写真日記

残された時間の中で

詳しいことはまだ秘密だけど
僕は興奮しながら
この場所にひとりで立っていて
秋の終わりの冷たい風の中で
薄っすらと汗をかきながら
興奮しながら写真を撮っていく
ひたすらにスローシャッターで
気合いを入れて体で固定して撮る
地面に足
腕に神経を
頭で光を考えて
心でそれを捉える
自分の足をパンパンにしても
歩き回り写真にめぐりあう

まだ詳しくは秘密だけど
僕は興奮しながら
フェンスを乗り越えて
この空間の今を
身体中で感じたんだ

日曜日
朝７時集合で
ひたすら仕事で撮影
夕方6時
ようやく終わって
これからやっと自分の撮影

銀座を歩いて写真を撮ってきます

明日も朝から７時仕事だけど

僕には時間がないのだ

花は壊されない

なぜなら

花は壊れながら
咲いているのだから

やがて

古きは壊され
新しきは知らない

やがて

僕らは壊されるのだろうか

球蹴り

僕は球蹴りが好きだ
ものすごく好きだ
たぶんそこらへんの女よりも好きだ
いい女と同じくらい好きだ

僕が昔からやってる球蹴り

僕はとても人とコミュニケーションをとるのが苦手だけど
球蹴りと写真と旅は僕に力をくれる

昔からの仲間と球蹴りをする
小学校からの友人もいるから
指折り数えてみると
15年以上一緒に球蹴りをしている
しかもこの場所で

僕はほんとのことを言うと
球蹴りが好きなのだけど
彼らとやる球蹴りが一番好きだ

モンゴルの草原で馬に乗って羊を追いかけていたときも
ニューヨークに行って仕事で写真を撮っていたときも
富士山の麓で野生動物にVTRカメラを向けていたときも
土曜日になると僕はいつだって
彼らと球蹴りを想うのだ

I took a very free love photograph
at the middle of the night of yesterday.
I was able to have seemed to totally swim
without breath in the sea.
Though it rained at the morning of today,
the rain stopped from noon.
Light of a ceiling of a building
looked like the moon.

ものすごく

ものすごく自由に

051025BUZZCLIP

写真を撮っていて
前も同じように同じ場所から撮ったのだけど
なんだか前よりも確実に自信を身につけているようで
とてもいいなとうれしかった
音楽のことは詳しくないけど
でもとても迫力があった

今日はなるべく正しいシャッターではなくて
暴れたシャッターをきろうとした
ものすごく

足の動きをみていたのだ