こないだの続き。
で、PINK FLOYD。ELPはカッコええ!というイメージでプログレということをあまり意識せずに聴いてましたけど、PINK FLOYDはこれぞまさに正統派プログレでした。じゃ、正統派プログレってどういうの?ということですが、つまりはおどろおどろしくって、聴いてて恐ろし~いホラーなもの、というところが小生にとってのプログレの定義になるんでしょうね。
ご存知「おせっかい」の1曲目「吹けよ風、呼べよ嵐」を聴いてたらやっぱりアブドラ・ザ・ブッチャーが現れて噛付かれそうな気がするし、怪物がわめいているようなボーカルというかセリフが入ってたりしてね。(でもあのベースの音は今聴くとカッコエエですね。)大作「エコーズ」なんて、夜中に1人じゃ絶対怖くて聴けない。なんかカラスに我が身をついばまれそうな妄想に陥ってしまいそうで…そういや確かこの曲初めて聴いたのがNHK-FMのクロスオーバーイレブンだったような。あの日、あまりの恐怖に血の気が引いて寝れなかったな~。大体あの「おせっかい」のジャケット写真、あれ何よ。水中に沈んでいる耳か?(そういや昨年の楽器フェスティバルで、小川文明さんがハモンドで「エコーズ」のキン!という音を再現してたのがツボにハマったものです…RICK WRIGHTさんがハモンド使ってあの音を作り出してたんですね。何とも興味深い。)
「原子心母」もなんでしょうね、「ATOM HEART MOTHER~原子心母」という単語直訳なわけのわからん邦題に、普通に見ればただの牛の写真をあしらっただけのジャケ写にも何故か追い詰められたような恐怖感を覚える。そして収録曲もなんとも不可思議でこれがロックか?というようななタイトルチューンに最後の曲「アランのサイケデリック・ブレックファスト」なんざ、ただ水が垂れている音やら目玉焼きを作っている音が何故にここまで恐ろしく聴こえてしまうのか…。(このアランってのはALAN PARSONSのことだったような記憶がありますが、そうだったでしょうか)
PINK FLOYDといえば「狂気」が言わずと知れた代表作ですが、小生的にはこの2作が最もプログレしてるアルバムだと思う。ただ、実際にはもうかれこれ20年以上PINK FLOYDを聴くこともなく過ごしているだけに、今聴いたらまた違った印象を持つのかも知れないけど。「おせっかい」くらいはCDで持っててもいいような気もするが、これ家で聴いてたら絶対子供が泣くよな~。
ところで、この「エコーズ」、そして「アランのサイケデリック・ブレックファスト」に匹敵するであろう、これぞ恐怖のプロブレナンバーと言えるのが…BEATLESの「REVOLUTION 9」じゃないでしょうかね。いわゆる「ホワイトアルバム」の2枚目の終盤に入ってる奴です。これも大概怖い。これはBEATLESというよりむしろJOHN LENNON、てかオノ・ヨーコの作品なんだろうか。これも夜中に1人で聴いたらチビってしまいそうな曲(これを曲と呼ぶにはいささか抵抗があるのだけれど)です。と言いながらも、やはり高校生の時このアルバムを買ってしまったな~。BEATLESのアルバムで初めて買ったのがこの「ホワイトアルバム」だった。もちろんこの曲だけが目的じゃないけど、この曲があったからなおさら、という面は多分にあったものです。
そんな意味で、小生怖いとかホラーだとか言いつつも、PINK FLOYDもBEATLESの「REVOLUTION 9」も実は結構好きなのかな~。怖いもの見たさ的な要素も否定できないんだけどね。
RICK WRIGHT氏逝去の報を聞き、そんな昔話を思い出ましたんで書いてみました。
で、PINK FLOYD。ELPはカッコええ!というイメージでプログレということをあまり意識せずに聴いてましたけど、PINK FLOYDはこれぞまさに正統派プログレでした。じゃ、正統派プログレってどういうの?ということですが、つまりはおどろおどろしくって、聴いてて恐ろし~いホラーなもの、というところが小生にとってのプログレの定義になるんでしょうね。
ご存知「おせっかい」の1曲目「吹けよ風、呼べよ嵐」を聴いてたらやっぱりアブドラ・ザ・ブッチャーが現れて噛付かれそうな気がするし、怪物がわめいているようなボーカルというかセリフが入ってたりしてね。(でもあのベースの音は今聴くとカッコエエですね。)大作「エコーズ」なんて、夜中に1人じゃ絶対怖くて聴けない。なんかカラスに我が身をついばまれそうな妄想に陥ってしまいそうで…そういや確かこの曲初めて聴いたのがNHK-FMのクロスオーバーイレブンだったような。あの日、あまりの恐怖に血の気が引いて寝れなかったな~。大体あの「おせっかい」のジャケット写真、あれ何よ。水中に沈んでいる耳か?(そういや昨年の楽器フェスティバルで、小川文明さんがハモンドで「エコーズ」のキン!という音を再現してたのがツボにハマったものです…RICK WRIGHTさんがハモンド使ってあの音を作り出してたんですね。何とも興味深い。)
「原子心母」もなんでしょうね、「ATOM HEART MOTHER~原子心母」という単語直訳なわけのわからん邦題に、普通に見ればただの牛の写真をあしらっただけのジャケ写にも何故か追い詰められたような恐怖感を覚える。そして収録曲もなんとも不可思議でこれがロックか?というようななタイトルチューンに最後の曲「アランのサイケデリック・ブレックファスト」なんざ、ただ水が垂れている音やら目玉焼きを作っている音が何故にここまで恐ろしく聴こえてしまうのか…。(このアランってのはALAN PARSONSのことだったような記憶がありますが、そうだったでしょうか)
PINK FLOYDといえば「狂気」が言わずと知れた代表作ですが、小生的にはこの2作が最もプログレしてるアルバムだと思う。ただ、実際にはもうかれこれ20年以上PINK FLOYDを聴くこともなく過ごしているだけに、今聴いたらまた違った印象を持つのかも知れないけど。「おせっかい」くらいはCDで持っててもいいような気もするが、これ家で聴いてたら絶対子供が泣くよな~。
ところで、この「エコーズ」、そして「アランのサイケデリック・ブレックファスト」に匹敵するであろう、これぞ恐怖のプロブレナンバーと言えるのが…BEATLESの「REVOLUTION 9」じゃないでしょうかね。いわゆる「ホワイトアルバム」の2枚目の終盤に入ってる奴です。これも大概怖い。これはBEATLESというよりむしろJOHN LENNON、てかオノ・ヨーコの作品なんだろうか。これも夜中に1人で聴いたらチビってしまいそうな曲(これを曲と呼ぶにはいささか抵抗があるのだけれど)です。と言いながらも、やはり高校生の時このアルバムを買ってしまったな~。BEATLESのアルバムで初めて買ったのがこの「ホワイトアルバム」だった。もちろんこの曲だけが目的じゃないけど、この曲があったからなおさら、という面は多分にあったものです。
そんな意味で、小生怖いとかホラーだとか言いつつも、PINK FLOYDもBEATLESの「REVOLUTION 9」も実は結構好きなのかな~。怖いもの見たさ的な要素も否定できないんだけどね。
RICK WRIGHT氏逝去の報を聞き、そんな昔話を思い出ましたんで書いてみました。
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