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もう7月ですねぇ
もうすぐ夏休み・・・ですが、その前に博多の街が賑わう一大イベントがありますよね
そう
博多祇園山笠です
先日、「博多祇園山笠大全」という本をいただいたので、山笠について勉強してみました
起源は770年ほど前の鎌倉時代までさかのぼるといわれ、重要無形民俗文化財に選ばれています。
中世以来、貿易の拠点として栄えた商人町博多の地で生まれ、今も当時と近い形をまもってきた祭りです。
何度か廃止の危機もあったそうですが、それを乗り越え、現在の山笠があります。
昔の山笠を描いた屏風を眺めながらページをすすめていくと、
たくさんの法被
町ごとにその柄は違うそうで、明治~昭和初期には53種類もの法被があったそうです。
自分の町の法被を着て山を舁くのは大変誇らしい気分でしょうね
そういえば、厳密に言えば山笠っていつからいつまでなんでしょう?
公式サイト(http://www.hakatayamakasa.com/index.php)を見てみると、7月1日から15日までが祭りの期間だということです。
どのような行事が行われているのかというと、初日には、舁き山の流区域を清める行事「注連下ろし」や、箱崎浜の汐井(真砂)を持ち帰る
(7月2日西日本新聞)
「当番町お汐井とり」などが行われ、山を舁く準備がされていきます。
この行事も含めて山笠なんですねぇ
山笠情報が載ってないかな~と思って西日本新聞の特集版を見ていると、
「走る飾り山笠50周年」というタイトル。上川端通の山笠が登場してから50年を迎えるそうです
それにしても飾り山っていうと、あの背の高い山笠のことですよね?あの飾り山が走るって、どういうことなんでしょう
記事を読んでみると
「八番山笠・上川端通は、舁き山笠と飾り山笠の両面を持つ」と書いてありました。
なるほどそれで「走る飾り山」なんですね
また、山笠の番号は毎年繰り上がるのが慣例だそうで、7本ある舁き山笠は一番から七番の間で、9本の飾り山笠は八番から十六番で移動します。ですが、上川端通は飾り山笠のトップの八番山笠を割り当てられています。
これは先ほども書きましたが、舁き山でも、飾り山でもあるためにこの順番が決められているそうです。
どんな飾り山が走るのか気になったので、上川端通まで行ってみました~
おありました、ありました
迫力がありますね~
表のタイトルは「船弁慶」
源頼朝にうとまれ西国へ落ちのびた義経に、波間より現れた平知盛の怨霊が大刀を振り回し襲い掛かります。それに対し、弁慶が数珠を操って法力で怨霊を遠ざける場面です。
裏がわは「花咲爺」
左のほうにぱっと咲いた桜の花が鮮やかでキレイです
それにしても、商店街のアーケードの屋根に届きそうなほど高いこの山が博多の街を駆け巡るなんて、ものすごい迫力なんでしょうね
早くこの山を舁くところを見たくなってきました
公式サイトのスケジュールを見てみると、10日の流舁きから山が走る姿を見ることができるそうです。そしてクライマックス、15日の追い山
ぜひ見学に行って、博多の街の熱気を感じてみてください
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