人って、普段の穏やかな日々では、その心にはいろんな鎧を身につけて、本当の姿が外に見えないようにしているものです。
でも、この心の鎧が全部脱がされてしまうときがあります。
それが、極度のストレスがかかったときなどの、極限状態のときです。
そのとき、その人の心の本質が露骨に姿を現してきます。
もし、心の底で自分を信じていないなら、そのとおり実力を発揮できなくなるし、心の底に人間への憎しみがあるのであれば、それが人に対する攻撃的な行動に表れてしまうものです。
そういう文脈からすると、人間、時には極限状態に近い状態で自分の本質というものを見極める機会を作るのも必要かもしれない、とか思います。