TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

INTELLIGENT JAZZ ミニライブ

2006-08-19 00:19:26 | J-FUSION
行ってきました。INTELLIGENT JAZZのMINI LIVE @HMV新宿SOUTH に。

たまたま昼休みに神保さんのHPを見てたらDIARYに、明日はINTELLIGENT JAZZのMINI LIVE...という17日付の日記に目がとまり、ってことは?今日じゃん!こりゃ行かなしゃあない。
小生実のところINTELLIGENT JAZZは今まで守備範囲外でした。(以前から打ち込み系はちょっと...みたいには書いてましたけどね、そんなところで若干抵抗があったんです。でも神保さんは打ち込みじゃありませんから)とはいえ、一昨日だったかにHMVに行ったときのこと、INTELLIGENT JAZZのCDに目がとまり、う~ん買おうかなどうしようかな~と迷ったあげく、結局買わずにニセスクエアを1枚だけ買って帰ったという経緯もあり、どうせ行くんだったらサイン会もあるかもしれんし、そこでCD買お~っと、と思い立ったわけで、しっかりサインももらい握手もしてもらってご満悦の小生であります。でもね、せっかくのサインだったんですが、新品のペンだったようで、インク出すぎ!CDのジャケット内側にサインもらってすぐに反射的にジャケットを閉じちゃったもんだから...も一回開けてみると...後はご想像の通り。

ところで、SAXの藤陵さんには申し訳なかったです。ジャケットには神保さんとナカヤマ氏の写真が見開きになっていたんで、真ん中にでもサインしてもらおうかと思ってそのまま渡したら、どこにサインしようか迷ったようで、ページをめくってSAXのイラストのあるページにサインしてくれました。神保&ナカヤマのユニットだけに、サイン会では藤陵さんちょっと居心地悪そうでしたね。

MINI LIVEは3曲。そもそも生演奏はドラムとサックスだけですからね、MINI LIVEとはいえ、実際のライブと変わりないクォリティです。しかも...これだけの至近距離での神保さんは20年ファンをやっていて初めてです。もちろんドラムの音はアンプを通さない生の音!しっかりバスドラのトリプルストロークなんかの足技も生で観察できました。
ドラムセット(写真)はYAMAHAのコンパクトドラムセット。「HIPGIG」ってやつですね。でもよくよく見るとバスドラにはウッドフープが嵌っているようです。これって神保さん仕様?プチドラムソロみたいなのもありましたが、さすがの神保さんもこのセットでは窮屈そうでしたね。でもこんなセットだからこそ、よ~く観察できましたし、もちろんこのセットを叩く神保さんが見られるのもまた貴重です。スティック飛ばして苦笑いしたり、音を拾うマイクが落っこってきてそれを叩きながら直す姿を見られるのもこれまた貴重。いや~ホント神のお導きかと思うくらい、このライブがあることに気がつくことができて良かったです。ちなみに神保さん、INTELLIGENT JAZZのジャケット写真もそうなんですが、眼鏡かけてました。これってINTELLIGENT JAZZにおける神保さんのトレードマークなんでしょうかね。(インテリに引っ掛けてるの?なんて勝手に思い込んでるだけですが)

家に帰って神保さんのHPのDIARYを見てみると、早っ!もう更新されてました。「ご来場ありがとうございました」ということで、今回はテックの枝川さんがいなかったので、セッティングもバラシも神保さんがやったそうです。言ってくれればお手伝いしたのにね~、なんちって。

それこそ昔は文字通り遠~い存在だったプロミュージシャンの方々との距離が、幸か不幸かホント近くなってきたように思う今日この頃です。
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上を向いて歩こう / 清水仁

2006-08-18 00:30:45 | AORとか
調子にのって、今度は清水仁ネタ。

「上を向いて歩こう」って坂本九の名曲ですよね。でも小生が初めて(どっかで耳にしていたとは思いますが)この曲を聴いたのは、この清水仁バージョン。
清水仁のソロアルバム「ONE」(1986年リリースだったかな)に収録されています。
原曲は明るくポップなリズム。でも清水仁はスローなテンポに情感を込めてしっとりと唄っていました。歌詞をよくよく読んでみれば、物悲しい曲なんですよね。よくもまあ、九ちゃんあんな脳天気に唄っていたものだと思います。

とある場面、カラオケに行って歌わなければならなくなった際、レパートリーのない小生としては、とりあえず目についたのがこの「上を向いて歩こう」。よっしゃ清水仁のキーなら歌える!(そりゃオフコースだのSING LIKE TALKINGの歌なんかキー高すぎて歌えませんわ)ということで、かけてみるとやたらハイテンポで脳天気なイントロが流れるじゃありませんか。当時原曲を知らなかった小生としては、清水仁バージョンがこれほどまでに原曲と異なるものだとは思ってませんでした。え、ぇ~こんなんなの?と思いながら歌いましたよ、清水仁っぽくこぶしをきかせながら...しかもハイテンポで。もちろんその場の誰もが坂本九でなく、清水仁風に歌ってるなんて知る由もありませんが。

この清水仁のアルバム「ONE」、聴くたびにあの頃を思い起こさせるようなノスタルジーたっぷりの名作です。小生にとって一生モノの1枚ですね。

HITOSHI SHIMIZU(vo,b)KAZUHIKO MATSUO(g,vo)YASUHIRO ABE/RYUJIN HIROTA/MEBAE MIYAHARA/GEORGE CHANDLER/JIMMY CHAMBERS/JIMMY HELMS(vo)KENGO HIRATA(keys,programming)YUKIYASU NAGAO(g)VIC EMERSON(keys)PHIL TOD(sax)

なんでもBEATLESでお馴染みのGEORGE MARTINのコーディネートにより、ABBEY ROAD STUDIOでマスタリングされたそうです。BEATLESのコピーバンドをやっていた(というか今でもやっているようですが)清水さん、本望だったんでしょうね。
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逢いたい/オフコース

2006-08-17 00:37:36 | AORとか
昨日に引き続きオフコースネタのついでということで、お次はこの曲。

シングル「夏の別れ」のB面(というかC/W)に入っていたのがこの曲です。同じく「STILL A LONG WAY TO GO」に収録されていました。
「夏の別れ」もいいですが、この曲も小生大好きであります。
ボーカルは清水仁。この人がオフコースでリードボーカルをとるようになったのは、鈴木康博が退けて4人体制になってからのこと。それまでも小田和正をはじめとしたハイトーンボイスを売りにしたオフコースにあっては、楽器同様にコーラスにおいても低音部を支えていましたが、(時々小田さんのボーカルとユニゾンで低音ボーカルが入る曲がありますが、まさにその部分。「夏の別れ」でも1フレーズではありますが聴くことができます)ここにきてようやく日の目?をみるようになったんですね。
で、オフコースにおいては異色の太いボーカルに加え、この「逢いたい」では更に男臭さも演出する歌詞。大体小田さんの歌詞に「俺」だの「おまえ」だの「それでいいんだ~!」なんて表現は似合わない。それもそのはず、歌詞はなんと吉田拓郎によるもの。曲はもちろん清水仁によるものですから、オフコースとはいえ、かなり毛色の違う作品になっています。昔のオフコースファンの人にこの曲だけ聴かせてもオフコースだとは思えないでしょうね...。でもこの哀愁をおびた清水仁のボーカル、好きなンですよ~。

ちなみにオフコース解散と前後して、清水さんはソロアルバム「ONE」を発表。シングルでは加山雄三のカバーなんかやってたりしましたね。そして松尾一彦、平田謙吾(元一風堂)とプロジェクト「ONE」を結成しましたが、アルバム1枚(当時はシングルサイズのレコード2枚組という変則アルバムでしたが)をリリースしてツアーなんかもやったりしたものの、以降表舞台からは遠ざかっているのが寂しい限りです。
現在は松尾氏と大間仁世氏との3人で「ABC」というバンドを作って東北地方を中心に活動されているようです。
あ、そういえば、松尾氏と大間氏は、10月にSTBで行われるあんべ光俊音楽旅団のライブに登場のようですね...。
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夏の別れ/オフコース

2006-08-16 01:18:41 | AORとか
もうすでに8月も半ば。
ここ数年感じるのは本当に夏って短い。梅雨の時期は季節は夏とはいうものの、やっぱり夏とはいえない、夏らしくない。で、梅雨明けして本格的な夏が来たかと思いきや、既に日は短くなり始め、気がつくとつるべ落とし。もう今頃には、あれ?7時なのにもうこんなに暗い!なんて思えば秋の気配。特に今年みたいに長梅雨に加えてこんな時期に台風までちょこちょこ来るようだと、ホントに夏といえる時期って正味1ヶ月に満たないんじゃないかな。

小生は8月生まれ。そのせいか、や~っぱり夏が好き。
でも夏休みも終わってしまったこともあってか、もはや夏の終わりの寂しさを感じている今日この頃、毎年のように思い出すのがこの曲「夏の別れ」by OFF COURSEです。
多分、オフコースの曲で好きな曲を挙げれば3本の指に入ります。「YES-NO」も名作ですが、夏の終わりを感じながら、更にセンチメンタルな気分を味わおうと思うのなら、聴くのは絶対この曲。オフコースのラストアルバム「STILL A LONG WAY TO GO」(1988年6月リリースで、同年10月にシングルカットされました)に収録されています。
コアなオフコースファンの方には4人になってからのオフコースはオフコースでない、(JIMSAKU脱退後のCASIOPEAと例えればわかりやすいでしょうか)というご意見もあろうかと思いますが、なかなかどうしていい曲はあります。

この「夏の別れ」、シンセの音色とベースラインの絡みがなんとも美しい。松尾氏のギターの音も素晴らしく曲調に深みを与えてます。そして哀愁たっぷりのメロは落涙モノ。とにかく琴線に触れるアレンジには心を揺さぶられる思いがします。
それに加えてこの秀逸な歌詞。

"君の声がかすれて「・・・元気でいてね・・・」
うなづいて歩き出せば 夏は夕ぐれ"
"ふたつの人生が 重なり合って
でもこれからは別々の夏 思い出は思い出として..."

だってさ。
これ書きながら涙出てきたわ..チクショー!
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LES CLAYPOOL 2題~OF WHALES AND WOE

2006-08-15 00:05:22 | AORとか
LES CLAYPOOLの最新作、ソロ名義でリリースされたのが「OF WHALES AND WOE」です。
PRIMUSの活動ってどこ行っちゃったんだかわかりませんが、相変わらずのCLAYPOOL節が炸裂するこのアルバム、今年の5月末にリリースされました。
LES CLAYPOOLってベースだけじゃない、マルチプレーヤーなんですね。このアルバムではベース、ボーカルのみならず、ギター、そしてドラムにパーカッションまで1人で演奏しております。
PRIMUSのLARRY LALONDEのギターといえばかなり音をハズしまくるのが味になってますが、それに比べればLESのギターってまだ普通で、その点では聴きやすいですね。他にもメンバーがいるPRIMUSではどうしても表現しきれないLES CLAYPOOL独特の世界そのものが堪能できる、といったところからも面白い作品になっています。もちろんベースはバカテク変態アレンジですけどね。

それともう一つ特徴的なのが、このアルバムではいわゆる鍵盤打楽器(マリンバとかヴィブラホンとかね、まあ木琴、鉄琴ということですわ)とサックス、そしてシタールが多用されています。しかも鍵盤打楽器については、妙におマヌケなアレンジなのが笑えます。もちろんPRIMUSではそんな楽器は使われませんから、こんな雰囲気もまた今までにないLESの世界を際立たせています。
でもなんだかんだ言ってやっぱベースはカッコイイしスゲェ。一度こんな変てこな音楽ではなくて、普通にフュージョンもしくはジャズファンクのベーシストとしてプレイしてもらいたいものです。スッゲェ面白いんじゃないかな~。

ちなみに小生のお気に入りは2曲目、「ONE BETTER」。
めちゃくちゃファンキーでやたら手数の多いチョッパーベースにマリンバとサックスの気の抜けたアレンジが頭から離れません。

OF WHALES AND WOE/LES CLAYPOOL
LES CLAYPOOL(b,vo,g,perc)MIKE DILLON(marimba,vibes,perc)SKERIK(sax)GABBY LALA(vo,sitar)CAGE CLAYPOOL/LENA CLAYPOOL(porc)
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LES CLAYPOOL 2題~CCBBB

2006-08-14 01:10:11 | AORとか
変態超絶スーパーベーシスト、LES CLAYPOOLの最近の2作品から。
ということで今回は2004年リリースのCOLONEL CLAYPOOL'S BUCKET OF BERNIE BRAINSというユニットによるアルバム「THE BIG EYEBALL IN THE SKY」。

LES CLAYPOOLはPRIMUSのリーダーでありベーシストでありボーカリストである人物ですが、何といっても彼の変態的テクニックによるベースは一聴に値します。小生ベースの奏法とかはよくわかりませんが、とにかく彼のベースの凄さは触りを聴くだけでよ~くわかります。とはいえ、PRIMUSというバンドは実際変態的な曲が多く、とっつきにくいのも事実。カッコエエ~と感嘆する曲もあれば、どうしようもなく聴く気もなくなるようなけったいな曲が同居しているもので、FUSION好きの方にはなかなかオススメできる代物ではありません。
しかし、このCOLONEL CLAYPOOL'S....(長いんで以下略)はそんな中でもPRIMUSと比較するに若干聴き易いかな~と思います。
ドラマーは元PRIMUSのBRAINですが、ギターはBUCKETHEADなるケンタッキーフライドチキンのバケットを被って、白い面で顔を隠した怪人。(GUNS 'N ROSESにも関係ある人物らしいですがようわからん)そしてファンク系キーボーディストのBERNIE WORRELLという人物。ジャケ写を見るだけでヒトクセもフタクセもありそうなメンツですから、LES CLAYPOOL色が全面にしゃしゃり出ずにベーシストとして徹している部分もあり、なかなかカッコエエプレイを聴かせてくれます。1曲目(何故かタイトルもBUCKETHEAD)の間奏部分なんて普通にカッコイイチョッパーベースに秀逸なオルガンソロ・ギターソロが展開されてます。(ボーカルはやっぱ変ですけどね)インストも3曲あって、かなりプログレ入ったロックインストながら聴き応えありです。結構このキーボーディストのセンスっていいのかも。

ジャケットのデザイン、写真の不気味さはかなり退きますけどね、ベースを愛する方にはオススメの一枚です。
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CASIOPEA BEST LIVE SELECTIONS

2006-08-13 02:44:56 | J-FUSION
CASIOPEA~BEST LIVE SELECTIONS...GROOVE & PASSIONを購入した。
CASIOPEAが活動休止となってしまった今となっては、これを聴くのも虚しいことながら、やはりDVDのみの音源もCD化されているところは魅力です。DVDをそのまま録音して聴いても録音レベルが低すぎたりして、聴きづらいことこの上ないものでこれはありがたい。このところやけにDVDライブ作品が多かったものですからね、ベスト盤嫌いの小生ながら問題なしということで。

それともう一つの理由。CASIOPEAとSQUAREの共演音源は小生全く聴いておりませんでした。考えてみれば避ける理由もないんですけど、生理的にSQUAREを遠ざけていたのかもしれません。昔からSQUAREとCASIOPEAというと巨人と阪神みたいなもので、(どっちが巨人でどっちが阪神かはともかく)2大派閥でしたからね。小生はもちろんCASIOPEA派なわけで、ジョイントライブと言われてもね~?的な感覚で全く手を出してなかったわけです。ところがその後、神保さんと則竹さんのSYNCHRONIZED DNAに、ストさんと熊さんがTRIXやったりと、だいぶその壁が低くなってきた最近において、今更ながらちょっと聴いてみたくなったというのが正直なところです。
SAXの入る「LOOKING UP」に、ナルチョとストさんの「すらすら」もどきの「FIGHT MAN」というのも違和感というより音の厚みに新鮮味があったりして、意外と面白いものですね。...全然意識してなかったんですが、この共演の時はT-SQUAREでなくて、"THE"SQUAREなんですね。何なんでしょう、このこだわりは。

最後はやっぱ「UNIVERSE」かい!と突っ込みたくなりますが、それが結局野呂さんのCASIOPEAとしての集大成だったのでしょうか。そう思うとやはり物悲しい、このアルバムであります。
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やはり音楽にはウイスキーが似合う

2006-08-11 00:45:55 | Weblog
小生今週は夏休みをいただいております。
ここ数日更新をサボっていましたが、この休みを利用して紀伊半島方面に行っていたのでありました。
台風7号の動向には悩まされましたが、結果的に急カーブであっちの方に行ってくれて(おかげで東海・関東方面はえらいことになったようですが...)海だのプールだのと堪能させていただきました。

で、その帰りに立ち寄ったのが、サントリーの「山崎蒸留所」。
そもそも小生ビール党なもので、ウイスキーは普段あまり飲むことはありません。
しかし...ライブの時は別です。1杯目はビールでも2杯目以降は必ずウイスキーをロックでちびちび飲りながら聴くことにしてます。そんなわけで、ちょっとウイスキーにも凝ってみようかな~なんて思い立ち、行ってみました。

見学そのものは30分程度。印象的だったのはこんな近代的工場でありながら、発酵槽はどでかい木樽を使っていたこと。そしてウイスキー蒸留所のシンボルでもある蒸留釜ってやつが、その製法に応じていろんな形をしているということ。大量生産の工場というとおんなじものがおんなじような工程で作られているというイメージがありましたので、これは意外でした。
更に圧巻だったのはやはり貯蔵所ですね。CMとかでよく見ることができますが、原酒が樽に詰められてほの暗い貯蔵所の中で、むせるほどの芳しい香りを発しながらひたすら長い期間眠っている様子は神々しさを感じます。2000年代のものから、1960年代のものまでが普通に、しかもとにかく大量に置かれている。ヴィンテージワインとか古酒なんかもそうかもしれませんが、ウイスキーの世界ではこれが普通なんですね。なんかすごいありがたみ?を感じます。

その貯蔵所の一画に妙に広いスペースがありました。全然知らなかったんですが、なんでも"WHISKY SOUND GALLARY"と称してライブを行っているそうな。今年は開催されていないようですが、昨年一昨年と、鈴木雅之とか佐藤竹善!とかのミュージシャンがこのスペースでライブを行っていたようです。最高ですよね、ウイスキーの香りに囲まれながら、これまたウイスキーを片手にライブが聴けるなんて...。是非とも継続して行って欲しいものです。ていうか、年に何回かのイベントだけでなく、定期的なライブハウスみたいにしてジャズとかやってくれないかな~。そうなったら絶対に行きたい。

いやほんと、見学後にサントリーの「山崎」「響」を試飲でご馳走になりながら、やっぱり音楽にはウイスキーが似合う、と実感した次第であります...いや~大人な感覚に今更ながら自己陶酔。
もちろん自身のお土産には「山崎蒸溜所シングルモルトウイスキー」は必須アイテムとなりました。



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最後にKICKS

2006-08-07 01:12:14 | J-FUSION
青木智仁氏を偲んで、青木氏の関係したフュージョンバンドをご紹介してまいりましたが、今回を最後にします。
今回は「KICKS」。SOURCEのメンバーでもあった、トランペッターの小林正弘の率いるホーンセクションをフィーチャーしたフュージョンバンド。1999年にアルバム「KICKS」を発売しています。

小生SOURCEよりも、このKICKSの方が実は好きだったりします。SOURCEはかなりJAZZ寄りフュージョンですが、KICKSはホーンセクションのメロディ・アンサンブルを大切にした、聴き易くてPOPな作品に仕上がってます。青木氏のソロアルバム、「EXPERIENCE」の1,2曲目の雰囲気と言えば判りやすいでしょうか。(ちなみにそれらの曲にはやはり小林正弘氏が参加してます)横揺れで踊りたくなるようなノリの良さですね。それもそのはず、KICKSというバンド名ではありますが、実質的には小林正弘&BIG HORNS BEE。難しいこと考えないで楽しくやろうや!てな雰囲気が伝わってくるようです。青木さんは全曲のベースを担当してますが、POPな作りゆえ、プレイ的にはモノ足りないかも。でもリラックスした雰囲気でゆったりと弾いているのもまたいい感じです。

ちなみにドラムは沼澤尚が3曲、石川雅春が5曲を担当。やっぱりTAKAさんのドラムはPOPな軽い雰囲気にはぴったりですね。跳ねるようなドラミングにファンキーなホーンセクションは絶品です。対して石川さんはちょっとPOPなナンバーには重いかな...というのも話は逸れますが、今日飯食いながらDIMENSIONの「BEST LIVE SELECTION」を視ていたんです。それで感じたのが、石川さんのドラミングって、スネアの一発一発それぞれの音がはっきりしているんですが、それだけにちょっと重いんですよね。で、対極にあるのが神保さんのドラミング。カシャカシャコショコショと細かいテクが逆にDIMENSIONには軽すぎるように感じます。このDVD視てる範囲では、どうも熊さんのドラミングが実はベストマッチじゃないか、なんて密かに今日思った次第です。(もちろんベースは青木さんがベストメンバーだったのは言うまでもありません)

話を戻してこのKICKS、なかなか良いアルバムでオススメなんですが、残念ながら既に廃盤になっている模様。ホントCDの足は短くて、気がつくとなくなっちゃってますね...。

KICKS
YOSHIYUKI ASANO(g)TOMOHITO AOKI(b)YASUHARU OGURA(keys)TAKASHI NUMAZAWA/MASAHARU ISHIKAWA(ds)HAJIME YAMAMOTO/TAKAHIRO KANEKO/KAZUKI KATSUTA/KOJI ORITA(sax)MASAHIRO KOBAYASHI/FUTOSHI KOBAYASHI/TATSUYA SHIMOGAMI(tp)WAKABA KAWAI(tb)
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SOURCE

2006-08-06 00:42:12 | J-FUSION
青木智仁さんが、90年代前半から並行して演っていたのが、このバンド「SOURCE」でした。リーダーはDIMENSIONでも名コンビ、石川雅春さんです。他のメンバーはギターが梶原順、SAXが小池修、トランペットが小林政弘(後に佐々木史郎)。そしてDIMENSIONの小野塚晃さんがレギュラーサポートという形で参加しています。

CDとしては1997年に1枚目「SOURCE」が満を持してリリースされます。そして3年後の2000年に「SOURCE Ⅱ」。この時点で、トランペットが佐々木史郎に交代してました。
いかにもといった感じの正統派フュージョン(ていうか洋モノフュージョンっぽいというのが正しいかも)から、インタープレイの応酬、更にはからハードロックじゃねえかこれ、みたいな曲までバリエーション豊かなアルバムになってます。...それだけにSOURCEとしての個性みたいなのがあまり感じられないところがもう一つ、という面も否定できないんですけどね。小生としては1枚目はファンキー路線(N.Y.レコーディングだったからでしょうか)、2枚めはハードさの追求といった印象を持ってます。


SOURCE
MASAHARU ISHIKAWA(ds)TOMOHITO AOKI(b)JUN KAJIWARA(g)OSAMU KOIKE(sax)MASAHIRO KOBAYASHI(tp)
AKIRA ONOZUKA(keys)...クレジットには一切名前が見当たりません。全曲で弾いているようなんですけどね。(2枚目にはクレジットされてますけど)理由はわかりませんがこんなこともあるんですね。
STEVE THORNTON(perc)HIRAM BULLOCK(g)JERRY JEMMOTT(rap)

SOURCEⅡ
MASAHARU ISHIKAWA(ds)TOMOHITO AOKI(b)JUN KAJIWARA(g)OSAMU KOIKE(sax)SHIRO SASAKI(tp)AKIRA ONOZUKA(keys)
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