ファーストリテーリングとダイエーの新ブランドや
ランズエンドのことをブログしていたら、
2月1日の朝日新聞にイトーヨーカ堂のPBの記事が出ていた。
関連する話題なので、消費者としての意見と業界人としてのコメントを書きます。
「大手百貨店・伊勢丹出身の藤巻幸夫氏が進めてきた改革の第1弾」と写真つきの記事が掲載されていた。
氏を伊勢丹出身と称するのが適切か、キタムラ、福助、「藤巻兄弟の大人塾」の共同作家としての文化人なのか?
取り合えずアグレッシブだ。
私が藤巻氏にお会いしたのは18年位前に、氏がバーニーズジャパンに出向され、新宿店の開店準備の時期だった。
数度商談をした程度の関係で、氏を余り深く存じないが、お会いした時は、解放区がブレークする前の時で、謙虚で、礼儀正しく好感を持った。
私が丁度アメリカから帰った頃で、ニューヨークのバーニーズのこと、
アメリカMDのこと、提携先=バーニーズスタッフとの仕事の進め方など商売の話しはそこそこに、話しが弾んだのを、懐かしく思い出される。
その後、伊勢丹新宿店に移動後、解放区で話題になり、「敏腕」・カリスマバイヤーと話題になり、キタムラを経て、福助でお兄さんの藤巻健史氏のもとで、カリスマから神様になり、敏腕バイヤーから「豪腕」社長となられた。
マスコミの寵児となられた。
今度はイトーヨーカ堂での鈴木社長のカリスマ社長の下で改革者として、プロデューサーとして、「辣腕」を発揮されるのか興味を持っていたら、先日の朝日新聞の、新ブランド紹介が目を引いた。
ご成功をお祈りします。
新ブランドはファミリー向けの「PBI」と
50歳代向けの「EPOM]の2部ランド展開と記されていた。
価格ラインは維持し、デザイン、流行色を素早く取り入れると、新聞に書かれていた。
朝日新聞朝刊に、藤巻氏自らが、商品を手にし商品説明をしている、カラー写真つきの報道だった。
その写真の記事しか情報をもっていないので詳しくわからないが、
この報道を元に勝手な想像だが、昔から氏が着ておられるスタイルは、プレッピー(この言葉今でも使うのかな?)だったように記憶している。
「好きこそ物の上手なり」の諺があるように、ただ入れ込みすぎるのも良し悪しだが、自分の好みのラインは気持ちも入るし、良いのかも知れない。
ユニクロ・ダイエーとヨーカ堂の新ブランドと平場の改革が始まった。
どちらも平場の改革でカジュアル(単品)・ノーエイジ・最適品質・最適感度・最適価格
最適空間・最適ビジュアル・最適サービスを意識したものになると思う。
それに最適プロモーションが加われば完璧だ。
何れもスペースと資金、生産、システム等のオペレーション力が無いといけない。
何れもGMSに潜在的に備わっている筈のものだ。
柳井社長と藤巻氏がそのポテンシャルを引き出すことは可能だ。
消費者として歓迎するし、考えようによっては、平場の納入業者側にとっても、平場の劣悪な条件での取引から開放される意味で良い事かも知れない。
2社のGMSが平場の改革に一つの方向性を見出した。
手法は違うが方向性は類似している。
どちらも、今までGMSに足が向いていなかったお客を引っ張ることが出来るだろう。
残るイオンがどのように着手するのか興味が深まった。
かって各GMSが「無印良品」のコピーブランドのような売場が
乱立したことがあるが、その二の舞にならないように、イオンの主張あるブランド開発を期待する。
追:老婆心(オセッカイ)と言われそうだが、
朝日の記事で、気になることに気が付いたので書き加えます。
1)対象顧客を50歳代としているが、カジュアル(単品)商品に
対象年代を限定する必要があるのか疑問だ。
本来ノーエイジ(ノンセックス)に近いと思うのだが?
2)新聞の写真に写っている藤巻氏の眼光は相変わらず鋭かった。
新ブランドに掛ける意気込みが伺えるが、
それに引き換え、聞いているスタッフの目が沈んでいた。
写真なのでそう感じたのかも知れぬが
(私の思い過ごしかもしれないが)、
私が会った頃の藤巻氏の目は、爽やかに輝いていた。
スタッフのさめた目が少し気になる。
ランズエンドのことをブログしていたら、
2月1日の朝日新聞にイトーヨーカ堂のPBの記事が出ていた。
関連する話題なので、消費者としての意見と業界人としてのコメントを書きます。
「大手百貨店・伊勢丹出身の藤巻幸夫氏が進めてきた改革の第1弾」と写真つきの記事が掲載されていた。
氏を伊勢丹出身と称するのが適切か、キタムラ、福助、「藤巻兄弟の大人塾」の共同作家としての文化人なのか?
取り合えずアグレッシブだ。
私が藤巻氏にお会いしたのは18年位前に、氏がバーニーズジャパンに出向され、新宿店の開店準備の時期だった。
数度商談をした程度の関係で、氏を余り深く存じないが、お会いした時は、解放区がブレークする前の時で、謙虚で、礼儀正しく好感を持った。
私が丁度アメリカから帰った頃で、ニューヨークのバーニーズのこと、
アメリカMDのこと、提携先=バーニーズスタッフとの仕事の進め方など商売の話しはそこそこに、話しが弾んだのを、懐かしく思い出される。
その後、伊勢丹新宿店に移動後、解放区で話題になり、「敏腕」・カリスマバイヤーと話題になり、キタムラを経て、福助でお兄さんの藤巻健史氏のもとで、カリスマから神様になり、敏腕バイヤーから「豪腕」社長となられた。
マスコミの寵児となられた。
今度はイトーヨーカ堂での鈴木社長のカリスマ社長の下で改革者として、プロデューサーとして、「辣腕」を発揮されるのか興味を持っていたら、先日の朝日新聞の、新ブランド紹介が目を引いた。
ご成功をお祈りします。
新ブランドはファミリー向けの「PBI」と
50歳代向けの「EPOM]の2部ランド展開と記されていた。
価格ラインは維持し、デザイン、流行色を素早く取り入れると、新聞に書かれていた。
朝日新聞朝刊に、藤巻氏自らが、商品を手にし商品説明をしている、カラー写真つきの報道だった。
その写真の記事しか情報をもっていないので詳しくわからないが、
この報道を元に勝手な想像だが、昔から氏が着ておられるスタイルは、プレッピー(この言葉今でも使うのかな?)だったように記憶している。
「好きこそ物の上手なり」の諺があるように、ただ入れ込みすぎるのも良し悪しだが、自分の好みのラインは気持ちも入るし、良いのかも知れない。
ユニクロ・ダイエーとヨーカ堂の新ブランドと平場の改革が始まった。
どちらも平場の改革でカジュアル(単品)・ノーエイジ・最適品質・最適感度・最適価格
最適空間・最適ビジュアル・最適サービスを意識したものになると思う。
それに最適プロモーションが加われば完璧だ。
何れもスペースと資金、生産、システム等のオペレーション力が無いといけない。
何れもGMSに潜在的に備わっている筈のものだ。
柳井社長と藤巻氏がそのポテンシャルを引き出すことは可能だ。
消費者として歓迎するし、考えようによっては、平場の納入業者側にとっても、平場の劣悪な条件での取引から開放される意味で良い事かも知れない。
2社のGMSが平場の改革に一つの方向性を見出した。
手法は違うが方向性は類似している。
どちらも、今までGMSに足が向いていなかったお客を引っ張ることが出来るだろう。
残るイオンがどのように着手するのか興味が深まった。
かって各GMSが「無印良品」のコピーブランドのような売場が
乱立したことがあるが、その二の舞にならないように、イオンの主張あるブランド開発を期待する。
追:老婆心(オセッカイ)と言われそうだが、
朝日の記事で、気になることに気が付いたので書き加えます。
1)対象顧客を50歳代としているが、カジュアル(単品)商品に
対象年代を限定する必要があるのか疑問だ。
本来ノーエイジ(ノンセックス)に近いと思うのだが?
2)新聞の写真に写っている藤巻氏の眼光は相変わらず鋭かった。
新ブランドに掛ける意気込みが伺えるが、
それに引き換え、聞いているスタッフの目が沈んでいた。
写真なのでそう感じたのかも知れぬが
(私の思い過ごしかもしれないが)、
私が会った頃の藤巻氏の目は、爽やかに輝いていた。
スタッフのさめた目が少し気になる。
お世話になっております。
早速ですが、拙ブログでご紹介させて頂きました。
よかったらご笑覧ください(^^)