写真日記

部屋の奥に封印されているスペースをなんとか開拓して、
何年か前にやった写真展と
今年やった写真展の写真を
エアーパッキンから開封し、
写真を買ってくれたのに
まだ贈れていなかった方に
送るためにまた梱包する。
写真を開封するたびに
タイムスリップするので、
こっちに戻ってこれなくなりそうで困る。
古い写真を軸にして、
新しく写真展をやるのもいいかなーと
思いながら思案する。
部屋が余計に散らかっていきます笑

雨の日曜日

ようやくやることリストの
一番はじめにかかれている
部屋をかたつげる
をする

撮影が続いていたので
ぽっかり空いたスケジュールに
なんともほんとは怯えながらも
強がって大丈夫だぜと笑う

窓の外は雨が降っていて
空は雲り空で
右から左に雨雲が流れ
窓には水滴が付いている

僕は音量を大きくしたスピーカーで
カラオケみたいな古い歌を聴きながら
歌いながら
部屋をかたづけていく

2ヶ月ぶんくらいの重なりあったモノたちを
拾い集めていくと
妙にセンチメンタルな気持ちにもなったりするけど
それでもはじまってそして終わっていく
それの繰り返しで
僕は進む

祭りのあとみたいなかんじですね

それでもたくさんの人や物事や
海や風や笑いに出会ったのだ

積み重なった読みかけの本
続きはこれからなのだ

ほんとのことをいうと
ほんとのところ
ほんとによくわからない

いったいなにが
私を囚えているのか
外側なのか内側なのか
目に見えることでもあり
頭のなかにあることでもある
ものすごく遠くにあるかもしれないし
ないかもしれない

でもこれは
ほんとのことだとおもう

雨が降っていて
春の風が気持ちいい
空は雲で覆われていて
私は南の空を想う
晴れていればいいなとおもう

私を囚えてくれる

どこに向かうのか
羅針盤もいまだみつからないし
野生の勘は都会で削がれ
ただ闇雲に私はどこかへむかう
出口なんていつでもどこにもないけど

温もりがあればいいのか
それだって私は冷たくて
誰かを笑わせることもできないでいる

桜が咲く季節は
気持ちもブレる
季節は移ろいやすく
花は可憐に咲き
そして散る

葡萄酒をグラスに注いで
春の眠りに落ちる
なんだそりゃ

私はまた
どこかに旅に出る
光を求めて
それが闇雲でもいい
それが乱れていてもいい

もっと壊れたいとすらおもう
ちがう
もっと壊れたいのだ

壊したいのか
ちがう
壊さなければならないのだ

もっとブレてもいい
崩してもいい

身を削ぎ魂を磨きたいのだ

これはなんだ
修行だろうか
よくわからないけど

さて
相変わらず終わりのない
仕事の続きです
インドのことは忘れて
気持ちを切り替えて
次に進むぞーっと
早足で都内を回っていたら
坂の途中で
頬杖をつくお地蔵さんと出会いました
そういうことです

春になったら
密かにインドに行こうと企てて
朝からビザを申請しに
茗荷谷に行ったら
窓口のインド人の対応が
なんか酷かったので
インドに行きたくなくなったので
キャンセルしました

そしたらなぜか
インド大使館に詫び状を出さなきゃいけないという
よくわからない話で笑

これはこれで
今じゃないよーというお告げですかね
余計な仕事を増やしただけでした

南の島でもいきますー

もうすぐ春になる

朝から吉祥寺の
井の頭公園を散歩して
桜が咲きはじめていくのを確認する

珍しく池にボートがたくさん浮かんでいて
なにやら子どもたちが
鉄棒で逆上がりをしたり
シートを広げてお花見の団体もいたりして
今日は何曜日だったかなと思ったら
世間は春休みになっている様子

お昼ごはんに
ミンミンか一園でラーメンと餃子を
食べようと思ったら
どちらもHanacoの影響か
珍しく行列ができていて
ダメだったので
隠れ家的いつもの
ロゼに行って
もちろんハンバーグ

ラーメン餃子への想いを
一蹴するほど
もちろん旨かった

春の吉祥寺は
また不思議な活気がでてきて
異様ですらあるけど

そんなのをすーっと交わして
本屋で本を買い
いつものパン屋さんで
珈琲を飲んで本をペラペラと捲る

でも仕事の時間なので
中央線に乗って
いつもの場所に戻らなくてはいけない

よーし
写真セレクトほぼ終わりました

バックアップして眠ります

やっぱり写真はいいなー

そういえば
3月に撮影した分の
イッセイミヤケの動画も
ホームページにアップされていました

ISSEY　MIYAKE

今日は品川で撮影でした

去年の今頃は
桜が咲いていたのですが
今年はまだ咲いていませんでした

なんとなく
咲いていない桜も美しい気がしました
でもたぶん
咲くともっと美しいはずだけど

もうすぐ春がやってきます

そしてもうすぐ
セレクトも終わります

もし飛行機とビザが取れたら
4月はインドに行こうと思います

それにしても
どこもかしこも
オレのほうがスゴイっていう
自慢大会なのだけど
それが人というものなのかもしれないけど

まあ完成していないものを
あえて崩すこともないけど
いつまでたっても完成することもなく
そもそも完成なんてないのかもしれなく

その点では
ふわふわと漂っているということが
いいのかもしれない

見せかけの自由に縛られて
本音も言えなくなってきて
しらない誰かにも
嫌われたくないから
偽物の自分を演じて
そもそもホンモノの自分なんて知らないけど
犬に食われてしまう
猫を撫でていたいけど

朝から空が曇っていて
僕は机に向かっていて
時が過ぎていくことに焦り
頭がクルクル回って回って
闇に消えていく

正解は闇に消えていく？