当たり前に弱者を肯定する タイヤ専門店イマージン！

土曜日曜は大勢のお客様にご来店いただき
見積もりに作業にと忙しくさせていただきありがとうございました。

夏場の非繁忙期にはダレまくりだったのが　
寒さと共にピシッとして
気合・気力ともに充実しまくりです。
お蔭で疲れは爆睡で解消する毎日です。

楽しんで働くことで疲労もストレスも最小に抑えて
まさに趣味がタイヤ屋と言っても言い過ぎではありません。

お客様に「私たち」を信用していただけるからこそ
タイヤも売れて　タイヤが売れるからこそ　
取り付けで体を使って働けて
一日中スポーツジムで汗を流すようなものです。

お金を払ってジム通いするのでなく　
お金を頂戴しながら体を動かせるのですから
一石二鳥です。

まさにタイヤ屋健康法です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

スモールタイヤ商売が好きだからこそ
タイヤが好きだからこそ
体を動かすのが好きだからこそ
お客様と会話して信用していただくのが楽しいからこそ
弱者を自覚しているので　安値競争や宣伝チラシに無理を掛けず
自分たちのペースとやり方で　楽しんで働くその視点を
「一視同仁」という言葉に学んで　それを実践しようと努力する。



義務感で働くのでなく　楽しんで働くことがポイントであり、
それは私だけでなく　
タイヤ屋ベテランスタッフには　
販売における制約ノルマは一切掛けず
販売裁量も任せる手法を　スモールタイヤ商売と呼んでいます。

かつてこの手法を若手に求めたこともありましたが無理でした、
自己勝手な解釈に陥ってしまい　
狭い自分の範囲でお山の大将と化してしまいました。
これを見てスモールタイヤ商売で若手の採用は一切なくし
車美容業へ会社の舵を切ったのは正解だったかもしれません。

デジタル時代に若者に　アナログ商売をさせるのは無理だったようです。


しかし昭和生まれのオヤジ連には　このやり方がベストマッチしていると自負しています。
自分で売って自分で取り付けするから　
お客様との信頼関係が生まれやすく、
経験による分別があるから　親しき中にも礼儀ありと一定の距離感を保てます。
　
若手にはこの部分が難しかったようです、
仲の良いお客様とその他のお客様で　あからさまに対応が違うのです。
これではお客様が広がらず　特定のお客様とだけつるむような感じになってしまいました。
同じやり方を若者にさせた私が悪いのです。

スモールタイヤ商売はベテランだからこそ成り立ち
そのベテランが育ったのは　世の中に車好きが居いっぱいいる時代を経験したからなのです。
今の若者の周囲に残念ながら車好きの存在は少なくて　
お客様としてタイヤ屋へ来店される客層は年上の方ばかりでは
若者に裁量を与えるのは無理だったようです。

商売は難しいものです、
自分のやり方は自分独自のもので　若者に教えることはできず、
若者がいない店は　いずれ衰退します。
スモールタイヤ商売は絶滅危惧種なのです。


大手さんや量販店はそれがよく判っていて
マニュアル化や規則で縛り上げたビジネスに徹して
商売の継続性を仕組みに求めて人に求めていません。

私たちの独立型個人商店方式は　
個人の裁量を最大に活用し
マニュアルや仕組みをもちません。

弱者が弱者であるゆえんです。

時は遡り　
キーパープロショップ岐阜店建設に向かう決断の裏には
スモールタイヤ商売の一代限りという思いを肯定したことにあり
マニュアルや仕組み化は車美容業に求めました。
会社の存続はこちらの道を進みだしたのです

２０１１年３月３日　地鎮祭当日


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