写真日記

僕は偶然が好きだ
だから写真もやってる
頻繁に散歩にもでかけるし
夜な夜なサッカーもする
僕は偶然が好きだけど
苦手なこともある
なるべく
僕好みの偶然に出会いたいような気もするけど
それってなんて必然なんだろうっと
なんかの歌みたいだな

パソコンの調子が悪いので
ハードディスクをデフラグする
なんとなく整理するのだなーとわかるけど
全部勝手にパソコンがやってくれる
勝手に調子悪くなって
勝手に直るなんて
なんだか勝手すぎて疲れるけど

あれこれ
試行錯誤を繰り返し繰り返すけど
ほんと
ただまっすぐに突き進むしかないのね
あれ
これもなんかの歌みたいだな

なんだかね
あまりほんとははっきりしてないことでも
はっきりしたフリをしないと
先に進まないんだってさ
でもなんでも後回しなクセにね
時間がないから
力ずくで無謀なシュートでゴールを外せないってのに

赤と青

徹夜してパソコンに向かって仕事してたら
ひさしぶりに朝日を見たなー
ビルディングの隙間の小さな空だけど
涙を拭っていざゆこうか

行こうか？逝こうか？往こうか？

自分は迷っているのだと思っていたけど
本当にはそれだけではなくて
たぶん逃げようとし続けているのだと
気がついたような気もした
思うならば
突き進めばいいのに
恐れているので
うまくうまく騙し騙そうと自分を
そして
ふと気がついたときに
また
途方に暮れるのだ
そういえば
昔を忘れようとしているのだったけど
そんなことではなく
試してみたこともあったのだ
どこに辿り着きたいのだろう
きっとどこでもいいから
ただ辿り着きたいのだろう
流れてしまう日々を掴めばいいだけなのに
どーやったって
明日は終わるのだ
その意味では
今日の僕はとても感じた

世界の段落

目を閉じて
何の光を聴こうか

記憶
忘れてしまう
今
痛み
存在意義
大義名分
扇風機
同情
詰めが甘い
ジャージ
肯定
人口ビーチ
風情
参考書
サイモンバーチ
漬物石
関サバ
階段
煙突
忘れてしまう
記憶

包み込んで

雨が降って
急に冷たい風
傘をサシテモ
靴はビショビショ

涙が路上に降ると
光が反射拡散して
輝いてみえるの

遠くまで離れてしまえるならいい
冷たい雨がココロを揺さぶるの

それにしても
ずーっと仕事してるけど
ぜんぜん終わらないな
パソコンに吸い込まれそうになる

雨に溺れるほうがいいような気もする

どうなんだろう

悲しい雨の夜

よくわからないことばかり
なめんじゃねーってかんじ

僕のことなど
誰もわかってもくれない
ツメタイノ
１と１を足しても２にならないのね
笑顔で誤魔化すのね
この雨に溶けて消えてしまいそうなので
誰もいない場所に隠れよう

たぶんいまいるところはとてもよくないので
かなしいけどでるしかない
どこに
どこにでも

でもほんとはよくわからん
ほんとに

雨よぅ強く降れよぅ


まあ
いつか
晴れる
だろう
か

なんだかわかんねーけど
どーでもいいようなことばかり
とにかくもう
なんだかよくわからん

花の声も聞こえないの

どうでもいい
とすれば
いいんじゃないの

そう、
どろにんげん
ようやく手に入れたのだ
何ヶ月か前に
表参道の裏の絵本屋さんで
読んで衝撃を受けて
倒れそうになったのだ
なにをどう間違えたか
その絵本を買わずに帰ってきてしまっていた
そして気になって
後日その絵本屋さん行ったら無くて
ショックでいろいろ探して回っていたのだけど
普通の本屋さんにはまったく気配すらなかったのだった
先日
たまたま吉祥寺で絵本屋さんをみつけて
長新太のコーナーを繰り返しみたけど
無くて
閉店間際だったので
意を決して
お店の女の人に
「どろにんげん」っと叫ぶと
なんだか違うコーナーの下のほうから
「はい。これですね」と普通に出してくれた
僕はもううれしくて
そこのコーナーにあった３冊全部買って帰ろうと思った
ちなみに限定のシールがはってあったので
たぶん、限定的なのだ、この絵本
あのねーこれすごいから、ほんと。

今週はもう
消えてなくなりたいくらい
気が滅入ることがあったので
ほんとにこの本がかろうじて救ってくれたような気もする
カワイイ女の子からの電話がほんとは一番の救いなのかもしれないけど
それと同じくらい
どろにんげん

とりあえず
明日も生きようと
思わせてくれる本
僕は
ほんとは
そーいう本を作りたい気もする
才能やセンスにあまりに乏しいので
たくさんのことはできないかもしれないけど
せっかくこんなふうに生きてるので
一冊くらいできないもんだろうか
っと
高校生の時くらいから言ってるなこれ

昔も今も

ほんとに理不尽なことばかりで
無力な僕はなすすべもなく
途方に暮れる
抜け殻のように夜の闇を歩くだけ
ただものすごーく足が疲れるだけ
そーいえば
昨日の夕方から歩きっぱなしのような気もする
歩きながら
どこに消えてなくなろうかとばかり
想っては消える

今

昔もこんなふうに自分の無力さと
世界の理不尽さに潰されそうなとき
よく、屋上に登って蒲団を敷いて寝た
ヤカンにお湯を沸かしてコーヒーを飲み
屋根に蒲団を敷いて大きな山と寝た

写真はすぐに今も昔も僕も繋げてくれる
たぶん実家の押入れの奥のほうに
あるんだろうけど
見なくても思い出せるのね

今夜は焼きそばを作って食べた

明日は早朝から仕事で撮影

ものすごーく
日々が不安で不満なのだ
どーにでもしてって感じ
誤解を恐れずに言うと
なんかねー
もう自分は死んだような気がします

でも
諦めの悪い僕なので
モガイテルッテコトガ
救い
それにしても
無力だなーっと

やっぱり旅が足りないのかもね

花から声が聞こえました

テイシ

自分とはなんだかとても違うところへ
流れていくような気がして
なんとか変えたいのだけど
なんともできないという気がして

幅75cmの入り口からは
奥行き85cmある机は入らないという

なんだか無性に引越しがしたくなってきたので
どこに住もうかなと地図を広げている
世界地図しかなかったので
また迷い込んだのだ

ハードディスクを増設しようと思ったら
ケーブルがなかったので
あとで買いに行かなきゃならん

お湯を沸かしたのに
コーヒーの粉がなくなっていたので
あとで買いに行かなきゃならん

図書館が本をかえせーっと
うるさく言うので
あとで返しに行かなきゃならん

ポルトガルになぜか行きたいので
そのあとスペインに行って
そのあとモロッコに行ったら
サハラ砂漠の砂丘で何を想おうか

サラアライ

ワレタショクブツノプランター

写真を毎朝毎晩見ている
ここ何年かで撮影したデジタルの写真
たまにいいのがあるけど
まとまった作品にはなりそうにない

夕方、お堀沿いを歩きながら
やっぱり長い旅にでないとなーと思う
こんなに働いてもたいした意味もなく
たいしたお金を貰えるわけでもない
安定しているわけでも養わなきゃならない家族がいるわけでも
幸せなわけでもないので
じゃあ、今のこの僕のこのリスクに対しての
リターンはなにかっていえば
ねーのかよってことに
笑えないので
やっぱり真面目に自分で揺るがない写真を撮らなきゃ
ならん
すべてを捨てましょう
たいしたないけど

バカバカシイコトデナヤムノ

夜、眠ると
朝、もう起きたくない

ワレルヨウダ

シヌマデニシナキャ