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大学の同期のM君との久し振りの懇談

2006年07月23日 | 今様隠居道
インドネシアの吉武氏との飲食(痛飲)会に続いて、大学時代の同期のM君と懇談(痛飲)会がありました。

M氏は敢えてイニシャルで呼ばないといけないような業界に影響力のある男ではありませんが、一応M氏とイニシャルにしておきます。

大学時代に仲の良かった同期の8名と8月末に久し振りに京都で会うことになっています。
今から楽しみにしています。

同期の連中は、夫々定年退職しています。

定年退職後のスタイルは、まさに「熟年一人起業」の著者の池波正太郎氏が分析した定年リタイアの四つのスタイルそのままの生活をしています。

①悠々自適型
②再雇用延長型
③自立雇用型
④準備不測型
のそれぞれ典型的な定年リタイアの生活を行なっています。

同期の連中の多くは、地方公務員や地銀、生保、製造業などの大手企業に就職しましたが、時代的に、ほぼ全員オールドエコノミーに分類される産業に就職しました。

残念?ながら六本木ヒルズ族的なニューエコノミーの同期は一人も居りません。
今話題の勝ち組み、負け組みの仕訳をすれば、負け組みが殆どです。

現状の社会保険制度の最後の恩恵に浴せると信じてリタイア後の設計をしています。

日本の高度成長に少しは貢献したと、「小市民的な自己満足とあきらめ」で不本意ながら納得している世代の集まりです。

8月末の久し振りの全員の再会を待ち遠しく、その会の準備の意味もあって幹事役の同期のM君と痛飲しました。

たまには業界の話題に囚われず「取り留めのない馬鹿話」も愉しいものでした。

今回は、前に会食した「和民」から少し奮発して?「えん」で痛飲しました。

ファミレスの低迷に比して、ターゲット、コンセプトのはっきりしたカテゴリキラー的なレストランの隆盛が話題になっています。

ユニクロの新戦略やメガセレクトショップ、ヤングSPA等のニューエコノミー的な積極的なマーケティングに比して、既存のオールドマーケティングとの低迷の現状を見るような気がしました。