しない私にとっては、あとに何も残らない、こういう軽い作品が今の自分のニーズに合っている気がします。