ものすごい速さで走る車
片足が悪いように見えるおじいさんが
杖をついて足を引きずりながら歩いていた
僕はそれをバイクで道を走りながら一瞬だけ見た
第二グラウンドで1時間だけサッカーをしていた
日差しが最高だったので
着ていたシャツを脱いで裸でボールを蹴っていた
すると向こうのほうから歩いてきたのが
そのおじいさんだった
そのおじいさんは大きな銀杏の木の下のベンチに座って
こちらを眺めていた
僕は走り回っていた
なんとなく不思議な気持ちだった
17・18・19イケルナライケルトキイットケー
僕は忘れるように蹴りまくっていた
みなそれぞれにもっているいめーじ
天気がよければとにかくいい
というような気もする