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大陸と日本本土の交流・交易の拠点として重要な役割を果たしていた壱岐・対馬
以前ご紹介したとおり、国と国、民と民が絆で結ばれた珍しい地域ということで、
そのストーリーが文化庁の日本遺産に認定されました
前回に引き続き、今回もそのストーリーを語る上で欠かせない、壱岐に残る史跡・文化財を紹介いたします
原の辻遺跡出土品(国指定重要文化財)
原の辻遺跡で出土した弥生時代の品々
コチラ↑は壱岐のゆるキャラ人面石くんのモデルとなった人面石やっぱりインパクトがありますネ
出土品には中国大陸・朝鮮半島で製作された土器なども多く、東アジアとの交流の歴史を物語っています
笹塚古墳出土品(国指定重要文化財)
島内で3番目に大きい円墳である笹塚古墳の出土品
多くの馬具類や新羅土器が発見されていて、朝鮮半島とのつながりを知ることができます
ちなみにこれらが出土した笹塚古墳は、
映画のような雰囲気を感じずにはいられないノスタルジックなスポットです
双六古墳出土品(国指定重要文化財)
長崎県最大の前方後円墳である双六古墳で見つかった出土品
中国で作られたニ彩陶器をはじめ、国内ではとても珍しく貴重な品が発見されています
そしてこちらの双六古墳は自然の中に堂々と存在していて、歴史ロマンの風が吹く、気持ちが良いスポットなんです
生池城跡(なまいけじょうあと)(市指定史跡)
16世紀中ごろに松浦党の源壹(みなもとのいち)が築いたといわれる山城
朝鮮王朝から正式な交易が認められていたことが記録に残っていて、源壹は国際的に信頼も厚かった人物とされています
勝本城跡(国指定史跡)
豊臣秀吉が朝鮮出兵〔文禄・慶長の役〕の際に建てた城で、朝鮮半島に渡る兵士の食糧や武器などの補給などをする軍事基地の役割を果たしていました
岳の辻(たけのつじ)
高さ約213mの壱岐の島最高峰
頂上には烽火台や遠見番所が設置され、文献史料からも国を守るために重要な役割を果たしてきたことが見えてきます
ということで壱岐に存在する国境の島の物語を伝える日本遺産をご紹介しました
融和と衝突、時代によって変わる隣国との関係を伝える要素が、この壱岐の島にはあるんです
一支国博物館ではこのような歴史ロマン香る文化財をご覧いただけます
「史跡を現地で見ながらもっと詳しく知りたい」という皆さん
紹介した史跡はガイドさんと一緒に見ることができます
詳しくはコチラ↓
歴史好きの方はモチロン
「歴史は苦手であまり勉強してなかった」
「子どもには歴史に興味を持ってほしい」
と、(私のように)歴史があまり得意ではない方もご安心ください
ガイドさんは小学生や中学生にも興味がわくようなお話をされる方々
わかりやすく説明してくださいますよ
秋は壱岐の島で日本遺産を体感して、歴史ロマンに浸ってみませんか?
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