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窓の外、部屋の中

2011年06月30日 | 今日の写真
部屋の中から
窓の外を眺めている
なんとも心地よい時間
古い時計台の鐘が聴こえる
誰かが道で叫んでいる

窓の外に出るには
ほんとは面倒くさいし
疲れちゃうし暑いし
誰も微笑んでもくれないし
カメラは重いし
足のマメは潰れて痛いし

でも
えいやーっと気合入れなおして
ビーサンを履いて
フラフラっと扉を開けて
窓の外に出る

ちょっと歩き出す

もうだいぶ歩きまわったけど
繰り返し川のほうまで行ってみる
お気に入りの22番のトラムで
丘の上まで行く

1日1枚くらいずつ
いい写真が撮れている
もったいなのでまだ飲まないで
まだ隠して熟成させておく

とりあえず
ビールを飲む
ほんとはお酒
ほとんど飲めない体質なのだけど

昨日おしゃれな古本屋でみつけた
プラハの古い地図と古い写真を
買おうかどうか悩みながら
とりあえずバスタブにお湯を入れて浸かる

ウィーンの焼きそばが食べたくなる

チェコ料理を食べながらまたビールを飲む

夜8時でもまだ日は高くて
裸でビーチで泳ぎたくなる
もちろんここには海はない
日本に帰って海でもいきたいなと思う

そんなことを日本とskypeしたら
なに言ってるの、もう海で泳げないでしょ
放射能で日本の海はもうダメだよと言われて
ふと我にカエッテしまう

自分たちの大事な場所を
壊されてしまった僕らは
どうして生きていこう

窓の外に出るのも怖いの
ますます部屋の中から
窓の外を眺めているばかり



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プラハ動物園

2011年06月30日 | 今日の写真
プラハ動物園

象が木をボリボリ食べながら笑っていた
陽射しが強くて暑いので
泥水を鼻で掬って
自分の身体に吹きかけていた
それを僕は眺めている

ひたすら丘を登り下りする動物園なので
歩いている人たちはなんとも疲れいるかんじ
園内にリフトがあるくらいで

象とキリンがよかった
あとはカバは寝ていたし
トラはどっかに隠れてた

世界中の動物園の象に会いたいと思う
なぜだかわからないけど

そういえばウィーンの動物園で
象に会ったかな、忘れてた
キリンがこっちを見ていて
パンダが笹を食べていたけど

ブダペストにも動物園あるかな


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ボヘミアンラブソティー

2011年06月29日 | 今日の写真
昼間からビールを飲んで
トラムに乗って
散歩して気がついたこと

モルダウの流れっていう歌を
昔、小学生の時に合唱したような気がする

調べてみるとこんな歌詞だったみたいだ

ボヘミアの川よ モルダウよ
過ぎし日のごと 今もなお
水清く青き モルダウよ
わが故郷を 流れ行く
若人さざめく その岸辺
緑濃き丘に 年ふりし
古城は 立ち
若き群れを 守りたり
やさしき流れ モルダウよ
光り満ち
わが心にも 常に響き
永久(とわ)の平和を なれは歌(うと)う
たたえよ 故郷の流れ モルダウ

スメタナさんが作った交響曲の中のひとつで
そういえばスメタナさんの名前が着いた博物館もあったなあ
僕が知ってる
スメタナといえば
ロシアのカメラなのだけど

アントニオドボルザークも
チェコの出身らしく
昼間、そういえば博物館にいた
アメリカに渡って新世界ってのを作るのだけど
それはなんとも耳にしたことがある

そういえば
ハーモニカを持ってきていたので
モルダウの流れを
プピーっと吹いてみたら
意外といい感じで
近所の時計台の鐘の音と重なって
鳩でも飛び出していきそうなカンジ
もうちょっとうまく弾けるようになったら
カレル橋の上でプピプピ吹いてみようっと

この部屋の窓から
なんともゆっくりと暮れていく空を眺めている
時計台の鐘の音がとてもいい

そういえばボヘミアということは
Queenのボヘミアンラブソティー
ちょっと違うか
高校生の頃、よく聴いていたけど
まさか自分がチェコに来て
モルダウの流れをプピプピ吹くとは
まったくもって知らなかっただろうな

日々は明日がどうなるかなんて
誰もわからないものです

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ふわふわまわって

2011年06月28日 | 今日の写真
僕らに必要なことは
なにがなんだかわからないんだけど
なんとなくいいなーってことだけ
僕らを癒してくれる

ありがとうってチェコ語でなんて言うだっけ

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夜にブレた写真を撮る

2011年06月28日 | 今日の写真
夜にブレた写真を撮っていた

一枚だけいいのが撮れた
なんとなくこんなふうな場所が
世界のどこかにあったら
行ってみたいものだけど

たぶんそしたら
パリもさー
もしかしたらモロッコもさー
そんなもんなのかな

だったら嫌だなあ

それにしても
世界中どこへいっても
観光客だらけでもうウンザリしてくるけど
僕もその内のヒトリだけどさ

満員電車みたいなカンジね

明日はなにをしようか
もうやることないかなー

とりあえず眠ろう

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日々は忘れながら過ぎていくだけ

2011年06月28日 | 今日の写真
夕方
西日に輝く
モルダウ川沿いに歩いた

22番のトラムで
丘の上までいくと
昨日より手前の停留所で降りる

プラハ城の中を歩いていく
なんとも驚くほど巨大なお城で
城内を抜けて坂を下っていくと
そこからプラハの街が一望できた

西日に照らされて
とても美しい街

やがて夕日が落ちて
ゆっくりと夜がやってくる

夜にブレた写真を撮ろうと
ずっと歩いていたのだけど
なかなか夜にならなかった
8時でもまだ太陽は沈んでいなかった

間違えて乗った14番のトラムは
そんなに面白いところには辿り着かず
そのまま反対方向に乗り換えて
川沿いまで戻った

ようやく9時くらいから空が暗くなってきて
すばやく闇が訪れていく

川沿いの道の街灯の色がとてもいい
川に架かる橋もライトアップされていく

日が暮れてさらに
なんとも雰囲気のいい街になっていく

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旅の途中

2011年06月27日 | 今日の写真
プラハの街をまた歩いている
なんとなく考えながら

なんとも毎度のこと
たくさんの観光客がいて
当たり前なのだけど
皆ほぼ外国人?
なんとも絵にならないので
なんとも写真を撮ることもない

なぜだかプラハとの相性があまりよくないようで
なんとも疲れてしまう
ムカつくことに
両替がかなり詐欺的に行われていて
手数料をかなりブンだくられて
なんとも気持ちもメゲってしまう
しかも2回もね

あまりに焦った旅をしてしまうので
思い切ってホテルの部屋をあと2泊延長予約する
これで5泊することになるので
自ずと逃げずにプラハと向きあうことにする

ウィーンはよかったなあと
久しぶりに写真を眺めてそう思う
人間のダメなところは
比較しないと自分の足元が見えないってこと
そしてたぶんそれ僕
そしてたぶん日本ってなかなかいいところなのだ

ようやく旅らしくなってきた
誰かがバカンスと言ってたけど
旅とバカンスはちょっといやだいぶ違う
バカンスは諦めるけど
旅は諦めない
どうだろうか
まあいいか

あと
昼間は光が強すぎて
なんとも写真を撮ってても面白くない
サイパンより強いんじゃないだろうかこの光
ISO100 1/125 f16ってサイパンのピーカンだったけど
ここじゃどうもそれ以上あるようだ
もう露出もメーターで図らないので
カメラちゃんにお任せだけど
なんともまだカメラちゃんも迷いがあるみたいだ

どうせならもうブレているような写真がいいような気がする
たぶん夕方から夜になるあたりが
光がいい気がする
まだわからないけど
そして昼間は暑すぎて
歩き疲れてビールを飲んでしまう
いったいこんなとこでなにをしているんだろうか?
あとそう気がついたこと
ヨーロッパに対する僕たちの幻想
結局、望遠レンズで切り取られた世界
まったくもってイメージとは不思議なもので
あとこれ言ったら怒られるかもしれないけど
誤解を恐れずに言うと
某ディズニーランドに来てるみたいなカンジね
だからたぶんそんなカンジ
でもほんとは違うのでアシカラズ

まだこれからちょっとプラハを散歩するのだ
とりあえず足が痛いので
久しぶりに
靴下を履いてスニーカを履きました

あーでもこれねー
考えてみると
疲れた長旅途中の男が
ヒトリで歩いているからであって
たぶん新婚旅行とか不倫旅行とか
そういうので来たらかなーり
楽しい場所かもしれない
素敵なカフェもたくさんあるし
なんともロマンチックな古い巨大なお城もあるし

そうあと今日みつけた憩いスペースがあったな
街の所々にある大きな教会なのだけど
中に入るととても静かで
後ろのほうに座って
祈っている人を眺めていると
ほんとにもう安らかな気持ちになる
ほんとは僕らだって
なにに祈ったっていいんじゃないだろうか
というかもう祈るくらいしかないような日々なのだ

もうそろそろ夕方になってきたので
ちょっとまた散歩をしにいこうっと

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歩き過ぎて足の裏が痛いという

2011年06月27日 | 今日の写真
こちらプラハです
なんだか昨日の移動は大変だったけど
なんとかプラハに着きました
もう疲れちゃったけど

ヒトリでこんなに綺麗な場所にいても
もったいないかんじ
こちらは
涼しいよ、快適な夏さ
こちらはいま朝で
気持ちのいい風が吹いています

ビーサンで歩き過ぎて
足の裏が痛い以外は
快適です

あとお金使い過ぎちゃって
最後までもつかわからーん

いまね
旧市街の
四つ星ホテルに泊まってるの
窓から古い時計台がみえるの
でも部屋が広すぎて
メンドクサイの
向こうまで遠いの

いや貧乏旅行なり
ウィーンの風呂トイレ共同ホテルより
こっちのほうが安いから
いままで泊まった中で一番
縦長の部屋
向こうまで遠いー

それで
窓際の机の前で
井上陽水を聴いてるの

プラハまだちょっとしか歩いてないけど
とても綺麗な街です
カレル橋というとても素敵な橋があったよ
でも観光客で混んでるのよ
ウィーンもそうだけど

だからあまり絵にならなくて
写真もあまり撮ってないよー
カメラマンにならなかったら
写真マジメに撮らなくていいから
ダラダラ遊んでいて楽しそうだけど
焦って写真を追いかけてしまうので
なんとも疲れます

それにしても
一昨日撮ったエゴン・シーレの絵
ビリビリビリってパワーをもらった
絵を写真に撮るって
あまり経験がなかったけど
まるでエゴン・シーレのポートレートを撮ったようで
なんとも僕に印象的に染みこんでいる
絵で言うところの模写っていうことになるのだろうけど
昔、ゴッホもミレーの絵を模写して
昔の人の心を絵を知ったと言ってたけど
写真も複写っていうのがもしかしたら
とてもいい作業なのかもしれない

レオポルト美術館の地下のフロアーに
芸術としての写真も展示されていたけど
ぜんぜんいいのなかった
写真ダメだなーってカンジ
いまだったら普通の人がいいカメラ持って
もっといい写真をたくさん撮ってる
印画紙プリントが芸術だって言う人もいるけど
荒木経惟のポラロイドのバラが一点
はじっこのほうに展示されていたけど
それは不思議とよかった
ただ額に入れて飾るほどのものじゃないけど
それにしても
そこにそれがあるってのもすごい人だな

プラハにはなにがあるんだろう

昨日、間違えて乗った22番のトラムで
プラハの街が一望できる丘に辿り着いた
偶然だけど、一気にお気に入りの場所
今日も行ってみようと思う
そこに教会があってオープンエアーのカフェがある
ほんとにヒトリで旅してて一番の苦痛は
そういう素敵なカフェでお茶をしても
誰とも共有できないこと
あとヒトリでお店に入れないタイプの僕
しかたなく
白ワインを一気飲みする

今日は足の裏が痛いので
新しいサンダルを買うことと
夕暮れになったら
単玉の標準レンズだけ持って
写真を撮りに行こうっと



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Praha

2011年06月27日 | 今日の写真
ViennaからPrahaへ

ウィーンも美しい街だったけど
プラハも美しい街だ
どちらも外国人観光客だらけだけど

歩きまわって疲れ果てて眠ることにする

ビーチサンダルで歩きまわっているので
足の裏にマメができて痛い

とても素敵な橋を渡って
適当に22番のバスに乗って
プラハの街並みが一望できる丘に
偶然辿り着き坂を下って歩く

あいかわらず、
得意なはずの地理なのだけど
ヨーロッパではあまりうまく感覚が働かないようで
でもかろうじて野生の勘が働くようだ

それにしても昼間は光が強すぎて
それはウクライナでもウィーンでもそうだったけど
なんとも写真が撮りにくくて
夜にならないとなかなかいい写真が撮れない様子

なんとも何枚かいい写真が夕方に撮れた

そして夜
プラハの夜はさらに美しいみたいだ


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辛うじて我れプラハに

2011年06月27日 | 今日の写真
早朝、ビエンナ
住み慣れたホテルを
チェックアウトして
ミッテ駅に向かう

QBBのチケット売り場で
プラハ行きのチケットを買って
カウンターの人に聞いたとおり
ホームで列車を待っていると
どうにもなんともオカシイ感じで
掲示板には来るはずの列車のことが
表示されていない
オカシイと思って
カウンターまで戻って
さっきの人に聞くと
なにを言ってるの?ミッテ駅には
国際列車は止まらないのよ
なにーってどうすればいいの
Meidling駅に行きなさい
ここから地下鉄で行くのよと言う
というかもうあきらかに
時間が間に合わない気もするけど
しかたなく急いで走っていく
途中でもう間に合わないと気がついて
またカウンターに戻って
ざけんなよーこれじゃ間に合わないぜ-って言うと
そしたらSimmeringに行きなさい
あと10分あるからYou canと言われたので
重い荷物を担いでダッシュで地下鉄に乗り込む
あきらかにギリギリで
おもいっきり走ったけど結局
ホームに着いたときに
国際列車は走りだしてしまっていた
疲れはててまた
カウンターに戻り
乗れなかったよーっと笑うと
そしたらもうしかたないから
1時間後の鈍行列車に乗っていきなさいーと言われた
結局なんだったのだろうかって感じで
不安のままあきらめて
鈍行列車を待って乗り込んで行った

オーストリアのなんとも美しい草原を列車は走って
終点の駅で降りて
チェコの列車に乗り換える
いつのまにか国境を超えていた
入国スタンプはいいのかな?と
駅員に聞いたけどそんなのもうなしだよーって笑われた

プラハ行きの列車に3時間揺られて
結局夕方にプラハに辿り着く
そこからまた迷ってホテルまでいく
もうフラフラしてたけど
とりあえず我れプラハに

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