「業際」を超え・「域際」を超え・「世代の際」を超えて!

理論を貫いて実践に生き! 実践を通して理論を究め! 前へ前へと進もう!

小売店のSPA化について

2007年05月09日 | アパレル放談
アパレルのSPA化について書いていますが、小売店がSPAに転換して成功している事例があります。
アパレルと小売りとの曖昧な取引慣行が崩壊しつつある中で、アパレルのSPA化や小売りのSPA化は新しい仕組みと云う意味では評価されます。

小売店のSPA化について思いついたことを書いてみます。

中小の専門店がSPAで成功した例としてユニクロは別格として、「セシルマクビーのデリカや名古屋の山田屋、大阪の玉屋(MISCH MASCH)、東京のデリカ(セシルマクビー)、倉敷のサキヤ」等、いわゆるリージョナル専門店がSPA化して成功しました。

いずれも創業は古く、専門店の老舗と云われていました。
現在の状況と似通っていますが、駅ビルやファッションビルが競って林立した時代に多店舗化したチェーン専門店の多くが低迷や消滅した中で、SPAへの転換に成功しました。
私の若い時に得意先として商売をした想い出があります。
私が未だ新米の頃で経験も浅かったせいか、何れの得意先も商売は厳しかった記憶があります。
厳しいと言うよりは強引とも言える様な取引でした。
その後、「既存のアパレルの委託取引の商品とOEMメーカーとの巧みな取引に」よるオリジナル商品を組み合わせてSPA化に転換を果たしました。

私の時代からは経営者も代替わりしており的外れかも知れませんが、改革というのは大胆で冷酷とも感じられるような姿勢が必要なのかも知れません。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿