なんでも人生

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戦争賠償 War Reparations

2018-08-14 | 日記
生物には無茶苦茶な正義(?)がある。戦って勝った方が正義、負けた方は悪者で代償を払うしきたりがある。つまり強い方が食べる方で弱い方は餌である。日本は戦争をして負けてしまった(結果は最初から分かっていたが、東条英機は愚か過ぎて情勢判断能力欠如)ので、戦争賠償をしなくてはならない。
日本は1945年8月14日にアメリカ、イギリス、中国が作ったポツダム宣言(Potsdam Declaration=日本軍無条件降伏)を受諾し、1945年9月2日に調印・即時発効(降伏文書)第二次世界大戦(太平洋戦争/大東亜戦争)は終結。日本の終戦記念日はポツダム宣言受託の翌日(15日)の天皇玉音放送「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び」日になっている。

ソビエト連邦は8月8日に対日宣戦布告しポツダム宣言や降伏文書に参加したものの戦後処理を定めるサンフランシスコ平和条約に署名しておらず、1945年9月3日までに歯舞諸島に至る全千島を占領し、自国領土への編入宣言を行った。

日本のサンフランシスコ平和条約に基づく戦後処理

フィリピンに対し5億5000万ドル、ベトナムに対して3900万ドルの賠償を行った。
条約当事国に対して日本の在外財産(約237億ドル)の処分権を認める。
赤十字国際委員会に捕虜に対する償いとして英貨換算450万ポンドを支払い各国へ分配。
韓国とは1965年の日韓請求権・経済協力協定により、財産・請求権問題が解決されたことを確認するとともに5億ドルの経済協力(無償3億ドル、有償2億ドル)を実施。
北朝鮮との問の財産・請求権問題については、2002年9月7日の日朝平壌宣言においては、「国交正常化交渉において誠実に協議する」となっている。
中国とは日中国交正常化で賠償問題は解決となったため、台湾とは個別処理ができなくなった。
個別の平和条約に基づき、日本はビルマに2億ドル、インドネシアに2億2308万ドルの賠償を供与した。インドは賠償請求権を放棄した。

ソ連とは1956年の日ソ共同宣言に基づき、ソ連は日本に対する賠償請求権を放棄し、日ソ双方は戦争のすべての請求権を相互に放棄。

ラオス、カンボジア、オーストラリア、オランダ、イギリス、アメリカの6カ国は賠償請求権を放棄。

戦争を始めた東条英機は大勢の日本(外国も)国民を殺し、あげくのはてこんなつけまで回すなんてA級戦犯では足りないぐらい(国民から石投げの刑にしないと)。
しかし良いことは、そのおかげで(敗戦)によりこんな平和国家ができて、私の無責任な言いたい放題が見逃される。

コメント
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