のんきいきいき So(走) Happy! -櫻庭健一の日記-

いつも笑顔と感謝を忘れずに
甘っちょろいと言われても希望を捨てず生きる
過去の少しの試練はそれで乗り越えたのだから

その条件で行ける正月旅行。是非教えて頂きたい。

2014年12月27日 17時57分10秒 | Weblog
父が正月旅行に行きたいと言う。
え?今からですか。
お父さん、今から正月の宿を押さえろと?

それだけならまだいい。
可能なら叶えてあげたいとも思う。
出した条件がね。
「近場の温泉で広めの和室で美味しい食事が付いていれば後は贅沢は言わない」
とおっしゃる。
あのお。
正月にその条件ってめちゃくちゃ贅沢だと思うのですけれど。

とどめが凄かった。
父:「そんないいとこじゃなくていいよ。八千円くらいの宿でいいから」
私:「今から正月にその条件でひとり一泊八千円は無理だと思うよ」
父:「ひとり八千円?!とんでもない!ふたりでだよ!」

お父さーん。
今から押さえられる正月の近場温泉宿で広めの和室で美味しい食事付きでふたり一泊八千円って。
それ、いつの相場ですか。
そこら辺の感覚も失われてしまったのかな。

現実的な問題として、父を温泉旅行に連れて行くのはためらいがある。
我々だけの問題ではない。
シャレにならない迷惑をかける。
なによりシモの問題がある。
泊まるだけならまだいいが。
温泉はねえ。
お風呂の中で脱糞。
平気でするからねえ。
そういう人を温泉には連れて行けないよねえ。

マナーもちょっと。
認知症が始まってから行った温泉旅行のとき。
バイキングのメニューをその場で取り分け用のスプーンで食べるとか。
食事処で女性店員さんに女性器名称を口走るとか。
その他諸々問題行動を起こしました。
うーん、やっぱり連れて行くのはためらいがあるよねえ。

父の願いはできるだけ叶えてあげたい。
幸せな気持ちで過ごしてもらいたい。
けれど。
温泉旅行に関して言うならば。
やっぱり無理です。
ごめんね、お父さん。