写真日記

だいたい生きていくことは
気の持ちようです

酷く体が熱っぽいので
汗ばかりかいている
それよりも頭痛が治らないので
ただやり過ごすようにゆっくり

ひとりでたこ焼きを食べていたら
隣の席の家族連れのお母さんに
ちょっと写真撮ってもらっていいですかー？
と、カメラを渡されたので
一枚撮ってあげたら
あらー写真上手ねーっと
褒められてしまいました

路上に転がっている石

繁華街を散歩してたら
一瞬で友だちができた
外国みたいな感じ

とりあえずたこ焼きをまた食べて
風邪薬と栄養ドリンクと
ポカリスエットを飲んでから眠る

明日は早起きだったなぁ

たぶんいまの僕には
まだ見たことのない光がある

でもそれをいまの僕にはみることができない

そして誰も世界なんかには期待していない

目を閉じて見て見ないふり
なにを笑っているのでしょうか

ダダヲコネテイル

Smile, though your heart is aching
Smile, even though it's breaking
When there are clouds in the sky
You'll get by
If you smile through your fear and sorrow
Smile and maybe tomorrow
You'll see the sun come shining through for you.

路上にいる
それだけで果てしなく自由だ
鎖に縛られて飼いなされたくはない

風邪をひいている
酷く頭も痛い
このまま死んでしまうような気もする
意識が遠のいていく

朝起きると心地よい夢をみていた
忘れてしまわないようにメモをしたような気もする
ハリケーンと書いてある
まったくもってもう意味が分からない

メイカクナスタートトゴール？

おもいでにもすがらない
しゃしんにもたよらない
くうそうにふけらない
どこかににげない
いまをいきない

誰かを蹴落としてでも
自分を捨ててでも
笑顔で生きなきゃならないのかねー
それにしてもいつになっても難しい
いやはやあいかわらず

なにも思い描かない
なにも見ない
なにも聞かない
そして眠る

静かに静かに

踏んだり蹴ったり

とにかくなんとも
悪いことばかり続くので
もう嫌になる

というかなんともよくわからないけど

めちゃくちゃムカつくことがあったけど
体調も悪いのでなんとも歯切れも悪くて
ただただ疲れるだけ

モチベーションもなく
昼過ぎに辛うじて家を出て
新幹線に乗って大阪

隣の席のおばちゃんたちが
なにやら煩くて
頭も痛いので食欲もなく
お弁当も食べられなかった

とにかく窓の外を眺めていた

まあこういうときは
なにをやってもうまくいかないので
だいたいあまり激しいことはしないように
おとなしくしているほうがいいはず

だいたい確実にマイナスな感じになるので
そのマイナスを如何にして少なく抑えるかってことだけ

踏まれたり蹴られたり

これからどうやって日々をやり過ごそうか
モチベーションのない日々に
なにを糧に進めるんだっていうんだろうか

今年の４月に大阪に来たなぁ
節電と言われて消えていた心斎橋の灯りも
いまでは煌々と灯っている

こんな酷い時代を僕らは辛うじて生きているだけ

未来に夢も希望もないのなら
今を生きるモチベーションをなんとしようか

笑っていられることもない

まあ目を閉じて眠ろう

さて
時差ボケで
眠れない夜と起きれない昼を
繰り返して過ごしていました

当分休もうかなと
飛行機の中で思っていたけど
日本時間は待ってはくれず
それでも日々は流れていき
連日ロケ撮影をしたり
打ち合わせをしたりして
とにかく仕事も続いていきます

なにか思考も停止しているのか
脳も呆然としているので
気がついたら２週間
時差ボケ感覚で浮き世事など
あっという間に10月も終わろうとするようです

スケジュール帳を埋めるだけが
大人の日々だというのなら
破り捨てて空でも眺めていたいような

明日から大阪ロケなので
とりあえず新幹線でお弁当を食べることだけを
楽しみにしているけど

なぜか昨日からちょっと後頭部が痛いので
なんとも変な病気じゃなきゃいいけどと
今日は安静にして部屋で仕事をしています

窓の外の空は雲ひとつなく晴れています

時差ボケでほぼ２週間くらい
夜眠れないリズムだったので
毎晩ひたすら皇居周りを走り込んでいたけど
なんだか逆に体調悪くなってきたってことは
もうどうにでもなれーって感じかな

金木犀の匂いの季節をパスしたのだけど
銀杏の匂いの季節をパスしたかったような

それにしても
今年はほんとに嫌な年だ
2011年はほんとにもう暗い年だ
なにもしてもほんとにもうダメだって感じ
楽しいことしててもほんとにもうどこかで気持ちが暗い
まあ楽しいことは楽しいのだけど
そのあとにくる、虚しさ、虚無感は
年が移り変わればやがて薄れるのかというのも
ほんとはわからないけど

覚悟について
K君がメールで言ってたけど
僕にはそれがあるのだろうか
わかりません

思考が停止していた日々に
幾つかの面白い遊びをして
幾つかのおいしいものを食べて
幾つかの素敵な撮影をしました

笑っていれればいいんだけどね

やがて忘れていく日々に

無事帰国

ひたすら狭いシートに身を委ねて
だいたい30時間くらい移動して帰ってきたら
頭がオカシクなりそうだったけど
それでもやっぱり日本に辿り着くと嬉しいものだ

小野田さんがフィリピンから帰ってきた時
インタービューで言ってたけど
ほんとにそれを思うのだ
you tubeで繰り返し観てて涙が出てくる

さすがに時差ボケで夜眠れないので
朝になってようやく眠ることができる

昼過ぎに起きてTVをつけると
柳ジョージが死んだと言うニュース

僕の実家の棚にたくさんレコードがある
たぶんずっとレコードの中で生き続けること

秋の風が吹いているけど
空は灰色に雲がかかっている

中央線に乗って吉祥寺に行った
人身事故の影響だとアナウンスが流れて
スシズメの満員電車に詰め込まれて
知らない人の肩に背中を押されながら
のろのろと進む電車
汗がだらだらと頭から流れてくる

TVをつけると
西村賢太が汗をかいていた
アナウンサーがくだらない質問ばかりするから

夕方
新宿伊勢丹のメンズ館で
一桁違うような服を眺めていると
なんとも憂鬱な気持ちになった

外に出ると雨が降っていた
傘がなかったので
そのまま地下に潜り込み
地下鉄に乗り込んだ

成田空港からの帰り道
都心に向かう渋滞
高速道路の高架橋は揺れていた
なんとも暗い色のビルディング
トンネルの中も真っ暗闇

夜は時差ボケで眠れなかったので
HDD録画しておいた
お笑いの番組を流しておく
なんとなく誰かが笑っているようで
やがて空が明るくなってくるようだ

旅をしていて
どこかの街を歩いている
路上ですれ違っただけの風景や人々
犬や猫にもよく出会う
たまに気が向いて写真を撮る
空を見上げる
いつの間にか夜になる

季節が変わっていく

見えない不安に煽られて
焦りながら暮らす満員電車

この町では
静かに時が流れていく

でも結局のところなにもすることもなく
おばあちゃんたちは毎日
決まったように外のベンチに座って
朝から夜まで動かない
その横で猫も同じように丸まっている

TVでも観るのだろうか？

それぞれの場所でそれぞれの暮らしをしている
それが旅をしていて知ること
そして自分の場所と暮らしを知ることになる

だからまだ僕は生きてる途中でいられるのだ

誰だってそうだって言われるかもしれないけど

たまに戻ってきて
調べでも奏でよう

少し寒くなってきた日曜日

街路樹の葉も黄色く染まり
ひらひらと風に舞っている
雲が早く流れて灰色の空は
やがて雲ひとつない青空になって
飛行機雲が端から流れていく

路上で出会った子どもたちが
なにやら楽しそうに笑っていた

こことそこの境目は
だいたい思い込みを捨てることで
越えられるのかもしれない

どんどん縮こまっていくことも
どんどん膨れあがっていくことも
はじめはひとつの場所からはじまるような気もする