写真日記

今年は寒すぎて
まだ桜が咲かない

今日は強い南風が吹いた
中央線が遅れていた

井の頭公園の桜も
もうすぐ咲くかな

昨日は商品広告の撮影で
木目の美しい木のiPhoneスタンドを
渓流の岩の上で撮影しました

朝は曇っていたのですが
撮影をはじめると
空が晴れてきて
とても美しい光が川面を照らしていました

印象派と言われた
画家たちが
アトリエを飛び出して
外で絵を描いたように
郊外の自然の光は
本当に美しいなぁと思いながら
とても楽しい撮影でした

午後からは
モデルさんを使っての
イメージカット撮影だったのですが
とても雰囲気のいいモデルさんで
今回のディレクターさんとの
時間軸のあるとても優しい笑顔が撮れました

春になろうとする強い南風に吹かれて
西日に真逆光

なんとなく思い出の中にいるような

とても素敵な一瞬でした
やっぱり写真はいいなぁ

今回は動画も回していたのだけど
水の流れとか女性の微笑とか
とてもいい絵が撮れました
これは写真よりも映像だな

素敵な撮影をさせて頂きまして
ありがとうございました

昨日は
朝から撮影で
何年かぶりに
懐かしい人に会いました
嬉しくて撮影しながらも
ずっと話しをしていたのですが
いやー僕なんてもう
50で死んでもいいなんて思ってたから
なにも考えないで生きてたんだけど
それが急にそうじゃなくなったので
ここ２年でいろいろ身辺整理をしたんだよー
ようやくこれからって感じなんだ
と言うので
その話し詳しく聞かせてー先輩～って感じだったけど

もう２年っていう時間が一言で語られちゃうくらいの
そんな歳になってくるのだろうか
僕なんかはいつ死ぬかなんて
実際はなーんにも考えてないけど
まああさってまでしか生きられないですと言われても
そんなのヤダよってあさってを突き破って生きようとするだろうけど
50まで生きれるかもわからないっていうのに

でも僕はそれを知っている
トーラ川の畔で僕はそれを体感したから

撮影が終わって
夜に新宿でも
とても懐かしい人に会えました
久しぶりだったのですが
昔と変わってなく一瞬で時間が戻りました
なんだか嬉しくて
そして不思議な感覚でした
昔から今が繋がっていて
そしてそれが大切な支えなのだということ

写真の持つ力ってすごいと思います
と言われたけど
その声がとても僕に力をくれたなと
思います
ありがとう

一日起きに撮影が続くのですが
明日は
秋川渓谷で商品広告の撮影です
久しぶりの渓流が楽しみ

あさってになにが起こるかわからない未来ですが
でも絶対よくなるはず
僕があなたに支えられているように
僕もあなたを支えたいと思います

友へ

お元気ですか？
僕はあいかわらずです
昨日まで
撮影で金沢に行って来ました
３日間連続雨で
４日目には雪が降りました
そう、今年はまだ春がやってこないですね
君の街はもう桜が咲き始めましたか？
金沢滞在最終日に
兼六園に行って来ました
やっぱり期待はずれだったけど
ーーー金沢の人に怒られるな
日々に期待するほうが悪いんだよと
君は言うかもしれないですね
団体の観光客がやってきて
旗と拡声器を持った案内のおばちゃんが
池の前でなにやら説明をしていました
僕は逃げるように
東京に帰る特急列車に飛び乗りました
だいたい旅はいつもそんなもんですね
来週はカザフスタンに行ってきます
あと、
5月はモンゴルに久しぶりに行こうかと思います
今、
日本はなんだか人がギスギスして
不安感で皆焦っていたり
失望したり
わけがわからなくなっているという
気配がします
そんな時だから
人はなにかに縋りたい
誰かのために生きないと
生きていることさえ空しいのだろうね
三島由紀夫も吉田拓郎も言ってたけど
君はたぶん
何言ってんの、考えすぎだよ
って笑うかもしれないけどね
それでも君も
走りすぎて
無理しすぎて
疲れてるんじゃないかな
旅の空にいつも君を想います
いつだって
ポケットの中のビスケット
半分に割ってあげるぜ
君になら
あとさ
この社会では本音で話したらいけないと
いうのがスタンダードらしいけど
君には本当のことしか
言わないことにするよ
そうだよね
まあなにを言いたいのかわからなくなってきたから
そんな感じで
よろしくー
親愛なる君へ

品川のキャノンギャラリーSに
写真展を観に行ってきました

自分の師匠の写真展なので
客観的には観れませんが
とにかくパワーがすごいです

写真展会場の外側に
たくさんのスナップ写真が
ポジのように並んでいました

昔、事務所のビュアーで
ルーペで見ていたみたいな
不思議な感覚でした

カメラマンとして
今は足元にも及ばない僕ですが
写真という舞台は同じなので
僕も気合いを入れなおして
写真を撮り続けようと思います

人と人との出会いが
カメラマンをカメラマンにするのですね

写真展会場に
素敵な言葉がありました

「写真を撮り続ける事が、一番の力。
　30年間カメラマン。
　これからもカメラマン。
　一生涯カメラマン。」

一枚だけ
無許可で写真を撮りました

ぜひ機会がありましたら
品川キャノンギャラリーSへ


山岸伸写真展
カメラマン
2012年3月23日～5月2日
キャノンギャラリーS
10時～17時30分 日・祝日休館 入場無料

僕のiPhoneが治りました
なぜだかわかりませんが

今日は
金沢から東京へ

帰り道は
雪の残る山々を眺めながら
帰ってきました

一瞬だけ
反対側に海が見えて
とても綺麗な翡翠色をしていました

東京に戻ってくると
やはり色は灰色でしたが
御茶ノ水駅から
ピンク色の花が咲いているのが見えました
桃の花かなと

家について
iPhoneを充電すると
ふつーにピロリロリンっとなって
復活しました

意味がわかりませんが
まあとりあえず
そっとしておくということで

昨日あれだけ失意の中で
自暴自棄になった時間は
なんだったのだろう

たぶん
金沢の呪いということですね

帰る前に
東山茶屋街の近くにあった
なんだかいい気の流れている神社に
お参りしたからかな

ありがとうございます

あとその後
不思議なことが幾つか起こったので
たぶんそれもそれ

とにかく
東京に戻りました

さっき突然
僕のiphoneが壊れました
急に充電できなくなって
いろいろ試したけど
もう終わりーって感じで

なので
とりあえず
明日は
携帯電話繋がりません

業務連絡的に
意外とやばいかなと

明日の夜
東京に戻って
SoftBank Shopに
駆け込むしかない
ということで

災難は何故かやってきます
でもさすがに今日は
疲れた身体に滲みるな

日々はあさってのことすら
なにがあるかわからないということで

それにしても悲惨

業務連絡的に
PCのメールは繋がりますので
よろしくお願いします

さっきフロの中で考えていたこと

この今の時代に
自分たちより若い世代の子らのことを
考えないで生きるのは
ほんとに酷いことだと思う

そうやって
大人たちは自分たちの
私利私欲のために生きて
食い尽くして死ぬのだ

そしてあとにゴミが残るだけ

ほんとに酷い
一つの時代のために
未来が犠牲になったのだ

中世ヨーロッパで魔女狩りがあったとしたら
いまオヤジ狩りがあったとしても
まかりとおるのだろう

というよりも
毎日毎日汗水垂らして
必死で身体も心も痛めながら
日銭を稼いで日々辛うじて生きている
僕らの世代があって
それを食い物にして
右から左に流すシステムの中で
踏ん反り返って生きてる奴らがいて
それで世界が成り立つんだとしたら
ほんとに腐ってやがるぜ

だから
僕らは
自らよりも若い世代の笑顔のために
生きなくてはいけないのだ

それがあたりまえ

ビスケット半分に割って
分け与えるのが当たり前のことなのだ

いやはや
それでも僕らも必死で
己の保身のために
なにやらかにやら他人を貶めたり
自らを守ったりする

金沢の駅前のビジネスホテルの
小さなお風呂の中に沈みながら
己の無力さを思うだけ

そしたら
誰も彼もなにも忘れて
グラスに注がれたビールの泡に
溺れるだけ

そんなもんだろうか

それでも
今日笑っていた

笑ってくれただろうか

今日も無事に撮影が終わって
昨日タクシーの運転手さんに教えてもらっていた
お寿司屋さんで夜メシ

石川は
お醤油が柔らかい感じの
少し甘みのある味なのか
ネタもシャリも
フンワリとした優しい味でした

ノドクロの握りも食べたけど
黒ではなく白身でした
喉が黒いのかなと
はじめて食べました

今日は写真を撮りすぎたので
セレクトしながら
早めに眠ります

いやはや
なんとか撮影初日は
無事終了しました

なんとか
タクシーでホテルまで辿り着いたけど

外は冷たく強い雨で
まるで嵐のようなので
どこにも行けない感じです

どうせなら
雪になればいいのに

まあそれにしても
寒い

とりあえず
早寝早起き
ということで

金沢は大雨です