のんびりかな打ち日記  ini's blog

NikonD7100やSonyRX100M3で撮影した画像と日々の出来事を“ かな入力 ”でのんびり綴るブログです。

被写体

2007-05-26 20:07:54 | カメラ・写真
今日、明日と連休で今日は一日家でのんびりしていました。
夕方久しぶりにNikonD40を持って近所の公園を散歩してきました。

ジョギングをしている人、ベンチで本を読んでいる人、犬を散歩させている人、芝生でキャッチボールやフリスビー、ミニサッカーをしている人、子供たち、お年寄り、カップル、家族、実はそういった普通の人達の表情を撮ってみたいって思ったりするのですが、なかなか声をかけて撮るのって難しいですね。
最近は個人情報とか特に敏感になっているので、単に写真が趣味なのでって言っても理解してもらえるほうが難しいかも知れません。
私だって公園で知らないオジサンに写真撮っていいですか?なんて言われたら、ちょっと気味が悪いです(^^;)

ひと昔前はカメラ向けられたらすぐに集まってピースサインしてニコニコする子供たちや若者達がたくさんいたような気もしますが、そのころって無防備って言うか、やっぱり平和だったんでしょうね。
ということで結局、公園に咲いてた花を撮ってみました。








水の迷宮

2007-05-26 08:22:49 | 通勤快読
石持浅海さんの作品を読むのは3作目です。

彼の作品には共通する独特の展開というか雰囲気がありますね。
どちらかと言えば最初に読んだ「扉は閉ざされたまま」が一番面白かったように思います。

水族館をテーマにしたこのミステリーも筋的には、例によって結構無理があるのですが、その点については、この文庫版での巻末の解説がなかなか面白い。
このミステリの「甘さ」について認めた上でそれを指摘する読者に「 どれほどリアルめかして書き進めようと、小説はしょせん文字の上の遊びだ、とまで思わないのか 」と半ば開き直り的(笑)な解説ぶりです。

そういう私も確かに無理があるとは思いながら、結局は先を楽しみながら最後まで読んだのだから一理あります。

ただ、そういう“つっこみ”をしたくなるのは、最初から“軽さ”を出しているミステリーじゃなくて、繊細な描写がなされていながら中身が「甘かったり」するのでかえって中途半端な印象を受けてしまうからでしょうね。
それだけにもうちょっと上手く噛み合えば一気に飛躍しそうな方だと思います。