さっきまで
正の字を書いていた
ちょっと数を数えていたのだけど
それにしても
昨晩、眠らずにずっと朝まで
写真を辞めよーっとあれこれ思考していたからか
今日、お昼におもいっきりカメラがぶっ壊れた
しかもありえない壊れ方で
カメラに見透かされたような気がした
写真を辞めろーってことかもしれないけど
よくわからないけど
身体が重くてものすごく体調が悪いけど
不思議なもので
一瞬にして身体が雲みたいに軽くなったりもする
正の字を書き続けただけじゃ駄目だけど
素敵な友人が弱った僕にビールを注ごうとしてくれる
ちょっとタイミングが悪くて駄目だったけど
僕は一杯しかお酒が飲めないし
そしていまは実は禁酒中
でもはっきり言って
うれしいことで
今晩はまだ逃げたくねーなーって
明日の朝まではやっていける
ほんとにね
正の字が正しくない
気持ちのいいことと
気持ちのわるいことが
いろいろと混在している
それが世界みたい
金曜深夜の満員電車にも似ている
恵比寿から山手線に乗って
代々木で総武線に乗り換える
総武線がお堀沿いに
市ヶ谷に辿り着いて
僕は橋を渡って坂を上る
もし明日世界が滅びるといっても
僕は今晩は眠ります
祈り願い、しかないみたい
僕の手が震えていて
正の字が歪んでいた
正の字を書いていた
ちょっと数を数えていたのだけど
それにしても
昨晩、眠らずにずっと朝まで
写真を辞めよーっとあれこれ思考していたからか
今日、お昼におもいっきりカメラがぶっ壊れた
しかもありえない壊れ方で
カメラに見透かされたような気がした
写真を辞めろーってことかもしれないけど
よくわからないけど
身体が重くてものすごく体調が悪いけど
不思議なもので
一瞬にして身体が雲みたいに軽くなったりもする
正の字を書き続けただけじゃ駄目だけど
素敵な友人が弱った僕にビールを注ごうとしてくれる
ちょっとタイミングが悪くて駄目だったけど
僕は一杯しかお酒が飲めないし
そしていまは実は禁酒中
でもはっきり言って
うれしいことで
今晩はまだ逃げたくねーなーって
明日の朝まではやっていける
ほんとにね
正の字が正しくない
気持ちのいいことと
気持ちのわるいことが
いろいろと混在している
それが世界みたい
金曜深夜の満員電車にも似ている
恵比寿から山手線に乗って
代々木で総武線に乗り換える
総武線がお堀沿いに
市ヶ谷に辿り着いて
僕は橋を渡って坂を上る
もし明日世界が滅びるといっても
僕は今晩は眠ります
祈り願い、しかないみたい
僕の手が震えていて
正の字が歪んでいた
地震がちょっと怖い
千葉で撮影していたら
おもいっきり爆音がして建物が揺れた
外にいたのだけどぐらっと足元をとられた
東京に帰ってきて
部屋に戻ってきたら
また グラグラと揺れた
このごろ地震が多いのである程度覚悟しておかないと
いけないのかもしれないけど
この前観たTVドラマの
はだしのゲンで
ゲンの目の前で家族が生き埋めになってしまったシーン
今朝方、民宿で寝ていた時にも
大きく揺れて
僕は蒲団を被って隠れたのだけど
そのTVドラマのシーンを想像してしまった
一瞬にして失うこと
渋谷のライブハウスの
スピーカーの前に立っていたので
耳がちょっと遠い
光が交錯する
カメラを媒介にすれば僕はどこにでも立っていられる
という可能性
どっちをとろうかということ
なんとなくわかったことと
なんとなくすらもわからないことと
ありがたいことに
ありがたいこともたまにあるのだな
眠ろう
千葉で撮影していたら
おもいっきり爆音がして建物が揺れた
外にいたのだけどぐらっと足元をとられた
東京に帰ってきて
部屋に戻ってきたら
また グラグラと揺れた
このごろ地震が多いのである程度覚悟しておかないと
いけないのかもしれないけど
この前観たTVドラマの
はだしのゲンで
ゲンの目の前で家族が生き埋めになってしまったシーン
今朝方、民宿で寝ていた時にも
大きく揺れて
僕は蒲団を被って隠れたのだけど
そのTVドラマのシーンを想像してしまった
一瞬にして失うこと
渋谷のライブハウスの
スピーカーの前に立っていたので
耳がちょっと遠い
光が交錯する
カメラを媒介にすれば僕はどこにでも立っていられる
という可能性
どっちをとろうかということ
なんとなくわかったことと
なんとなくすらもわからないことと
ありがたいことに
ありがたいこともたまにあるのだな
眠ろう
終戦の日
いつもその日は晴れていて
とても暑い
僕は自分の血管の中を流れていく
血流の鼓動を耳を澄まして聴く
己とは何か?
などと人前で言ったら恥ずかしいような
問いを
いつも考えてしまう
特に夏になるとよく思う
それも特に終戦の日などに
とても暑い夏だ
今の俺はいったい何だ
己がないような感じもする
比較はあまり意味がない気もするけど
最近、昔した旅のことを少しだけ思い出して
昔した戦争のことと重ねている
今、世代の幸せのスタンダードは
家庭を持って家を持って子供を持って変わらない仕事を持って
とにかく持って
みたい
まったく正当でまったく素敵
羨ましくて
いったいどうしたらいいのだろうか
TVの特別プログラムの中で
生き残った兵隊さんが遠くを見ている
南国育ちの若手の歌手が歌を歌っている
僕はそれを見ている
プールでひたすらに泳いでも
サッカーボールをひたすらに蹴っても
バイクで土手をぶっ飛ばして走っても
苦手なお酒を死ぬほど呷っても
なにも持ってないのよねーって
言われているような気がして
それでやっぱり
いったい俺はなんなのかなーって
また考えてみる
持っているということ
存在ということ
持っていないということ
存在ということ
いったいいつも
なにを怖れているのだろうか
いまどの辺にいるの?
いつもその日は晴れていて
とても暑い
僕は自分の血管の中を流れていく
血流の鼓動を耳を澄まして聴く
己とは何か?
などと人前で言ったら恥ずかしいような
問いを
いつも考えてしまう
特に夏になるとよく思う
それも特に終戦の日などに
とても暑い夏だ
今の俺はいったい何だ
己がないような感じもする
比較はあまり意味がない気もするけど
最近、昔した旅のことを少しだけ思い出して
昔した戦争のことと重ねている
今、世代の幸せのスタンダードは
家庭を持って家を持って子供を持って変わらない仕事を持って
とにかく持って
みたい
まったく正当でまったく素敵
羨ましくて
いったいどうしたらいいのだろうか
TVの特別プログラムの中で
生き残った兵隊さんが遠くを見ている
南国育ちの若手の歌手が歌を歌っている
僕はそれを見ている
プールでひたすらに泳いでも
サッカーボールをひたすらに蹴っても
バイクで土手をぶっ飛ばして走っても
苦手なお酒を死ぬほど呷っても
なにも持ってないのよねーって
言われているような気がして
それでやっぱり
いったい俺はなんなのかなーって
また考えてみる
持っているということ
存在ということ
持っていないということ
存在ということ
いったいいつも
なにを怖れているのだろうか
いまどの辺にいるの?
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