タイトルだけ見ると、残された時間が二十四時間しかないというタイムリミットのあるスリリングなミステリーかと一瞬思いました。
実はぜんぜん違って乃南アサさんのいわゆる私小説です。
一日二十四時間、それぞれの時間帯にまつわる著者の人生のエピソード集とも言えます。
音道貴子シリーズ等、乃南アサさんのいつもの小説を期待して読むとたぶんとてもつまらないでしょう。
ノンフィクションとフィクションの部分がまじってはいるんでしょうけど、小説家、乃南アサさんの人となりが垣間見れます。
淡々としてはいるのですが、たまたま著者が私と同い年ということもあって子供の頃の流行や生活の背景がピッタリくるので懐かしく私としてはなかなか面白く読めました。
実はぜんぜん違って乃南アサさんのいわゆる私小説です。
一日二十四時間、それぞれの時間帯にまつわる著者の人生のエピソード集とも言えます。
音道貴子シリーズ等、乃南アサさんのいつもの小説を期待して読むとたぶんとてもつまらないでしょう。
ノンフィクションとフィクションの部分がまじってはいるんでしょうけど、小説家、乃南アサさんの人となりが垣間見れます。
淡々としてはいるのですが、たまたま著者が私と同い年ということもあって子供の頃の流行や生活の背景がピッタリくるので懐かしく私としてはなかなか面白く読めました。