なんでも人生

Whatever life is

石垣積み Stonewall construction

2020-04-01 | 日記
近所の整地(U字溝、塀、階段)を手伝っていたのは以前このブログに数度書いた。
この広大な敷地(約1500坪)は元は殆ど竹林で、足場は悪く歩くのにも危ない状態だったのでその改良に取り掛かり出した。
まずはショベルカーで斜面を削りながら道を作り、削り出した土で傾斜を緩やかにして最終的に花壇作りを目指す。これは我が家で数年前にやった方法だ。この作業はショベルカーでやるので難しい作業ではないが、厄介なのは土質が粘土でぬかるんで滑る。雨が降った後はショベルカーのゴムキャタピラー(クローラー)さへも滑って斜度20度ぐらいしかないが登坂できない。
ここの所有者の意向で、急斜面の一部に蛇篭(じゃかご)に石を入れ、3段積んで崖崩れ防止をする。これは素人3-4人で一挙にやったので3-4日で出来上がったが仕上がりはとっても雑。
その後、違う場所に石垣を積むことになった。石、砂、砂利は大型ダンプで上の広い場所に持って来て貰い運搬車で石垣積む場所に必要な量だけ移動。セメントミキサーでモルタルを捏り一輪車で運ぶので効率は良い。しかし運搬車も作業量が多く、頻繁に故障(キャタピラー外れ、ギアが入らない)発生しては修理を繰り返す。
私の運搬車ホンダ力丸も提供していたが、リコイルスターターの紐が切れ、馴れていない人が修理を試みてゼンマイばらしてしまい、部品まで紛失。こうなると組み立てるのもできないので、以前緊急用にヤフオクで買っていた「こまめ」用リコイルスターターを無理やり嵌め込み(ボルトで高さ調整)、何とかエンジン始動した。またヤフオクで力丸の中古スターターが出品されのを注視しておこう。
写真の上の段は、他の人(私も一部手伝う)が積んだ石垣だが、セメントで石が汚れてしまっている。

下の段は私が一人で積んでいるが、左の端の方をあと一日ぐらい積むと終了。私の積み方は最初に砂利を敷きランマで固め(本当は捨てコンが良いのだが)、モルタルで大きな石を固定、裏の隙間に砂利を詰め(下の方に水抜きパイプを入れ)、その上に石をモルタルで固定して次々と積み重ねる。今積んでいる石垣が完成すると、平地花壇(約1m幅)を作りさらに上に一段石垣を積んで、その上の斜面はロックガーデン仕上げにする予定。合計10日ほど作業するとかなり格好は整うはずだが雨が降ると作業は出来ないし、翌日も足元がぬかるんで結局2日は作業ができない。 最終的に花壇に真砂土と腐葉土を入れ、花や樹木(果樹)庭園の計画だ。この部分の完成まであと一月はかかりそう。その後、違う所もやらないとならないが、私がするか未定。 来週から土木用ダンプクローラーをレンタルしてくれるようなので、作業はさらにはかどり楽になるはずだ。 やり出したら結構面白い(綺麗になるのが)が根気の要る作業で、この場所はここの住民が必ず通る道からよく見え、通行人やドライバーも私の作業進行を観察しながら最終的にどんな庭園が出来上がるのを楽しみにしているようだ。既にミモザとソメイヨシノを仮植えしているが、もう花も咲き、少しは出来上がりのイメージが見える。

そしてひとまず一段目は完成。
 

4月6日、2段目積み始め

花も少しづつ植えられた。
4月24日 この庭園もほぼ完成。あとは歩道を仕上げるだけ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする