写真日記

最近歩きながらHI-DのMEⅡYOUの
8曲目ばかり聴いている
とても気分が高まって
とても気持ちよく歩いていける

桃林堂の鯛焼き

ひさしぶりの休みで
目が覚めると
日が夕日になっていた
頭が痛くて
明日の試合に響きそうだったので
気分転換に上野に行った
風が冷たくて気持ちよかった
上野動物園は休園日だった
パンダもキリンもペンギンも久しぶりに休みで
眠っているのだろうか？

小さい鯛焼きを食べながら
抹茶を飲んで壁を眺めていた
代わる代わるお客さんが鯛焼きを買いに来た
僕は壁を眺めながらもう一匹食べた

そういえば最近たいやきをよく食べる
この前、食べたたいやきもものすごくおいしかった
次に食べたいたいやきは
四谷にある若葉というお店
などと女みたいなことを考えていると
世の中も悪くないななどと
また上野を歩いて帰った

市ヶ谷に帰ろうかと思ったけど
ものを取りに実家に帰る電車に乗った
あっという間について
またあっという間に市ヶ谷に戻ってきた
明日もあさっても仕事なので
なんだか気が抜けないので
年末という感じも
冬休みという感じもないけど

明日は大晦日の男祭りなので
仕事ながらも
興奮して楽しもうと思います
絶対勝つと思うけど３人とも

いまこの写真をずっとみていた

今朝、
市ヶ谷のお堀を渡る橋の上で
どこから来たのかおじさんが
パンを齧りながら
鳥に餌をやっていた
なんだか慣れた感じだったけど

僕は近づいて行き写真を撮ってみた
するとおじさんが
あぁ警戒しちゃってるよと言った
僕はそうか僕が来たからだなぁと
わざと言いながらまた写真を撮った
パンをおじさんの手から鳥が食べていた
また来年も帰ってこいよと
おじさんは鳥に言った

写真を撮った瞬間ではない

僕はいま
この写真をずっとみていた

自分の手の届かないような
制御できないようなことばかりが
僕に襲い掛かってくるようで
最近結構難しいと思う
散らかった世界をなんとか整理しようと
部屋にこもって思案していたのだけど
余計に散らかっていくばかりで

でも鳥は飛ぶ！！

ものすごく僕の勝手な想像だけど
とても僕の力になる美しい鳥がいる
空に飛び立とうとするのを
眺めているだけでも僕にとってはありがたい

ものすごく僕の勝手な想像だけど
とても僕の力になる可愛い鳥がいる
羽根がもげそうなくらい
空を激しく乱れ飛ぼうとするけど
哀しいほどうまく飛べない様子

ものすごく僕の勝手な想像だけど
とても僕の力になるやさしい鳥がいる
寒がりな幼い渡り鳥なのに
柔らかい羽根で僕を暖めてくれる

今朝
市ヶ谷のお堀の橋の上で
僕はまったくもってなにも考えずに
小さいカメラをノーファインダーで
鳥を撮っていた

今夜
市ヶ谷の部屋の白いベットの上で
僕はいろいろのことを想いながら
大きいノートパソコンの液晶画面に映る
鳥を見ていた

いまこの写真をずっとみていた

年末
という気分を味わいたいのに
なんだかものすごく
疲れてしまう

ここ一週間くらい
早朝から深夜まで働いている
AM5:00なんかに
市ヶ谷のお堀沿いを会社に向かって
歩いていると
ものすごく風が冷たくて
眠いのでふらふらの足取りで
お堀の橋を渡っていく
ヘッドホンを耳あてにして
マフラーをぐるぐる巻きにして
山で着そうなアウトドアジャケットの
チャックを首上まで閉める

今日はNTTの人が
朝からインターネットを光にするというので
工事にやってきた
僕は隙をみてお風呂掃除をした
NTTの工事の人は眼鏡をかけていた
NTTの工事の人という感じがした
もし僕がどこかに飛び込んでいって
失敗して帰ってきたとしても
NTTの工事の人になるということはないかもしれない

年末
という気分を味わうには
やっぱり大晦日
家でコタツにミカンなのだろう
でも僕は
今年も大晦日は
格闘技の撮影で戦っている
僕の応援する柔道家３人とも
そろって勝利することを信じている
ある意味
とても幸せな
年末なのかもしれない

銀行振込とか
給与所得者の保険料控除申告書とか
ネットワークプロトコルとか
アスペクト比だとか

僕は毛布に包まって眠りたいだけなのに

賛美歌

毎日
一生懸命やっているけど
納得のいかない評価ばかりで
日々は滅裂である

深夜の小さな教会の前に立って
嘆きながら涙する
冬の風は冷たくて
吐息が白い

息を切らして
坂を昇って
天国に行きたいような気もする

そういえば、昔
ウランバートルで
クリスチャンの友人とよく散歩をした
古い歌を歌ってくれた
ガンダン寺の坂の下でそれを聴いた

毎日毎日
うまくいくようなことと
うまくいかないようなことを繰り返す
今日だってさっきまで
とても嫌なことばかりで
気持ちが悪かった
もう夜が遅くなって
誰もいないから
すこしはよくなって
なんとかやっていける
腹が減ったから気分がさらに滅入る

どうしたらその痛みが和らぐのか？

神様は笑っているだろう

月曜日
もうすぐ大晦日
お腹いっぱいのジャガイモ韓国鍋
歩いて帰る坂道
散らかった小さい部屋
紺色の毛布
一瞬で撮った落ち葉
記憶の断片拾った
三日月が泣いていた
犬が笑った
猫も笑った

月曜日
もうすぐ大晦日

僕の中でジョンが歌っている

便利な時代ねと君が言う
そうだねと僕が答える

声が聞きたければ
電話をするし
携帯メールで手紙を書いて
募る想いを伝える
昨日のことはWeblogを見れば
みんなわかるし
長い悩みはsend E-Mail

じゃあなんで
あたしに会いたいのと
君が言うから
僕はそっと君を抱きしめる

君にわかるだろうか？

独り言

やっぱり
こうやって
なんとか生きていて
だからこそ
写真をみつけて決めたので
やっぱり
人生をかけて
自分の写真に進まなきゃ駄目だと思う
ここにいると
愚痴りながらもなんだか楽に楽しくやれるけど
やっぱり
突っ込んで行かなきゃ
意思があるうちに
いったいなにに躊躇いや未練があるだろうか
いったい今の僕になにがあるだろうか
「どこにいってもおんなじよ」
と笑って誰かが言ってたけど
僕は僕の存在の証として
ひたすらに突き進んでいくだけしか
ない
写真は哀しいのかもしれないけど
僕は泣きながらでも
匍匐前進

昔から苦手なもの
集団
終わってひとりになると
とても心が休まる
閉じ込められてしまって
ようやく出られたように
それでも
大人になった僕は
席に着くことになる
以前は席にも着かなかった
でも
席についても僕は苦痛なので
しかたなく
毒を吐こうと思う
意識してがんばって毒を吐く
嫌われて絡みずらくても
僕の意味を
こんなとき
絶対的な力があったら
いいのかもなあと思うけど
別にそんなのはないかなと
笑ってウーロン茶でも飲もう

気持ちのいいことと
気持ちのよくないことの
差が
大きすぎて
僕はとても
混乱するから
走ってお堀の橋を渡たりました

昼間の空は
澄み切っていました